今の仕事が辛いし、合わないし、職場の人間関係も悪いから辞めたいんだよね…
でも、どんな仕事に転職すればいいかわからない…
そもそも、未経験で転職できるの?
未経験から転職できて、自分に合ってる仕事に転職したいな。
できれば、自分に向いてる仕事に転職して、仕事も人生も楽しめるようになりたい。
こういった疑問や悩みに応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 未経験でも転職できるとわかる
- 業界・職種を選ぶときのポイントがわかる
- 転職でおすすめの業界と職種がわかる
- あなたに向いてる業界・職種がわかる
- 転職でおすすめしない業界・職種がわかる
- 未経験の業界・職種への転職に失敗しないコツがわかる
- 今の会社を辞める方法がわかる
この記事では、「転職におすすめの業界や職種」がわかります。
なぜなら僕は、さまざまな業界・職種で働く4000人以上の人に、リアルな話を聞いてきたから。
僕、佐藤誠一の経歴は下記のとおり。
年齢 | 職種 | 業界 |
21~22歳 | 郵便局員 | 公務員 |
22~26歳 | 販売のアルバイト | 家電量販店 |
26~33歳 | 保険営業 | 保険業界 |
33~36歳 | Webマーケティング営業 | Web業界 |
36歳~現在 | Webライター | Web業界 |
で、下記の2つの「特殊な経験」があります。
あらゆる職業の話を聞いてきたので、業界・職種のリアルを知っている。
3000人以上の職業相談にのってきた。
以上の経験から、合計4000人以上の「業界・職種のリアル」を聞いてきました。
その結果、
佐藤誠一
佐藤誠一
というリアルが見えてきたので、それを記事化しました。
他のサイトでは「おすすめ」となっていますが、僕はそうは思いません。
この記事を読むことで、「あなたに向いてる業界・職種」もわかります。
今回の転職に失敗したくない人は、最後まで読んでみてください。
※「前置きはいいから、おすすめの業界・職種を知りたい!」という人は、「転職でおすすめの3業界」「転職でおすすめの8職種」をクリックすると該当箇所にとべますよ。
目次
【まず】20代~30代なら未経験の業界や職種に転職可能【5つの理由】
結論、20~30代なら、未経験の業界・職種に転職できます。
理由は下記の5つ。
- 人不足の時代だから
- 若い人は伸びしろがあるから
- 未経験でもできる業務があるから
- 未経験者はクセがついていないから
- 他業界・他職種の経験者を採用して新しい風を入れたいから
1つずつ解説しますね。
【理由①】人不足の時代だから
理由の1つめは、日本は人不足だから。
厚生労働省が発表する「有効求人倍率」は、コロナ不況下でも1倍を超えていました。
※有効求人倍率1倍以上=求職者1人に対して1件以上の求人がある状態。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年7月分)について」
佐藤誠一
【理由②】若い人は伸びしろがあるから
20~30代は「若手」なので、伸びしろを期待されて未経験でも採用されやすいです。
40代のおじさん・おばさんを採用するより、20~30代は人生の残り時間が多いので、長く活躍してくれるイメージ。
未経験転職では、20代と比較されたら不利だから。
【理由③】未経験でもできる業務があるから
職種によっては「未経験もできる業務」があるため、採用されやすいです。
まずは未経験でもできる業務から始めて、徐々にスキルアップしていくイメージですね。
【理由④】未経験者はクセがついていないから
業界や職種の先入観がなく、「変なクセがついてない未経験者」を採用したい企業も多いです。
「真っ白な未経験者を採用したい」と考える企業は多いので、転職しやすい感じです。
【理由⑤】他業界・他職種の経験者を採用して新しい風を入れたいから
あえて他業界・他職種の人材を入れることで、今まで見えなかったビジネスチャンスに気づくことがあるんです。
そのため、あえて未経験者を採用する企業アリ。
【体験談】保険営業→Webマーケティング営業の転職で新しいビジネスができた
冒頭でもお伝えしましたが、僕は保険営業→Webマーケティング営業に転職しました。
で、転職後に「保険営業マン向けのWeb集客サービス」を作ったら、それなりに売れた経験があります。
転職先(Webマーケティング会社)の人たちは、「保険営業マン向けのWeb集客サービス」なんて気づきもしなかったそうです。
佐藤誠一
転職する業界・職種を選ぶときのポイント5選【選定条件】
どういう条件で業界や職種を選べばいいの?
