在宅でできるWebライターに魅力を感じて始めてみたけど、
文章を書くのって大変…
どうやったら上手にスラスラ書けるのかなぁ?
こういった疑問や悩みに応える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- Webライターの記事の書き方6ステップ【型に沿って書くと楽】
- 記事を速く書く3つの方法
僕、佐藤誠一はWebライターです。
- 在宅で年収750万円くらい
- Webライター歴6年
- 7000記事以上を執筆
という感じです。
Webライターを始めたばかりのときって、記事を書くのが大変ですよね(^^;
僕も最初はかなり苦戦しました。
でも、記事の書き方には型があるので、それに沿って書けば楽に書けます。
この記事では、Webライター歴6年の僕が実際にやってる記事の書き方を解説します。
少しでもあなたの業務が楽になればうれしいです。
Webライターの記事の書き方6ステップ【型に沿って書くと楽】
Webライターの記事の書き方は、下記の手順です。
- キーワードリサーチ
- ライバルサイトリサーチ
- Yahoo!知恵袋をざっと見る
- 読者を想定する
- 記事を設計する
- 文章を書く
1つずつ解説しますね。
※依頼されてる内容によっては必要ない工程もあると思うので、そこは省いてもらって大丈夫です。
①キーワードリサーチ
まずはキーワードリサーチです。
需要がない記事を書いても意味がないので、需要のあるキーワードを探すためです。
キーワードリサーチは「Ubersuggest」を使うと楽ですね。
- 検索ボリューム
- SEO難易度
などがわかるので、検索されててライバルが弱いキーワードを狙いましょう。
また、関連のキーワードもわかるので、細かくどんな需要があるかもわかります。
例えば「Webライター 初心者」というキーワードなら、
- Webライター 初心者 収入
- Webライター 初心者 求人
- Webライター 初心者 本
などの関連キーワードがあるので、記事内で書くと読者に読まれやすいです。
②ライバルサイトリサーチ
キーワードが決まったら、そのキーワードで検索1~10位のライバルサイトを見ましょう。
検索上位のサイトは、読者の知りたいことを書いてるので参考になるからです。
上位サイトで見るポイントは、下記の2つ。
- どんな読者に向けた記事か
- 読者に対して、どんなことを書いてるか
例えば、この記事は「Webライター 記事の書き方」というキーワードを狙って書いてます。
検索上位に出てくるライバルサイトを見てみると、
- 読者:Webライター初心者さん
- 内容:記事の書き方を知りたい
って感じだったので、自分が書く記事でも同じことを書いていくイメージです。
③Yahoo!知恵袋をざっと見る
念のため、Yahoo!知恵袋を見ておきましょう。
想定される読者の生の声がわかるので、けっこう参考になります。
特に、自分が詳しくないジャンルだと、読者の悩みを想像しにくいので、Yahoo!知恵袋は重宝します。
Yahoo!知恵袋の検索窓にキーワードを入れて、検索2ページ目くらいまでざっと見る感じです。
④読者を想定する
ライバルサイトとYahoo!知恵袋を参考に、読者を想定しましょう。
読者の想定がぼんやりしていると、刺さらない文章になるからです。
読者を想定する型
読者を想定するときは、下記を思い浮かべてみてください。
- 年齢
- 性別
- 世帯規模
- 所得
- 職業
- 学歴
- 住んでる地域
- 仕事の価値観
- お金の価値観
- 家族の価値観
- 人間関係の価値観
- 健康の価値観
- 読者のライフスタイル
- どんなことに悩んでいるか?
ちょっとめんどくさいですが、ここまでやると読者が浮かびあがってきます。
例えば、この記事の読者想定は下記のとおりです。
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
世帯規模 | 独身 |
所得 | 年収350万円 |
職業 | 事務職 |
学歴 | 大卒 |
住んでる地域 | 東京 |
仕事の価値観 | 在宅で副業できるWebライターを始めてみたけど、文章をうまく書けない。
どうしたらスラスラと良い文章を書けるかな? |
お金の価値観 | いずれは在宅のWebライターだけで生活したい。 |
家族の価値観 | 収入面で親に心配をかけたくない |
人間関係の価値観 | 職場の人間関係が嫌い。
在宅で1人で稼ぎたい。 |
健康の価値観 | 職場の人間関係に疲れている |
読者のライフスタイル | 平日は事務の仕事。定時上がりで土日休みなので、給料が安い。
時間があるけどアルバイトに出るのは大変なので、在宅でできるWebライターに興味をもって始めた。 |
どんなことに悩んでいるか? | Webライターの記事の書き方を知りたいな。
在宅でできるWebライターに魅力を感じて始めてみたけど、 文章を書くのって大変… どうやったら上手にスラスラ書けるのかなぁ? |
けっこうクッキリと読者が見えてきますよね。
記事の目的は「読者に行動してもらうこと」
記事の目的は「読者に行動してもらうこと」です。
読んだ人が「私のことだ!」と思うと、行動してくれるからです。
あなたも経験ありませんか?
