でも人脈もないし、どうやって案件をもらえばいいんだろう?
すぐ仕事になるからクラウドソーシングを使ってるけど、
手数料ぬかれるし、記事を書いてもお金もらえないこともある…
1ヶ月に書ける記事数には限界があるから、企業と直接契約して単価を上げないと、今以上に稼げない…
Webライターとして、もっと稼ぎたいな。
企業から必要とされるWebライターになりたいよ。
こういった疑問や要望に応える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- Webライターが企業と直接契約する7ステップ【営業ノウハウを公開】
- クラウドソーシングのデメリット
僕、佐藤誠一はWebライターです。
収入源は、下記の2本立てです。
- 企業と直接契約のWebライティング
- 自分のブログからの広告収入(アドセンスやアフィリエイト)
月収は55万円を超えました。
ありがたいことに、毎月安定しています。
企業と直接契約のWebライティングは、1文字5〜6円くらいです。
僕はランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングの仕事は一切やってません。
企業に営業して、案件を受注しました。
※というか、クラウドソーシングの存在を知ったのは、企業と直接契約を結んだ後です(笑)
クラウドソーシングじゃないので、手数料を抜かれることもありません。
ありがたいことに新規の依頼はくるのですが、現在は手が足りないのですべて断っています。
この記事では、僕がどうやって企業に営業して、直接契約を結んだかのノウハウを公開します。
というWebライターさんの参考になればうれしいです。
Webライターが企業と直接契約する7ステップ【営業ノウハウを公開】
Webライターが企業と直接契約を結ぶまでの流れは、下記の7ステップです。
- まずはブログを書いて問い合わせを起こす
- 問い合わせが来ることを企業に伝える
- 企業と面談
- ブログに来た相談者を企業に紹介する
- 「自社メディア作ればずっと集客できますよ」と言う
- 自社メディアの設計・提案
- 契約・ライティングスタート
順番に解説します。
①まずはブログを書いて問い合わせを起こす
まずは自分のブログを書いて、問い合わせを起こします。
「本当に問い合わせを起こせるスキル」があることを、企業に証明できるからです。
例えば、僕はまず下記の2つのサイトを作りました。
記事数は20記事くらいですね。
- ブログを書く
- 検索順位を上げる
- 問い合わせを起こす
を3~6ヶ月で行います。
ここができないと、企業と直接契約しても「問い合わせが来ないじゃないか!」と契約を切られるので、Webライターとして最低限やった方がいいかと。
②問い合わせが来ることを企業に伝える
問い合わせが来るようになったら、問い合わせ内容を解決できそうな企業をググって連絡します。
実際、自分じゃ相談者の悩みを解決できないからです。
例えば、僕が作った「採用の難易度」というサイトは就職・転職系のサイトなので、下記のような企業に連絡しました。
- 人材を募集してる企業(リクナビ・マイナビで検索)
- 転職エージェント
連絡は、企業のホームページの問い合わせフォームからすればOK。
「採用の難易度」というサイトを運営している、Webライターの佐藤と申します。
当サイトに「信頼できる転職先の会社を教えてほしい」と相談が来ています。
ネットで検索して御社を知りました。
御社は○○○に力を入れているように見えたので、相談者さんの要望に合うように思いました。
なので、思い切って問い合わせしました。
相談者に本当に信頼できる会社を紹介したいので、御社の話を聞かせてもらえませんか?
