今の仕事がつまらなくて、ベンチャーに興味あるんだよね。
なんか自由度高そうだし、クリエイティブな感じするし、将来は起業もできそう。
面白そうだなと思うけど、本当に転職して大丈夫?
こういった疑問や不安に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- ベンチャー企業に転職して後悔した人の体験談がわかる
- ベンチャーに転職して後悔しない方法がわかる
- ベンチャー転職に後悔しても大丈夫な理由がわかる
僕、佐藤誠一は、33歳でWebマーケティングのベンチャー企業に転職しました。
結論、仕事自体は楽しかったですが、人間関係で失敗して後悔してます。
この記事は、ベンチャーに転職して後悔した僕が書いたので、ある程度の信ぴょう性はあるかと。
今だから思う「こうすればベンチャー転職は失敗しない」という方法もまとめました。
ベンチャーに転職を考えてるあなたの、参考になればうれしいです。
目次
僕がベンチャーに転職して後悔した話【人間関係に失敗】
手前味噌ですが、僕がベンチャーに転職した体験談を少し。
イメージになれば幸いです。
僕がベンチャーに転職した理由
僕は保険営業マンを7年やったんですが、最後は疲れ果ててしまいました。
- そもそも保険は好きじゃない
- 仕事がおもしろくない
- 破産も経験した
など、もうウンザリしてたんですよね。
と思ったのがきっかけ。
またまた知り合いだったWebマーケティング会社の社長と話が盛り上がって、その社長の会社で営業をやることになったんです。
ベンチャーに転職後、見えてきた現実
転職したベンチャーの仕事内容は、下記のとおり。
- Webマーケティングを強化したい企業に営業して、仕事をもらう
- Webサイトの設計
- Webサイトの記事のライティング
- 顧客との打ち合わせ
- その他、顧客の業務の手伝い
最初は、
だって僕は保険屋さんだったから、Webのことはよくわかんないし…
と思ってたんですが、結論、全部僕がやってました。
最初は社長も手伝ってくれたんですが、1年くらいすると何もしなくなったんです。
フルコミッションだったんですが、下記のような不均等な状態でしたね。
業務量 | 報酬 | |
僕 | 9割 | 5割 |
社長 | 1割 | 5割 |
社長に不信感を抱いて退職→起業
最終的に社長は、酒を飲んで偉そうに自慢話をするだけの人になってしまいました。
僕の手柄は社長の手柄、ミスやトラブルはすべて僕のせい。
さすがにここまでくると不信感が最高潮になり、3年ほどで起業して辞めました。
仕事自体は楽しかったですが、人間関係で失敗した感じです。
ベンチャーに転職して後悔しない3つの方法【やっときゃよかった】
ちなみに、後悔しないにはどうしたらいいの?
ベンチャー転職に後悔した僕が今だから思う、「こうしておけばよかった!」は下記の3つです。
- ノリで転職しない
- 社長のSNSをチェック
- 副業する
3つともやっておくと、かなり失敗を防げるかと。
1つずつ解説しますね。
①ノリで転職しない【超危険】
ノリでベンチャーに転職してはいけません。
僕のように後悔するから。
特に小規模ベンチャーやスタートアップベンチャーだと、ノリで転職しがち。
社長と意気投合して、
と思ってしまい、条件とか仕事内容を確認しないで転職しちゃうことがあるんです。
ベンチャーの社長って人をやる気にさせるのだけがうまい人もいるので、ノリの転職は絶対NGです。
転職前に確認しておくべきこと
当たり前ですが、条件面は転職前に確認しましょう。
あとで、
と後悔しないために。
具体的には、下記を確認してください。
- 仕事内容
- 給料・報酬体系
- 休日
- 社会保険や福利厚生
ノリで転職したくなる気持ちはわかりますが、大事なことなので冷静に聞いておきましょう。
複数のベンチャー企業を比較する
必ず、複数のベンチャーを比較してください。
かなり性格が違うから。
できれば10社以上は比較した方がいいかと。
一口に「ベンチャー」といっても、
- メガベンチャー
- ミドルベンチャー
- スタートアップ
など種類がわかれています。
冷静に判断できるので、必ず比較しましょう。
優良なベンチャー情報の集め方
ベンチャー企業の紹介に強い転職エージェントに聞いちゃうと楽です。
ネットに載ってない内部情報を教えてくれるから。
ベンチャー企業の弱点は情報が少ないことなので、転職エージェントの担当者にこっそり聞いてみましょう。