「未経験者を採用している」という前提に加えて、下記の5つの条件に1つでも多く当てはまる業界・職種がおすすめです。
- 成長産業であること
- 安定していること
- 離職率が低い
- 手に職がつく
- ホワイト企業が多い
こちらも1つずつ解説しますね。
※これら5つを加味した「おすすめの業界・職種」を知りたい人は、「転職でおすすめの3業界」「転職でおすすめの8職種」をクリックすると該当箇所にとべますよ。
【ポイント①】成長産業であること
どうせ転職するなら、成長産業を選びましょう。
時代の追い風にのって、収入も上がっていくから。
業界が衰退したときに40代以上だと、もう転職できないかもしれません。
【ポイント②】安定していること
安定産業であることも重要です。
収入が安定するから。
【ポイント③】離職率が低い
離職率が低い業界や職種を選びましょう。
当たり前ですが、「離職率が高い=きつい仕事」なので。
※後述する「おすすめの3業界」「おすすめの8職種」は離職率が低いので安心してください。
【ポイント④】手に職がつく
これは「職種」の話ですが、手に職がつく仕事を選びましょう。
すでに終身雇用は崩壊してるから。
どんなに安定してる業界でも、手に職がつかないと危険です。
大企業もリストラをする時代ですからね。
- ANA:2025年までに9000人削減
- JTB:6500人削減と年収3割カット
- 三菱UFJ FG:8000人削減
参考:しごとカフェ「【2021年最新版】大企業のリストラ一覧(早期退職・希望退職)」
佐藤誠一
どうせ転職するなら、未来も見すえて「手に職がつく仕事」に転職しましょう。
※手に職がつくおすすめの仕事は、「転職でおすすめの8職種」で解説してます。
【ポイント⑤】ホワイト企業が多い
ホワイト企業が多い業界を選びましょう。
どんなに成長してる業界でも、ブラック企業ばかりだと続かないから。
また、ブラック企業で心身を壊したら、再就職も難しくなってしまう…
くれぐれも、ブラックばかりの業界は避けましょう。
それでは、解説してきた5つの条件を満たす「おすすめの業界・職種」を紹介していきます。
転職でおすすめの3業界【20代~30代は未経験OK】
まずは業界から紹介します。
結論、おすすめの業界は下記の3つです。
- IT業界
- Web業界
- インフラ業界
おすすめの理由を解説していきます。
①IT業界【成長×安定×手に職がつく】
IT業界がおすすめの理由は、成長してて安定してるから。
なんとなくわかると思いますが、IT業界はどんどん成長してます。
出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」
下記のような技術もITのジャンルなので、将来性はバツグンです。
- AI
- アプリ
- ロボット
- VR・AR
- ブロックチェーン
IT業界の将来性は、【業界人が語る】IT業界の今後の展望【結論:未経験でも転職できる】にまとめたので参考にどうぞ。
未経験でも転職できるIT業界の職種【高卒もOK】
結論、下記の3つです。
職種 | 平均年収 | 未経験で転職できる年齢の上限 |
プログラマー | 450万円(振れ幅300万~2000万円) | 33歳くらい |
インフラエンジニア | 500万円(振れ幅300万~1000万円) | 35歳くらい |
IT営業 | 500万円(振れ幅300万~3000万円) | 30代まで |
すべて手に職がつく仕事だし、インフラエンジニアとIT営業は完全未経験でも転職できます。
※プログラマーだけ基礎学習が必要。
会社によっては、高卒でも普通に転職できますよ。
3つの仕事の詳細や、未経験から転職する手順は下記の記事にまとめたので、興味あればどうぞ。
②Web業界【成長×安定×手に職がつく】
Web業界がおすすめの理由も、成長してて安定してるから。
下記のようなジャンルをもってる業界なので、将来性は抜群です。
- TikTok
- YouTube
- オンラインゲーム
今や「Webがない世界」はあり得ないかと。
今後もさらに拡大していく業界です。
未経験でも転職できるWeb業界の職種【女性にもおすすめ】
結論、下記の3つです。
職種 | 平均年収 | 未経験で転職できる年齢の上限 |
Webマーケティング | 500万円 | 33歳くらい |
Webデザイナー | 450万円 | 33歳くらい |
Webライター | 10万~700万円 | 何歳でもOK |
