お母さん
お金だけもらって修理しないのがアリなら、ありがたいなぁ!
子供の学費とか、親の介護とかお金かかるから、お金だけほしいわ。
あと、できるだけ保険金をたくさんもらう方法も知りたいわ。
こういった疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 火災保険の保険金をもらって修理しないのはOK
- 火災保険の保険金を出し渋る保険会社一覧
- 素人が申請しても保険金をもらえないので、火災保険申請のプロに頼みましょう
僕、佐藤誠一は、知り合いに火災保険申請のプロがいます。
そのプロを連れて友人知人の家を回って、みんなに保険金をもらってもらった経験があります。
友人知人におりた保険金の合計は200万円くらいです。
多い家だと100万円くらい、
少ない家だと10万円くらいの保険金がおりました。
友人知人のほとんどは、火災保険の保険金を別のことに使っています。
つまり家の修理をせず、お金だけもらいました。
火災保険から怒られたり、調査員が「ちゃんと修理したか」をチェックしにきたりもしませんでしたよ。
だから、火災保険の保険金をもらって修理しなくてもいいのは、実証済みです。
実際に保険金がおりたノウハウをこの記事にまとめているので、信ぴょう性があると思います。
あなたの家や実家で、壊れているところはありませんか?
目次
火災保険の保険金をもらって修理しないのはOK
火災保険の保険金をもらっても、修理しないのはOKです。
火災保険の保険金は「見舞金」なので、使い道は契約者の自由だからです。
例えば、下記のように使い道は自由です。
- 子供の学資金に充てたい
- 老後の生活資金に回したい
- 家族で旅行に行きたい
- 車の購入資金にしたい
お金だけもらって好きに使っていいんです。
保険会社も「ちゃんと修理したか」なんて、チェックしませんから安心してください。
僕の友人は火災保険から100万円ほどおりて、修理はしなかったそうです。
わかりやすく言うと、「お金ほしい!」という人には良い方法です。
【基本】そもそも火災保険は火事だけの保険じゃない
そもそも「火災保険=火事の保険」という認識がありますが、違います。
火災保険は建物の保険だからです。
火災保険の保険金がもらえるのは、下記のどれかで建物が損壊した場合です。
- 偶然
- 突発
- 自然災害
※地震による損壊は、地震保険の加入が必要です。
火災保険でお金がもらえる事例
例えば、下記のように火事以外でも保険金がおります。
- 台風で雨どいがずれた
- 強風でアンテナが曲がった
- 大雪で屋根がこわれた
- 大雨で床下が損壊した
- 風で飛んできた石で屋根に穴があいた
※ただし、経年劣化は保障の対象外です。
建物が損壊したのを自分のお金で直すなんて、もったいないですよ。
そして前述のとおり、保険金の使い道は自由なので直さないでお金だけもらうのもOK。
あなたの家や実家で、壊れているところはありませんか?
火災保険は何回使っても等級が落ちない
火災保険は自動車保険と違って、何回使っても等級が落ちません。
自動車保険の場合は、何回も事故を起こすと等級が落ちて保険料が上がりますよね?
