そもそもアピールできることなんてあるかなぁ?
例文とかあれば見たいな。
自己PRくらい自分で書かないといけないのはわかるけど、
ぶっちゃけ自己PRってメンドくさいなぁ…
こういった疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 転職の自己PRのコツ【履歴書や面接で使える型】
- 転職の自己PRの例文【書き方がわかる】
- 転職の自己PRを楽に完成させる2つの方法
僕、佐藤誠一はこのサイトや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もしていました。
けっこう多かったのが、
という相談。
自己PRには型があるので、型どおりに書けばカンタンです(^^)
僕がアドバイスして内定をもらえた人もいるので、ある程度の信ぴょう性はあるかと。
また、自己PRがメンドくさい人向けに、楽に自己PRを完成させる方法も解説します。
自己PR作りの参考にしてください。
転職の自己PRのコツ【履歴書や面接で使える型】
転職の自己PRには型があります。
下記の型に沿って書くと、うまくまとまりますよ。
- アピールしたいこと
- アピールしたいことの根拠
- 応募企業にどう貢献できるか
履歴書や面接にそのまま使えます。
1つずつ解説しますね。
①アピールしたいこと
まずは、あなたがアピールしたいことから書きましょう。
結論から書かないと、採用担当者が読みにくいから。
例えばこんな感じ。
②アピールしたいことの根拠【体験談が良い】
次に、上記でアピールしたことの根拠を示しましょう。
根拠がないと説得力がないので。
例えばこんな感じ。
前職は営業をやっていましたが、1000人以上の人脈を構築できました。
営業成績もオフィスで5番目だったので、ある程度のコミュニケーションがある証拠だと思います。
体験談を書くと説得力があります。
③応募企業にどう貢献できるか
最後に、アピールポイントで応募企業にどう貢献できるか伝えましょう。
応募企業に関係ないアピールをしても、意味ないですからね。
例えばこんな感じ。
私のコミュニケーション能力は、貴社の営業職でも活かせると思います。
すでに1000人以上の人脈もいるので、すぐに売上につなげられる可能性も高いです。
今まで培ってきたスキルや人脈で、貴社に貢献したいです。
自己PRは、応募企業にあなたを売り込むことなので、こんな感じでアピールしましょう。
自己PRは自己分析の中にある
という人は、自己分析を徹底しましょう。
自己PRは自己分析の中にあるからです。
あなたを徹底的に分析すれば、応募企業が喜ぶ要素が見つかりますよ。
具体的な自己分析の方法は、【超簡単】自己分析のやり方【社会人の転職も使えるおすすめツール】にまとめています。
応募企業が求める人物像に合わせた自己PRをする
当然ですが、自己PRは応募企業が求める人物像に合わせましょう。
どんなにすごい自己PRでも、求めてないものは評価されないので。
職種別だとこんな感じ。
- 営業職→コミュニケーション能力をアピール
- IT業界→スキルや扱える言語をアピール(未経験者はPCスキルなど)
- 事務職→パソコンスキルとコミュニケーション能力
とわかりやすくアピールするのがコツです。
未経験転職の自己PRもノウハウは一緒
という人でも、上記で伝えてきたことと一緒でOK。
専門的なスキルがなくても、業務に役立つスキルをアピールすればいいから。
例えばこんな感じ。
営業職 | 友達が多い
前職の職場の人間関係が良かった 年上に可愛がられる |
IT職種 | 理論的に考えるのが好き
試行錯誤して何かを達成した経験 |
事務職 | 前職でもパソコン作業をしていた
電話対応は得意 |
前職が違う仕事でも、使えるアピールポイントを探せばOKです。
転職回数が多い人の自己PRノウハウ
という人は、下記をアピールしてください。
- 失敗から学べること
- 経験が広いこと
- 今までの職歴で活かせるスキルをアピール
転職回数が多くても、アピールできることはあるので大丈夫。
長所と短所は表裏一体
と不安な人は、長所と同じことを言えばOK。
長所と短所は表裏一体だからです。
例えば、長所が「仕事が速い」だったら、短所は「せっかち」です。
私の長所は仕事が速いことです。
前職でも、私が一番先に仕事を終わらせていました。
反対に短所は、少々せっかちなことです。
でも、せっかちだからこそ仕事を速く終わらせられると思っています。
こんな感じで、短所を伝えるけど短所も長所に見せればOKです。
NGの自己PR
NGの自己PRは下記のとおり。
くれぐれもやらないようにしてください。
NGの自己PR | NGの理由 |
自慢話 | 印象が悪い |
いくつもエピソードを書く | 強みがわかりにくい |