特にWebマーケティングは、基礎学習をすれば未経験でも転職できます。
会社で学んだスキルを副業にも活かせば、普通に稼げる感じ。
また、Webデザイナーはスキルアップするとリモートワークできるので、女性にもおすすめです。
3つの仕事の詳細や、未経験から転職する手順は下記の記事にまとめたので、興味あればどうぞ。
Web業界にどっぷりですが、たしかに成長してるし、安定してるなと思います。
③インフラ業界【超安定です】
成長率はそこまでじゃないけど、とにかく安定してるのがおすすめの理由。
「インフラ」とは、下記のようなものです。
- 電気
- ガス
- 鉄道
- 通信(電話、インターネット)
なんとなくわかると思いますが、安定してる業界ですよね。
これらのインフラがなくなることは考えにくいので、安定して稼ぎたい人におすすめです。
未経験でも転職できるインフラ業界の職種
結論、未経験だと「インフラ営業」に転職できます。
電気・ガス・鉄道・通信などの営業マンですね。
- 平均年収:500万円くらい
- 未経験で転職できる年齢の上限:35歳くらい
営業未経験者でも転職できる会社があるので、コミュニケーション能力に自信がある人はどうぞ。
インフラ営業はノルマも優しめなので、営業未経験者さんにもおすすめです。
インフラ営業に転職するコツは、営業職でおすすめの業界4選【選定条件や12のおすすめしない業界】にまとめたので、興味ある人はどうぞ。
転職でおすすめの8職種【こちらも20代~30代は未経験OK】
結論、おすすめの職種は下記の8つです。
理由は、すべて「手に職がつく仕事」だから。
※先ほど紹介した職種と少しカブります。
職種 | 平均年収 |
プログラマー | 450万円(振れ幅300万~2000万円) |
インフラエンジニア | 500万円(振れ幅300万~1000万円) |
Webデザイナー | 450万円 |
Webライター | 10万~700万円 |
マーケティング | 500万円 |
営業 | 300万~無制限 |
宅地建物取引士 | 450万円 |
CADオペレーター | 470万円 |
8つの仕事の詳細や、未経験から転職する手順は、手に職がつくおすすめの仕事8選【おすすめしない手に職31選も解説】にまとめてます。
佐藤誠一
安定して生きていきたい人は、手に職をつけましょう。
あなたに向いてる業界・職種がわかる方法
向いてる業界や職種を知りたい人
良い業界・職種でも、向いてなかったら続けられないよね…?
結論、あなたに向いてる業界・職種に転職しましょう。
向いてないと仕事が嫌いになって、生きてて辛くなるから。
最初は興味なくても、仕事ができてしまうので自信がついてくるから。
社会人である以上、起きてる時間の7~8割は仕事です。
だったら、向いてる仕事に転職して、仕事自体も楽しんだ方がいいかなと。
あなたに向いてる業界・職種を絞る方法は、自分に向いてる仕事がわからないあなたへ【適職がわかる7つの質問】にまとめたので参考にどうぞ。
手っ取り早くあなたに向いてる業界・職種がわかる方法
という人は、プロのキャリアカウンセラーに適職診断してもらえばOKです。
適職診断ツールを使いつつ、ヒアリングしてくれつつ、あなたに向いてる業界・職種を絞ってくれるから。
無料で適職診断を受けたい人は、転職エージェントのキャリアカウンセラーでいいかと。
適職診断の結果をもとに、あなたに合いそうな求人も見せてくれますよ。
念のため求人だけ見せてもらって、ピンとこないなら断っても大丈夫です。
転職エージェントさんには悪いですが、情報収集に活用させてもらいましょう。
特に適職診断が強い転職エージェントは、下記の大手3つ。
いくつか登録してサクッと適職診断をうけつつ、求人情報をみせてもらいつつ、興味ある求人があれば詳しく話をきいてみるといいと思います。
- doda:求人数が約10万件の大手。適職診断の精度も高い
- 【第二新卒エージェントneo】:28歳まで利用可能。約10時間のカウンセリングで向いてる仕事がわかる。ブラック企業を排除
- マイナビエージェント:高精度で独自の適職診断ツールあり。サポート無制限だから納得いくまで向いてる仕事がわかる
※複数の転職エージェントで適職診断をうけると、中立的に向いてる仕事を判断できますよ。
どれも3分くらいで登録は終わります。
3つの評判は下記の記事にまとめたので、参考にどうぞ。
転職でおすすめしない10業界と31職種【尊い仕事だけど…】
転職に失敗したくないから、念のため知っておきたい…