御社に伺いますので、御社の強みなど教えていただければ幸いです。
みたいに問い合わせフォームに書けばOKです。
10社連絡すると、2社くらいとアポ取れます。
理想的には、50社くらいと会ってください。
50社も会うと、10社くらいは契約になる可能性があります。
③企業と面談
アポが取れた企業に行って、企業の強みなどを聞きます。
この時点では相談者さんのための行動なので、こちらの営業をしてはいけません。
このアポのコツは、ついでに企業の悩みを聞き出すこと。
- 集客で困っている
- 人材獲得に困っている
- 広告費が高くて困っている
- 自社集客したい
などのニーズがないか、ヒアリングしましょう。
ヒアリングスキルについては、営業のヒアリングのコツ7選【法人契約をもらいまくったテクニック】にまとめたので、自信がない人は参考にどうぞ。
④ブログに来た相談者を企業に紹介する
企業のヒアリングが終わったら、実際に相談者さんを企業に紹介します。
ここまでは完全な人助けですね。
無償で役に立つことに徹しましょう。
実際に相談者さんを紹介して、まずは企業に儲けてもらうことが重要。
そうすれば、企業はあなたのWebライティングスキルを信じてくれて、提案も聞いてくれるからです。
なんせ実績出してますからね、これが最強です。
営業は、先に相手を儲けさせるのが王道です。
Giveしてあげれば返してくえるので、まずは与えましょう。
Giveする営業は、営業のコツ14選【営業10年経験者が本当に売れたスキルだけを厳選】を参考にどうぞ。
ちなみに、
うまく紹介できなかったらどうしよう…
と心配にならなくて大丈夫です。
その企業と会うか会わないかを決めるのは相談者さんなので、無理に売り込む必要はありません。
ここで相談者さんがその企業に興味を示さなかったら、魅力的な企業じゃないということです。
もし相談者さんに断られたら、企業には、
また良い人が出てきたら、ご紹介しますね。
でOK。
この段階で企業を選別してください。
そもそも、魅力がない企業に集客するのは大変だからです。
魅力ある企業と組まないと、クレームになります。
⑤「自社メディア作ればずっと集客できますよ」と言う
企業に儲けさせたら、次のアポを取るのは簡単です。
Webライター
でOK。
企業は儲けさせてもらった恩がありますし、あなたのスキルを信頼しているので喜んで会ってくれます。
ここで初めて、
Webライター
と提案してください。
企業が興味を示せば、具体的な設計と提案に入ります。
⑥自社メディアの設計・提案
企業が自社メディア作りに興味をもったら、具体案を設計して提案しましょう。
相手企業がITリテラシーが高いとは限りませんし、すでに実績を出したプロのあなたの提案の聞きたいからです。
設計でするべきことは、下記のとおり。
- キーワードリサーチ
- キーワードのSEO難易度を調べる
- 成果までの動線の設計
- 月間の成果予測
- 単価
特に重要なのが、「月間の成果予測」です。
企業が知りたいのはキーワードでも成果までの動線でもなく、
だけだからです。
なので、月間の成果予測を出しましょう。
ただし、成果の保証をしてはいけません。
- アクセス数
- 問い合わせ数
- CV数
は保証できるものではないので、達成できないリスクがあることを伝えましょう。
また、単価は最初は1記事1万円くらいで出せばいいかなと。
わかりやすいですし、3000~5000文字で1万円にしておけばそんなに大変な仕事じゃありません。
単価は後から上げられるので、まずは契約をもらってスタートさせましょう。
ちなみに、提案が通りやすい、「プレゼンの9ステップ」があるので、この順番で提案すれば契約になります。
プレゼンの9ステップは下記のとおり。
- ヒアリングで明らかになった相手の悩みを再確認
- サービスのメリットではなく、サービスから得られる結果を伝える
- 理由や根拠を数字で示す
- 他社と何が違うのか説明
- 1つデメリットを伝える
- こちらのメリットも伝える
- 他のお客様の声や事例(でっち上げも可)
- 手軽に始められることを伝える
- 希少性を伝える
順番は多少前後してもいいですが、この順番で話せばOK。
プレゼンの9ステップは、営業のプレゼンテーションの9ステップ【成約率が上がる資料のコツ】で解説してます。
稟議が通るプレゼン資料の作り方も解説してます。
⑦契約・ライティングスタート
業務委託契約書を交わしたら、ライティングを始めます。