- まるで、私に向けて書いてる文章じゃん!
- まるで、私のことを歌ってる歌詞じゃん!
っていう感動。
クライアントの目的はアクセス数を増やすことではなく、読者に行動してもらうこと。
行動してもらわないと、売上にならないからです。
- 企業の商品を購入する
- 会員登録する
などなど。
あくまでも行動が目的なので、きちんと読者を想定しましょう。
読者を想定すると、書かなくていいことがわかる
記事を書いてると「あれもこれも書きたい」となりがち。
でも、あれもこれも書くと長文になるので、読者が疲れます。
読者を想定することで、書かなくていいことがわかるので、スッキリした文章を書けます。
例えば、上記「Webライター 記事の書き方」の想定読者は女性なので、男性向けの文章をカットできます。
書き手も楽になるので、読者に想定は大事です。
ちなみに、読者の想定について詳しく勉強したい人は、「10倍売れるWebコピーライティング」が参考になるかと。
10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
細かい読者想定と、人が行動する文章の書き方がわかります。
1500円くらいする本ですが、1記事書けばペイできます。
⑤記事を設計する
読者を想定したら、読者の悩み解決になる記事の構成を設計します。
まずは記事の大枠を決める感じです。
記事設計をしないで文章を書き始めると、内容がブレて読みにくい文章になるからです。
設計ができれば、あとは文章を肉付けしていくだけなので簡単です。
記事の設計が終われば、工程の8割は終わっています。
記事設計の例
例えば、この記事の設計は下記のような感じです。
先にこういう設計をしておくと、最後までブレずに書けます。
記事設計しないと執筆に時間がかかる
僕は最初、記事設計をしないで書いてましたが、1記事2日くらいかかってました。
でも、記事設計するようになってからは、1日2記事書けるようになりました。
記事設計は、仕事を効率化するためにも重要です。
⑥文章を書く【3つの注意点】
最後に文章を書きます。
文章を書くときの注意点は、下記の3つ。
- 主張・理由・具体例の順番で書く
- こそあど言葉はあまり使わない
- 漢字を使いすぎない
1つずつ解説しますね。
主張・理由・具体例の順番で書く
文章は、下記の順番で書きましょう。
- 主張
- 理由
- 具体例
わかりやすい文章を書けるからです。
例えば、下記のような感じ。
【主張】Webライターは、慣れるまでは大変な仕事です。
【理由】多くの人は、文章を書くことに慣れていないからです。
【具体例】例えば、僕も最初は書くのが苦痛でした。
主張・理由・具体例の順番で書くと、わかりやすくて説得力が増します。
文章を書く型なので、楽に文章を書けるメリットもあります。
こそあど言葉はあまり使わない
こそあど言葉を使いすぎないようにしましょう。
文章がわかりにくくなるからです。
「こそあど言葉」とは、下記のような言葉のことです。
- これ、ここ、この、こちら、こう
- それ、そこ、その、そちら、そう
- あれ、あそこ、あの、あちら、ああ
- どれ、どこ どの、どちら、どう
例えば、下記の文章はわかりにくいですよね?
まずジャガイモと人参を切ります。
それを鍋に入れて、約20分煮ます。
その後に豚肉を入れます。
それを砂糖、醤油で味付けします。
これはあまり入れすぎないのがコツ。
その後それをそのままにして、粗熱をとります。
わからないことはないですが、「それ」とか「これ」が何を指してるかわかりにくいですよね。
読者の中には活字に弱い人もいるので、こそあど言葉の乱発は避けましょう。
漢字を使いすぎない
漢字の多い文章は読みにくいので、使いすぎに注意しましょう。
例えば、下記の文章はちょっと読みにくいですよね?