それが火災保険にはないんです。
なので、火災保険は何回も使いましょう。
ただし、同じ損壊箇所で何度も保険金はもらえません。※後述します。
最高なのは解体する予定の家【ただし解体後は無理】
解体する予定の家は、絶対に火災保険に保険金申請してください。
だって、直す必要ないですからね。
お金だけもらって、解体費に充てるのも良いでしょう。
保険会社には「解体する予定なんですが…」とか言う必要ないですからね。
解体のことは黙って、保険金だけもらいましょう。
ちなみに、解体してしまったらもう請求はできません。
損壊箇所の写真がとれないからです。
必ず解体する前に、保険金の申請をしてください。
【損壊場所を直したい場合】保険金の申請には一番高い業者の見積もり、実際直すのは一番安い業者
もし損壊箇所を直すにしても、ノウハウがあります。
火災保険の申請には、リフォーム業者の修理の見積もりが必要です。
見積もりは必ず複数のリフォーム業者にとり、保険会社には一番高い見積もり書を提出しましょう。
保険金を多くもらえるからです。
で、実際に修理するのは見積もりが一番安い業者にしましょう。
そうすれば、お金が余ります。
保険金の使い道は自由ということは、直すにしても、どのリフォーム業者で直すかも自由です。
【注意点①】再度同じ箇所で請求は不可
火災保険からお金だけもらう方法の注意点①は、再度同じ箇所で請求はできないことです。
損壊箇所を直さないということは、建物は劣化していくデメリットがあります。
一度保険金をもらっておいて、あとで「やっぱり直したい」と思っても、もう同じ箇所で申請はできません。
※当たり前ですが。
【注意点②】修理してからでは保険金を請求できない
もっとも注意してほしいのは、保険金申請の前に損壊箇所を直してしまうと、保険金請求できないことです。
損壊箇所の写真が撮れないからです。
火災保険の請求の流れは、下記のとおり。
- リフォーム業者に損壊箇所の修理の見積もりをとる
- 申請書類と損壊箇所の写真付きの見積もりを保険会社に提出
- 保険金がおりる
くれぐれも「直したあとに請求する」ではないので、注意してください。
「えー!もう直しちゃったよ!」という人は、残念ですがあきらめましょう。
【注意点③】壊れた箇所を放置すると一気に老朽化が進む
火災保険の保険金の使い道が自由といっても、損壊箇所を放っておいたらどんどん劣化します。
例えば、損壊箇所がある家に住み続ける場合、そもそも住みづらいというデメリットがあります。
一箇所の損壊から連鎖して壊れていくこともあるので、直すなら直しましょう。
目の前のお金に目がくらむと、あとでもっと大きなお金が必要になることも。。。
ケースバイケースですが、保険金を請求した損壊箇所が原因で他が壊れた場合、新たに保険金がおりないこともあります。
【応用編】家財保険でも同じことができます
火災保険からお金だけもらう方法を応用すると、家財保険でも同じことができます。
家財保険も、火災保険と同じ損害保険だからです。
実際に、家財保険でお金をもらえた事例は、下記のとおり。
- 地震で、部屋に飾っていたガンプラが壊れた
- エナメルのバッグを新聞紙の上に置いてたら、インクがついた
ちなみに、エナメルバッグについた新聞のインクは、濡れタオルで拭いたらとれたそうです(笑)
タオルで拭く前に証拠写真をとって保険金請求したら、保険金がおりたそうですよ。
家財にトラブルが起きたら、「まず写真をとる」と覚えておきましょう。
火災保険の保険金を出し渋る保険会社一覧
残念ながら、火災保険の保険金を出し渋る保険会社があります。
それが下記の4社。
- 国民共済
- 都道府県民共済
- JA共済
- 東京海上日動
国民共済、都道府県民共済、JA共済はあきらめましょう。
ほとんどお金をくれることはありません。
共済は掛け金が安いので、いわゆる「安かろう悪かろう」の保険です。
なので、いざというとき使えません。
特に東京海上日動は出し渋る
東京海上日動は、保険料が高いわりに保険金はくれません。
僕の友人知人を回ったときに、くしくも東京海上日動の火災保険に入っていた人は、保険金がおりませんでした。
一緒に回ったプロも「東京海上日動の保険証書が出てきたらあきらめる」と言ってました。
証拠として、損害保険会社の中で社員の給料が一番高いのが東京海上日動です。
保険料はたくさんもらうけど、保険金は出さないということから、社員に高い給料を払えるということです。
火災保険から保険金をもらうことを考えている人で、共済や東京海上日動に加入している人は、火災保険一括見積もり依頼サイトとかで火災保険を見直しましょう。
素人が申請しても保険金をもらえないので、火災保険申請のプロに頼みましょう
火災保険から保険金をもらう方法は、火災保険申請のプロに頼んだほうが良いです。
素人が1人で申請しても、保険金をもらえなかったり、もらえる金額が少なくなるからです。
例えば、保険金を申請するときは損壊箇所の写真が必要ですが、写真の撮り方にもノウハウがあって、プロに頼んだ方が保険金額が増えます。
一般的なリフォーム業者も「火災保険の申請に強いリフォーム業者」ではないので、保険金が下りにくい写真をとられて、ほとんど保険金をもらえないというケースもあります。
素人は現地調査で言い負かされる【プロは論破できる】
また、保険会社の調査員が現地調査にくるのですが、素人だと言い負かされます。
当然、保険会社は保険金を出したくないですから、調査員に「これは出ませんね」と言われることがほとんど。
素人だと、それに反論できませんよね?
