めっちゃ機械的な対応をされたし、希望してない求人ばっかり紹介してくる。
仕事中も電話してくるし、なんか無理やり転職させられそうになった。
で、断ってたら急に連絡が来なくなったぞ!
どこまで使えないんだ!
こういった怒りに応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 転職エージェントが使えない理由がわかる
- 転職エージェントの上手な使い方がわかる
- 転職エージェントと使わない転職活動方法がわかる
僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談を受けてきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。
あんな失礼だとは思いませんでした!
という転職エージェントの文句は、めちゃくちゃ聞いてきました。
結論、転職エージェントも転職経路の1つでしかないので、無理に使わなくてOKです。
ようは「あなたに合う会社」に転職できればいいだけなので、手法はなんでも良し。
「使えない」と思ったら、利用しないでおきましょう。
とはいえ、忙しい人だと転職エージェントを使いたくなるのも事実。
使えない転職エージェントを「上手に使う方法」を解説していきます。
目次
転職エージェントが使えない理由は商売だから
結論、転職エージェントが使えない理由は、
商売だからです。
企業に人を紹介して手数料を得る商売なので、紹介できる求人がないと思うように動いてくれません。
その結果、「使えない」と感じるわけです。
【具体的に】転職エージェントが考えてることを解説
転職エージェントが考えてることは、下記のとおりです。
- 紹介できる求人がある=ビジネスチャンス
- 紹介できる求人がない=ビジネスにならない
- ノルマが厳しい担当者=ミスマッチでも当てはめようとする
向こうはあくまで「商売」なので、上記のように考えるだけです。
ただこの辺は、商売なので仕方ないところかと。
【注意】私たちは「お客様」ではない【ドライにお互い利用すればOK】
なんであんな機械的な対応だったり、横柄な態度をとるの?
この答えはシンプルで、私たちは転職エージェントの「お客様」じゃないから。
その証拠に、私たちは転職エージェントにお金を払うことがありません。
転職エージェントのお客様は、あくまでも「お金を払ってくれる企業」です。
求職者に対しては、あくまでも「無料で求人を紹介する」というサービスなので、必要以上に丁寧な接客はしません。
わかりやすくいうと、共に良い転職を目指す「協力者」のような関係です。
ようは、お互いの利害が一致してるから、利用しあえばOK。
ここをドライに考えられると、
- 担当者を変えてもらう
- 別の転職エージェントに相談する
など、冷静に次の行動に移れます。
【安心して】決してあなたがダメなわけじゃない
転職エージェントに横柄な態度をとられると人格否定される感じがしますが、決してあなたがダメなわけじゃないので安心してください。
シンプルに、その転職エージェントに求人がないだけだから。
合わなかっただけなので、感情的になる必要はありません。
ドライに、次の行動に移りましょう。
使えない転職エージェントを上手に使う方法
でも時間もないから、うまく転職エージェントに動いてほしいんだよね…
という人向けに、転職エージェントをうまく使う方法を解説します。
【結論】最初からマッチする転職エージェントに相談する
「転職エージェント=誰でも対応してくれる」ではありません。
転職エージェントにも得意・苦手があるから。
結論、最初からあなたとマッチする転職エージェントに相談すれば、失敗しにくくなります。
各転職エージェントの得意分野と苦手分野
下記の表のとおりです。
得意分野:実務経験者・ハイクラス
苦手分野:未経験者の転職 |
リクルートエージェント |
得意分野:20代の未経験者
苦手分野:ハイクラス転職 |
マイナビジョブ20’s |
得意分野:IT経験者の転職
苦手分野:IT以外の転職 |
ギークリー |
リクルートも万能じゃない
例えば、20代で未経験の仕事に転職したい人が、リクルートとかに相談しちゃダメってことです。
よく勘違いされるのが、下記のとおり。
結論、リクルートにも苦手分野があるんです。
※パン屋さんに「うどんをくれ」って言ってるようなものです。
この辺は、転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】で詳しく解説してます。