今日は動物園に行って象と虎を見ました。
長時間歩いて疲れたので、晩御飯を普段より多く食べました。
漢字が多すぎると読むのが疲れます。
例えば、下記のようにすると読みやすくなります。
今日は動物園に行ってゾウとトラを見ました。
長く歩いて疲れたので、晩ご飯をいつもよりたくさん食べました。
漢字を減らすだけで、軽やかな印象になりますよね。
「正しい漢字で書くこと」が目的ではなく、「わかりやすい文章」が目的です。
Webライティングの基礎を学べる本
Webライティングの基礎を勉強したい人は、下記の2冊を買って勉強しましょう。
文章の書き方の基礎がわかります。
先ほどの「主張・理由・具体例」も、この本で解説されてます。
文章を書くこと自体に自信がない人は、読んでおきましょう。
900円くらいする本ですが、1記事書けばペイできます。
また、文章を書くスキルに加えて、Webライティング独特の書き方を勉強したい人は、「沈黙のWebライティング」を読んでみましょう。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
SEOで上位にきやすい文章の書き方がわかります。
僕はこの本を勉強してSEOスキルが上がったので、単価が上がりました。
Webライターとして月収20万円以上稼ぎたい人なら、避けては通れない本ですね。
2000円くらいしますが、1記事書けばすぐに投資回収できますよ。
記事を速く書く3つの方法
できれば速く書けるようになりたいな
という人向けに、記事を速く書く方法も解説します。
速く書いて、効率的に稼ぎたいですもんね。
下記の3つを実践してみてください。
【速く書く方法①】準備に重点をおく
上記の記事の書き方6ステップのうち、
- キーワードリサーチ
- ライバルサイトリサーチ
- Yahoo!知恵袋をざっと見る
- 読者を想定する
- 記事を設計する
の5ステップに重点をおく方が、速く書けます。
ようは、書く準備をしっかりすること。
文章を書き始めたい気持ちはわかるのですが、いきなり無計画に文章を書くと、
- 書いては消し、書いては消しの繰り返し
- 文章が空中分解する
- 調べものが増える
などの理由で、かえって時間がかかります。
なので、キーワードリサーチ~記事の設計までの5ステップをしっかりやりましょう。
前述のとおり、記事の設計まで終われば8割おわった感じです。
6ステップ目の「文章を書く」は、5ステップで準備したものをまとめるだけなので、実は楽です。
はやる気持ちを抑えて、準備に重点をおきましょう。
【速く書く方法②】決まった時間で休憩をとる
一定の時間仕事をしたら、強制的に休んだ方が速く書けます。
集中力が持続するからです。
例えば、
- 1時間書いたら、10分休憩
- 1時間半書いたら、20分休憩
など、時間を決めて仕事と休憩をしましょう。
集中力が切れちゃう人によくあるのが、「キリのいいところまで書いちゃう」ケース。
1記事終わったー!
ってキリがいいと、やり切った感がして2時間くらい平気で休んじゃいますよね(^^;
これが効率低下を生んでます。
スマホでアラームとかかけて、1時間たったら強制的に休むとかしましょう。
キリが悪いと仕事が気になるので、集中力が続きます。
【速く書く方法③】カフェとかで書く
やっぱり家は誘惑が多いですからね(^^;
- テレビ
- Youtube
- 冷蔵庫
などなど。
学生のころも、図書館とかの方が集中できましたよね?
理由は、誘惑がないから。
だから、仕事しかやることがない環境に行くのが一番です。
- カフェ
- 図書館
- 公園
なんかが良いですかね。
まとめ【Webライターの記事の書き方は、型に沿って書けば楽です】
この記事をまとめます。
- 記事の書き方6ステップに沿って書くと楽
- 誰に向けて、何を書くかをライバルサイトからリサーチする
- 読者の想定は細かい方がいい
- きちんと記事を設計してから書きましょう
- 記事を速くには準備が大事
どうやったら上手にスラスラ書けるのかなぁ?
というあなたの参考になればうれしいです。
なお、この記事で紹介した本は下記の3冊です。
10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
きちんと勉強したい人は、読んでみてください。
ちなみに、Webライターと切っても切れないのがSEO。
書いた記事がGoogleの検索上位に表示されれば、単価も上がって稼ぎやすくなります。
月収20万円以上稼ぎたいなら、SEOは必須。
SEOもできるようになりたい人は、SEO対策の方法7選【売上を上げるセールスライティングも解説】も参考にどうぞ。
基礎的なSEOを解説してるので、知識がなくても読みやすいと思います。
また、僕が作った教科書「Webライターの完全講義」も勉強になるかもしれません。
完全な未経験者さんが、Webライターで稼げるようになるノウハウを無料公開してます。
※一部有料部分がありますが、それは本気になるまで買わないでください。
あなたのWebライター業務の参考になればうれしいです!