ベンチャー企業の紹介に強い転職エージェントは、20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめてます。
あなたとベンチャー企業の相性も診断してくれるので、本当に転職して大丈夫かわかります。
②社長のSNSをチェック
社長のSNSは必ずチェックしましょう。
本音が見えるから。
例えば、下記のようなSNSの投稿は要注意。
- 自慢話が多い
- アイデアばかりで成果報告がない
- いいねがやたら少ない
あまり人望がない社長の証拠です。
良い社長のSNSは、下記のような感じ。
- 謙虚
- 成果報告が多い
- いいねが多い
SNSは本音が見えるので、必ずチェックです。
③副業する
ベンチャーに転職したら、念のため副業を始めましょう。
もしそのベンチャーがダメでも、食っていけるように。
副業の種類は、ベンチャーでやってる業務と一緒がおすすめです。
例えば、
- ベンチャーでWebマーケ→副業もWebマーケ系
- ベンチャーでプログラマー→副業もプログラミング
- ベンチャーでWebライター→副業もWebライティング
みたいな感じでOK。
本業と副業でスキルアップできるので、急速に稼げます。
副業の向こうには起業があるので、やっといて損はないかと。
僕も副業だけはやってました
ベンチャー時代に、Webライターを副業で始めました。
本業でもWebライティングがあったので。
結果、副業だったWebライターが、今は本業になってます。
フリーランスのWebライターとして起業しまして、現在の年収は750万円くらいです。
【ちなみに】ベンチャー企業に向いてる人の特徴
と気になる人は、【第二新卒版】ベンチャー企業のメリットとデメリット【起業診断あり】をどうぞ。
ベンチャーに向いてる人の特徴をまとめてます。
※第二新卒以外の人にも参考になるかと。
【結論】ベンチャーに転職したら起業できるから後悔しても大丈夫
仮にベンチャー転職に後悔してもOKです。
数年で起業できるから。
ベンチャーの仕事って1人で何でもやるので、起業してるのと同じ。
そもそもベンチャーで生き残る企業は少ないし、起業するための助走期間だと思って働けば問題なしです。
【体験談】ベンチャーの経験をそのままやったら起業できた
前述のとおり、僕がベンチャーでやってた業務は下記のとおり。
- Webマーケティングを強化したい企業に営業して、仕事をもらう
- Webサイトの設計
- Webサイトの記事のライティング
- 顧客との打ち合わせ
- その他、顧客の業務の手伝い
これって、1~10までやってる感じでして、起業してもやることは一緒。
事実、起業したらまったく同じでした(笑)
搾取されなくなったので、収入も倍増しましたよ。
【結論】仮にベンチャー転職に後悔してもOK
てことで、数年で起業する目標なら、仮にベンチャー転職に後悔してもOKですよね。
どうせ辞めるし。
僕もベンチャー時代の人間関係の失敗は後悔がありますが、起業できて自由な人生になったので、今はあんまり後悔してません。
むしろ、ベンチャーの経験があったから起業できたので感謝してるくらい。
結論、起業を目標にするなら、ベンチャー転職に後悔しても大丈夫です。
ちなみに、起業に向いてる人の特徴は、
あなたが会社員に向いてないか診断【向いてない人の生き方も解説】にまとめたので、診断してみてください。
まとめ【ベンチャー転職に後悔しても起業すればオールOK】
ということで、本気でベンチャーに転職したいなら、すぐに転職活動を始めましょう。
1歳でも若いうちにベンチャーでスキルを積んだ方が、起業も早いですしね。
最後にもう一度、ベンチャー転職に後悔しない3つの方法をまとめておきます。
- ノリで転職しない
- 社長のSNSをチェック
- 副業する
念のため、複数のベンチャー企業を比較すると危険度が下がります。
ベンチャー企業の情報はネットで探しにくいので、ベンチャーの紹介に強い転職エージェントに聞いてみると良いかと。
ネットに載ってない裏情報を教えてくれます。
ベンチャーの紹介に強い転職エージェントは、
20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめておきました。
適職診断とか企業との相性を見てくれるので、あなたが本当にベンチャーに転職していいかわかりますよ。
結論、ベンチャー転職を考えてる人って、少なからず起業も考えてるかと。
数年で起業する目標で動けば、仮にベンチャー転職に後悔してもへっちゃらですよ。
あなたのベンチャー転職が、人生の転機になることを祈ってます。