転職エージェントを上手に使いたい人はどうぞ。
話を聞いてくれる転職エージェントは、使えなくても満足度は低くない
比較的「使えない!」と思わないのは、話をよく聞いてくれる転職エージェントです。
仮に転職できなくても、「話を聞いてくれた」という満足感があるから。
具体的には、下記の転職エージェントはけっこう話を聞いてくれます。
- ウズウズ:一般的な転職エージェントの約10倍の相談時間(約20時間)
- 【第二新卒エージェントneo】:約10時間も相談できる
- ジェイック:カウンセリングがガチです
この3社は実際に話を聞いてきたので、真実です。
詳しくは下記の記事にまとめたので、興味あればどうぞ。
「使えない」と思ったら担当者を変えるか転職エージェントを変えるだけ
目的は「あなたに合う会社に転職すること」なので、転職エージェントの合う合わないは重要じゃないから。
前述しましたが、冷静に、
- 担当者を変えてもらう
- 他の転職エージェントに相談する
と対応すればOKです。
良い転職に向かって、淡々と進めていきましょう。
この辺の対応方法は、転職エージェントがムカつくときの3つの対策【嫌な会社を実名で公開】にまとめたので、参考にどうぞ。
転職エージェント以外の3つの転職活動方法
転職エージェントが「使えない」と思うなら、使わなくて大丈夫ですよ。
あくまで「転職活動方法の1つ」でしかないから。
他にも、
- 直接応募
- 知り合いの紹介
- ハローワーク
などがあります。
最終的に「あなたに合う会社」に出会えればいいだけなので、経路はなんでもOKです。
1つずつ解説します。
①直接応募
転職エージェントを通さず、企業に直接応募する方法です。
具体的には下記の方法がありますね。
- 求人サイト
- 企業の採用ページ
- 転職アプリ(MIIDAS(ミイダス)など)
- SNSで社長に連絡
直接応募の具体的な手順は、20代の転職の進め方10の手順【失敗しない転職活動のコツも解説】にまとめたので、参考にどうぞ。
②知り合いの紹介
知り合いの紹介もお忘れなく。
「灯台下暗し」とはこのことで、意外と近くに良い会社はあったりします。
聞くだけタダですから、周りの人に良い会社がないから聞いてみましょう。
③ハローワーク
くまなく求人情報を見たいなら、ハローワークが効果的。
転職サイトや転職エージェントを使ってない求人が見れるからです。
ただし、ハローワークは虚偽の求人票が多いので利用に注意しましょう。
詳しくは、第二新卒がハローワークを使うメリットとデメリット【ブラックあり】にまとめてます。
また、転職エージェントを使わない転職活動方法は、転職エージェントを使わないほうがいいケース5選【頼らなくてOK】にも詳しくまとめたのでどうぞ。
【結論】色んな転職活動方法を同時進行すればOK
という人は、やれることをすべてやるべきかと。
なぜなら、転職は人生を変える大イベントだから。
具体的には、
- 転職エージェントに相談しつつ
- 転職サイトを見つつ
- 企業の採用ページを見つつ
- 転職アプリを使いつつ
- SNSを見つつ
- 知り合いに紹介を依頼しつつ
- ハローワークに行ってみる
みたいに、できることはすべてやればOKです。
転職って情報戦なので、情報を仕入れないことには成功はあり得ません。
結論、できることはすべてやりましょう。
この辺は、転職エージェントのデメリット5選【失敗しない使い方がわかります】にもうまいやり方をまとめてるので、参考にどうぞ。
まとめ【転職エージェントが使えないのは商売だから。やれることをやるべし】
この記事をまとめます。
- 転職エージェントが「使えない」と感じるのは、向こうも商売だから
- 最初からマッチする転職エージェントに相談すると、失敗が少ない
- 「使えない」と思ったら、担当者を変えるか転職エージェントを変えればOK
- 転職エージェントを使わなくても、良い転職はできる
- 転職エージェント以外の転職活動方法も同時進行すればOK
くどいようですが、あくまでも目的は「あなたに合う会社に転職すること」です。
なので、転職エージェントが使えないなら、淡々と次の行動に移りましょう。
向こうも商売なので、シンプルに合わなかっただけです。
忙しくて転職エージェントを使いたい人は、最初からマッチする転職エージェントに行けば時間を短縮できます。
この辺は、転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】を参考にどうぞ。
あなたの転職が無事にうまくいくのを祈っています。