結論、おすすめしない業界と職種はあります。
ただし、きつい部分も多いので、今から転職するなら強い覚悟と思いが必要。
中途半端な気持ちで転職するのは、あまりおすすめできません。
まず、おすすめしない業界は下記の10個です。
- 介護業界:激務で給料が低い
- 金融業界:ノルマがきつい
- 医療業界:激務でメンタルがきつい
- 飲食業界:忙しいわりに給料が低い
- アパレル業界:ノルマがきつくて稼げない
- 印刷業界:将来性がビミョー
- 建設業界:肉体労働で休みが少ない
- ウェディング業界:ノルマがきつくて給料が低い
- 教育業界:将来性がビミョー
- 公務員:労働基準法と最低賃金法が一部適用外
詳細は、転職しないほうがいい業界10選【あなたに向いてる業界を知る方法】にまとめたので、興味あればどうぞ。
また、おすすめしない職種は下記の31個です。
- 看護師
- 介護福祉士
- ケアマネージャー
- インテリアコーディネーター
- ファイナンシャルプランナー
- 医療事務
- 保育士
- 栄養士
- 登録販売者
- 整体師
- セラピスト
- エステティシャン
- ネイリスト
- 美容師
- ヨガインストラクター
- スポーツインストラクター
- カウンセラー
- 調理師
- パティシエ
- 弁護士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
- 大工
- 電気工事士
- 施工管理
- 伝統工芸品の職人
- 家具職人
- タクシー運転手
- トラック運転手
- 整備士
おすすめしない理由は、手に職がつくおすすめの仕事8選【おすすめしない手に職31選も解説】にまとめてます。
佐藤誠一
ただし、きつい部分も多いので、事前に知っておきましょう。
未経験の業界・職種への転職に失敗しない7つのコツ
未経験の転職でも採用されやすいコツってあるの?
結論、未経験の業界・職種に転職するとき、失敗しない転職活動のコツは下記の7つです。
- 求人を見る前に自己分析から始める
- 転職エージェントに推薦状をもらう
- できればハローワークは使わない
- 面接では、わからないことをズケズケ聞く
- 事前に退職規定を確認しておく
- できれば在職中に転職活動を始める
- 20社くらいに応募する
基本的に、この7つを押さえて転職活動するだけで、かなり失敗を防げます。
細かいノウハウは、【失敗を防ぐ】転職活動の始め方を5つの手順で解説【楽しい人生へ】を参考にどうぞ。
佐藤誠一
【おまけ】今の会社を辞める5ステップ【引き留め対策あり】
結論、会社を辞めるには、下記の5ステップを進めればOK。
- まずは就業規則を確認する
- 転職活動して内定をもらう
- 直属の上司に退職を申し出る
- 引き継ぎ業務を行う
- 退職
また、もし引き留められたら下記の手順で対応しましょう。
- 日付入りの退職届を出す
- 退職届を内容証明郵便で送る
- 「労働基準監督署に相談します」と言う
- 退職代行を使う
- 無断欠勤する
詳しくは、会社の退職手続きの5つの流れ【引き留められたときの5つの対処法】にまとめてます。
佐藤誠一
まとめ【おすすめの業界・職種に向かって転職活動を始めてみよう】
ということで、本気で転職したいなら、あとは行動あるのみ。
行動しないと何も始まらないので。
本来は転職できたはずの会社を失うのは、人生単位の損失…
当たり前ですが、良い求人から他の人に取られていくので、行動が遅れるほど不利。
結論、今すぐ転職活動を始めましょう。
と考えてても答えは出ないので、転職活動しながら考えていけばOKです。
失敗しない転職活動の始め方は、【失敗を防ぐ】転職活動の始め方を5つの手順で解説【楽しい人生へ】にまとめてます。
また、手っ取り早く「あなたに向いてる業界・職種」を知りたい人は、プロのキャリアカウンセラーに適職診断してもらいましょう。
- doda:求人数が約10万件の大手。適職診断の精度も高い
- 【第二新卒エージェントneo】:28歳まで利用可能。約10時間のカウンセリングで向いてる仕事がわかる。ブラック企業を排除
- マイナビエージェント:高精度で独自の適職診断ツールあり。サポート無制限だから納得いくまで向いてる仕事がわかる
どれも3分くらいで登録は終わります。
3つの評判は、下記の記事にまとめたので必要ならどうぞ。
あとは行動あるのみ。
今から一歩を踏み出してみてください。
あなたの人生設計の参考になればうれしいです( ̄^ ̄)ゞ