ちなみに、業務委託契約書は自分で作りましょう。
企業に業務委託契約書を作らせてはいけません。
契約書を作るのって、けっこうめんどくさいからです。
契約書待ちで仕事のスタートが遅れれば、報酬発生も遅くなります。
また、企業側が契約書を作るので挫折して、契約自体が流れてしまうこともあるからです。
業務委託契約書の雛形は、下のYoutubeで解説してます。
僕の営業手法のメリット
上記7ステップで解説してきた僕の営業手法のメリットは、下記の5つ。
- まず企業を儲けさせるので、信頼されて成約率が高い
- 他社比較されない
- コンテンツマーケティングをやってない企業も開拓できる(ブルーオーシャン)
- 企業のWebコンサル的な立場になれる
- 案件が欲しくなったら、いつでも新規開拓できる
実際、この営業手法で月収55万円くらい稼げてるので、悪くない方法だと思います。
興味ある人は、マネしてみてください。
【おまけ】単価を上げる方法
ちなみに、単価を上げる方法は、
と競争させるのが有効です。
企業はできるだけたくさん記事を書いてほしいので、
と言ってくれます。
これをすべてのクライアント企業に言うと、市場のセリみたいに単価が上がります。
単価を上げたい企業は、わざと書く記事数を減らすのもアリ。
Webライター
申し訳ないんですが、ちょっと記事数減ります。
と言っちゃってOK。
一見怒られそうですが、まったく怒られません。
と単価が上がります。
絶対やっちゃいけないのは、下手(したて)に出ること。
企業側からすれば、良いライターを確保するのは大変なので、あなたに嫌われたら困るんです。
だから、堂々としてれば大丈夫です。
競争させて、単価を上げましょう。
僕はこの方法で、1文字5〜6円にしました。
この辺は、下のYoutubeでも解説してるのでどうぞ。
クラウドソーシングのデメリット
直接契約と反対にあるのが、クラウドソーシングでしょう。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- サグーワークス
などがありますよね?
僕はクラウドソーシングを使ってないので偉そうなことは言えませんが、直接契約でやってる僕から見たクラウドソーシングのデメリットを解説します。
手数料を抜かれる
クラウドソーシングって、手数料ぬかれますよね?
たしか、20%くらいと聞いてますが。
直接契約だと、間にクラウドソーシングの会社がないので、100%手取りです。
シンプルに手取りが増えるので、稼げます。
クラウドソーシングは報酬をもらえないリスクがある
頑張って記事を書いたのに、OKをもらえずお金をもらえないときありますよね?
直接契約ではあり得ません。
だって、1記事○万円とか、1文字○円とかの契約を結んでるので不払いがないからです。
あと、クラウドソーシングで悪質な企業だと、
- 納品
- 不可、お金を払わない
- 納品された記事を修正して使う
ができちゃうので、ライターさんがタダ働きになっちゃうことも。
企業は直接契約したがっている
企業に直接営業に行ってわかったことは、企業はライターと直接契約をしたがっていること。
企業側から見たクラウドソーシングのデメリットは、下記の4つ。
- ライターの顔が見えない
- 品質が安定しない
- 要望を伝えにくい(会議できない)
- 高い
※実際、僕のクライアントが愚痴ってた内容です。
ライターは手取りが低いし、企業側にも上記のデメリットがある。
つまり、クラウドソーシングはライターにも企業にもデメリットが多いんです。
だから、コンテンツマーケティングを頑張ってる企業は、意外にもライターからの問い合わせを待ってます。
思い切って問い合わせすると歓迎されることあるので、営業してみるもんですよ。
まとめ【コツさえわかればWebライターの直接契約は簡単】
この記事をまとめます。
- Webライターが企業と直接契約する7ステップをやれば簡単
- クラウドソーシングにはデメリットがある
Webライター
でも、どうやって案件をもらえばいいかわからない…
クラウドソーシングを辞めたいなぁ。
Webライターとして、もっと稼ぎたい。
というあなたの参考になればうれしいです。
ちなみに、Webライターで稼ぐ手順を「Webライターの完全講義」で無料公開してます。
未経験者さんが稼げるようになるまでの手順なので、稼ぎたい人は勉強にどうぞ。
※一部有料部分がありますが、それは本気になるまで買わないでください。
あなたの収入アップの参考になればうれしいです!