ですが、プロはそこで保険会社の調査員を論破するスキルを持っています。
プロ
プロ
とか、調査員が納得せざるをえない方法で論破してくれます。
結果、きちんと保険金がおります。
冒頭でもお伝えしましたが、僕も友人知人にプロを紹介しましたが、けっこうお金おりましたよ。
きちんと保険金をもらいたいなら、火災保険申請のプロに頼みましょう。
小さな保険代理店が担当だと、火災保険を使うのを嫌がられる
あなたの火災保険の担当が、町の小さな保険代理店だと、火災保険を使うのを嫌がられます。
火災保険の保険金給付があると、保険代理店の報酬手数料率が下げられるからです。
なので、小さな保険代理店だと「これはでませんよ」とか平気で言ってきます。
保険屋さんに「でませんよ」と言われると、その言葉を信じてあきらめちゃうものですが、あきらめちゃダメです。
これもプロに相談することで、論破してくれます。
【プロに頼む注意点①】プロでも保険金がおりないこともある
プロを入れても保険金がおりないこともあります。
建物が十分に壊れていないと、いくらプロを使っても無理です。
「プロを使えば、絶対に保険金をもらえる」というわけではないので、理解しておきましょう。
【プロに頼む注意点②】費用がかかる
プロに頼む以上、当然費用がかかります。
火災保険申請のプロの多くは、成果報酬です。
実際に火災保険がおりたら、保険金額の30%~40%の成果報酬型が多いですね。
幸い、前払いのプロは少ないです。
なので、もし保険金がおりなかったらお金はかかりません。
成果報酬がかかるということを知っておきましょう。
【プロに頼む注意点③】リフォーム会社の火災保険の申請代行は修理しないといけない
近年は、リフォーム会社が火災保険の申請代行を無料でやってくれることがあります。
ただし、無料の代わりに「保険金を使って壊れた箇所を直す工事をさせろ」という商売です。
リフォーム会社に頼んでしまうと「修理しないでお金だけもらう」ができないので、注意しましょう。
中には詐欺のリフォーム会社もあるので、騙されないようにしてください。
まとめ【火災保険の保険金をもらっても修理しないのはOK】
この記事をまとめます。
- 火災保険の保険金をもらって修理しないのはOKです
- 解体前の建物は絶対に火災保険申請すべし
- 修理した後や解体した後は保険金申請できないので注意
- 火災保険の保険金を出し渋る保険会社は、共済と東京海上日動
- 素人が申請しても保険金をもらえないので、火災保険申請のプロに頼みましょう
お母さん
という人は、参考にしてみてください。
ちなみに、おすすめ火災保険申請のプロは、「火災保険サポート」です。
調査は無料なので、気になる箇所があればとりあえず見てもらえばいいかなと。
もしお金がおりる箇所があればラッキーだし、なければお金はかからないので、火災保険サポートに相談してみるといいと思います。
あなた家や実家の火災保険、もらえるお金はもらってくださいね。