転職はしたいし、友人の会社なら大丈夫そうだけど、本当に転職していいか不安…
思ったより仕事ができなくて、友人に迷惑をかけたくない…
友情が壊れてしまうのも嫌だな…
友人の紹介で転職するデメリットや注意点を知りたいな。
転職も友情も失敗したくない…
こういった不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 友人や知人の紹介で転職するデメリットがわかる
- 友人や知人の紹介で転職するときの注意点がわかる
- 転職に失敗しないコツと、人間関係を壊さない方法がわかる
僕、佐藤誠一は5回転職してまして、バイトも含めたら20回くらい転職してます。
数えてみたんですが、そのうち「友人・知人の紹介」の転職は4回あります。
結果はこんな感じ。
転職先 | 結果 | 理由 |
知人の紹介で保険会社に転職 | 失敗 | 多重債務者になった |
知人の紹介で保険代理店に転職 | 失敗 | 破産した |
知人の紹介でITベンチャーに転職 | まぁまぁ | スキルは身についたが人間関係は失敗 |
友人の紹介でベンチャーのバイトに転職 | 失敗 | 人間関係が崩壊 |
結論、そんなによくなかったです。
「友人・知人の紹介の転職」で、3/4失敗した僕がデメリットをまとめた記事なので、かなり信ぴょう性があるかと。
この記事を読むことで、あなたは転職に失敗せずに済むし、人間関係も壊れませんよ。
目次
友人や知人の紹介で転職するデメリット5選
友人・知人の紹介で転職するデメリットは、下記の5つです。
- 会社が合うとは限らない
- 不採用だとかっこ悪い
- 話が違うことがある
- 友人関係にヒビが入るかも
- 辞めづらい
1つずつ解説しますね。
①会社が合うとは限らない
友人・知人が合うからといって、あなたが合うとは限らないから。
例えば、友人は良い会社と思っていても、違う人間なのであなたに合う保証はありません。
転職してみたら合わないとか普通なので、「友人に合う=自分にも合う」とは考えない方がいいですよ。
②不採用だとかっこ悪い
普通に落ちることもありますよ。
- 採用されなかったかっこ悪さ
- 友人は採用されてるのに、自分は採用されない
- 友人と会うのが気まずい
みたいな思いをすることも。
友人の紹介=採用されやすいとは限らないので、転職準備はきちんとしましょう。
参考に下記の記事をどうぞ。
③話が違うことがある
友人・知人は、テキトーなことを言ってる可能性があるからです。
そもそも友人・知人はあくまで「紹介してる立場」なので、細かい採用条件のこととかは知りません。
- 給料が聞いてたより低い
- 残業時間が聞いてたより長い
- 転勤なしと聞いてたのに、転勤がある
など、入社後に発覚しても後の祭りです。
友人や知人の紹介でも、よく確認してから入社を決めましょう。
④友人関係にヒビが入るかも
下記のような理由で、友人関係にヒビが入ることも…
- 思ったより仕事ができない
- 友人の顔に泥を塗ってしまう
- 友人がすぐに退職してしまう
こういったことがきっかけで、友情が壊れるとか普通にあります。
友情を壊したくない人は、あえて友人の会社に転職しないのもアリかと。
⑤辞めづらい
これが一番きついことです。
なぜなら、紹介してもらった恩があるから。
特に、縁故で入った感じの人は、かなり辞めづらいですよ。
人間関係も壊れやすいです。
入社するなら、辞めるときのことまで想定しましょう。
友人・知人の紹介で転職するメリット
下記かなと。
- 友人のすすめなので安心できる
- スムーズに採用される可能性がある
結論、メリットとデメリットをわかった上で、決めるようにしてください。
友人や知人から転職に誘われたら紹介料をチェックすべし
結論、「人材紹介料」が介在しているか聞いてください。
お金稼ぎに利用されてるだけのこともあるので。
近年は、紹介制度を設けている会社が多く、お金目的で友人をさそう人もいるので要注意。
※もちろんごく一部ですが。
- 本当にあなたに良いと思って誘っているのか
- あなたを利用してお金がほしいだけなのか
は、友人として必ず聞いておいた方がいいですよ。
今後の友人関係にも関わる話です。
【体験談】僕も仕事で友人・知人を誘って迷惑をかけた
僕は、保険会社時代に人材採用のノルマがあったので、友人・知人を誘って転職させてました。
結論、全員が辞めました。
なぜなら、僕は「この人にはこの仕事が本当に合う!」と思っていたのではなく、ノルマで仕方なく誘っていただけだから。
結局のところ、金銭が介在すると、良いと思ってなくても誘ってしまうことも、、、
保険会社に入ってもらった友人・知人は全部で4人ですが、今でも続いてるのは1人しかいません。
※マジで謝りたいです。
ということで、一応「人材紹介料」が介在してるかは、今後の関係のためにも聞いといた方がいいですよ。
【結論】友人や知人の紹介も受けつつ、他の転職経路と併用する
転職に失敗しないためには、どうしたらいい?