学生時代のエピソード | 社会人として成長してない |
どの企業でも同じ自己PR | 応募企業に刺さらない |
転職の自己PRの例文【書き方がわかる】
転職の自己PRの例文を紹介します。
書き方がわかるので、参考にしてみてください。
事務職の自己PRの例文
私は電話対応に自信があります。
前職では、お会いしたことがない取引先の人にも名前を覚えられていました。
元気にハキハキと話すことを意識したら、円滑なコミュニケーションをとることができました。
私は前職で培った電話対応スキルで、貴社の業務に貢献したいです。
前述の型どおりで、スッキリしていますね。
体験談があると、応募企業で活躍している姿をイメージしやすいので、採用担当者の印象に残ります。
ちなみに、事務職への転職のコツは、事務の転職が決まらない理由【知り合いのツテを使った方が内定でる】にまとめてます。
未経験からプログラマーの自己PRの例文
私は探究心がある人だと言われます。
前職ではエクセルで簡単なソフトを作ったことから、プログラマーに興味を持ちました。
プログラミングスクールに通って、どんどんのめり込んでいきました。
今では、簡単なWebサイトならできるようになりました。
プログラマーは探究心が必要な仕事だと思います。
私の探究心でスキルを磨き、貴社に貢献したいです。
実際にプログラミングを勉強して、のめり込んだエピソードに説得力がありますね。
「探究心」という自己PRが、応募企業に役立つことも説明できてます。
未経験者でありながら、仕事を頑張ってくれそうなので好印象です。
未経験から営業の自己PRの例文
私はコミュニケーションに自信があります。
前職はアパレル販売で、初対面のお客様と短時間で仲良くなって、ご購入いただいておりました。
アパレル店員は嫌われがちなので、適度に距離感を保ちながらトークするのがコツでした。
コミュニケーションの本などで勉強した甲斐もあって、店舗でトップの売上になったことも何度かあります。
営業は未経験ですが、アパレル時代に培ったコミュニケーションスキルを活かして貴社に貢献したいです。
未経験職種への応募も、このように共通するスキルをアピールすればOK。
アパレルも営業も「コミュニケーション」という点では共通してますからね。
勉強は努力を惜しまないのが伝わるので、好印象です。
転職の自己PRを楽に完成させる2つの方法
という人は、楽に自己PRを完成させる2つの方法がおすすめ。
効率的に自己PRができるので、必要があればどうぞ(^^)
①自己分析ツールを使うと自己PRを教えてくれる
自己分析ツールを使うと、あなたの強みを教えてくれるので楽です。
正直、自己分析ってメンドくさいですからね(^^;
精度の高い自己分析ツールは、
フューチャーファインダーです。
僕もやってみたのですが、151の質問に答えるだけで強みを診断してくれますよ。
たぶん新卒向けのツールなのですが、転職者がやっても問題なし。
※同じ人間だから。
しかも、フューチャーファインダーは無料です。
自己PRを簡単に作りたい人はどうぞ。
②転職エージェントに自己PRを作ってもらう
転職エージェントに自己PRを作ってもらう方法もあります。
プロのキャリアカウンセラーに相談できるので。
具体的には、
- 応募企業に合わせた自己PRの作成サポート
- あなたに合う企業の紹介
などを無料でやってくれます。
ただし、転職エージェントから紹介される企業に応募しないと申し訳ないのがデメリットですね。
という人には最適です。
20代向けの信頼できる転職エージェントは、
20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめたので、興味あればどうぞ。
まとめ【転職の自己PRはコツさえ押さえれば楽】
この記事をまとめます。
- 自己PRの型を使うと楽に書ける
- アピールすることがない人は、自己分析を徹底する
- 応募企業が求める人物像に合わせた自己PRをする
- 自己PRの例文を参考にしてね
- 自己分析ツールを使うと自己PRがわかる
- 転職エージェントに相談すると自己PRを作ってくれる
記事を参考に、さっそく自己PRを書いてみましょう。
行動に移して、初めて意味があります。
どうしてもわからなければ、自己分析ツールや転職エージェントを活用すればOKです。
ちなみに、この記事で紹介した無料の自己分析ツールはフューチャーファインダーです。
また、20代向けの信頼できる転職エージェントは、20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめています。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです(^^)