友情も壊したくない。
結論、友人・知人の紹介以外の経路でも転職活動しましょう。
比較対象があると、友人・知人の会社を冷静に見れるから。
人が迷うときの原因の9割は、情報不足です。
だいたいの人が「友人・知人の会社一択」しか考えてないから迷う感じ。
比較対象ができれば迷わなくなるので、他の経路でも転職活動しましょう。
他の経路の転職活動
下記があるので、できるものをやればOK。
ハローワークはブラック企業の求人もあるので、ちょっと注意してください。
参考:第二新卒がハローワークを使うメリットとデメリット【ブラックあり】
転職エージェントの上手な使い方は、転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】をどうぞ。
無料であなたに合う会社を紹介してくれます。
転職アプリは、MIIDAS(ミイダス)とかVIEWとかでいいかと。
無料だし、情報を入力すると求人情報が届きます。
こんな感じで他の求人を見ておけば、友人・知人の会社を冷静に判断できますよ。
友人や知人の紹介の転職の断り方
普通に、きちんと断ればOK。
きちんと断るのが礼儀だからです。
具体的にはこんな感じでメールすれば大丈夫。
せっかく話をもらったのに申し訳ないんだけど、よく考えた結果、別の会社に転職することにする。
一緒に働けるのは魅力だったけど、ごめんね!
◯◯との友情は壊したくないから、真剣に考えた末の判断なので、なんとか理解してほしい。
すまない!
真剣さも伝わるし、友情も壊れません。
友人は友人のままの方が幸せなこともある
これは個人的な意見ですが、仕事と友情は分けてもいいかなと。
友人と一緒に働いたら楽しそうですが、仕事をもちこまないのも1つの友情の形だから。
現在39歳の僕ですが、仕事と無関係の人の方が、長く良い関係が続いてたりします。
たまに会って酒を飲んだりゲームしたり、そんな関係があるのは尊いことですよ。
だから、無理に友人の会社に転職しなくてもいいかなぁと。
世の中にはごまんと会社があるのに、わざわざ友人の会社を選ばなくてもいいと思うんですよね。
あなたの人生なので、最適な会社を真剣に探した方が良いかと。
まとめ【友人や知人の紹介で転職するのはデメリットも多い】
最後にもう一度、友人・知人の紹介で転職する5つのデメリットをまとめておきます。
- 会社が合うとは限らない
- 不採用だとかっこ悪い
- 話が違うことがある
- 友人関係にヒビが入るかも
- 辞めづらい
関係性を壊したくないなら、慎重に検討してください。
人材紹介料が介在しているのかも、必ずチェックした方がいいですよ。
友人・知人の会社への転職に迷うなら、他の経路でも転職活動して比較対象を作ればOK。
などで求人を探せばOK。
すべて無料なので、動くのはタダですよ。
転職エージェントの上手な使い方は、転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】をどうぞ。
転職アプリは、MIIDAS(ミイダス)やVIEWで良いかと。
結論、友人・知人との関係を壊さないためにも、比較したりして真剣に検討すべきかと。
僕みたいに、人間関係を壊してほしくないので。。。
できることはすべてやりましょう。
そうすれば、あなたは転職に成功するし、仕事も友情も楽しめる人生になりますよ。
決断の参考にしてみてください。