転職したいと思いつつも、けっこう不安もある…
僕は転職してもいいのかなぁ?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 転職のデメリットがわかる
- 転職のメリットがわかる
- あなたが転職していいかわかる
僕、佐藤誠一は5回も転職してます。
履歴は下記のとおり。
年齢 | 職業 | 成功or失敗 |
21~22歳 | 国家公務員 | 失敗 |
22~26歳 | フリーター | どちらでもない |
26~31歳 | 外資系の保険会社 | 失敗 |
31~33歳 | 保険代理店 | 失敗 |
33~36歳 | Webマーケティングのベンチャー企業(営業) | 成功 |
36歳~ | フリーランスのWebライター | 成功 |
正直、転職にはデメリットがあると思ってます。
何度も転職に失敗した僕が「転職のデメリット」をまとめたので、信ぴょう性あるかと。
ちなみに僕は、このブログや他の転職系サイトで3000人以上の転職相談にものってきてまして、多くの失敗体験も聞いてます。
それらも踏まえた転職のデメリットを解説します。
転職するか迷っているあなたの参考になればうれしいです。
目次
【経験者が語る】転職のデメリット3選
転職のデメリットは下記の3つです。
- 入社してみないとわからない
- ローンで借りれる金額が下がる
- もらえる退職金が減る
この3つに集約される感じですね。
1つずつ解説します。
①入社してみないとわからない【人間関係もギャンブル】
結局のところ、入社してみないとわからないことが多いです。
どんなに企業分析しても、全貌はつかめないので。
例えば、
- 仕事内容
- 仕事の難易度
- 職場の人間関係
など、ある程度ギャンブルの要素があります。
転職前に極限まで調べる方法
転職前に企業のことを極限まで調べる方法は、下記のとおり。
- 口コミサイトで調べる(
転職会議とか)
- SNSで調べる
- 転職エージェントの担当者に聞く
- 知り合いに聞いて回る
結論、調べられる情報は取りにいきましょう。
ミスマッチが減ります。
詳しいやり方は、【理由別】転職が怖いときの対処法【それでも失敗した場合の対応策】にまとめたのでどうぞ。
【悲報】それでも最後まではわかりません
- 口コミサイトで調べる
- SNSで調べる
- 転職エージェントの担当者に聞く
- 知り合いに聞いて回る
をやっても、残念ながら最後まではわかりません。
最後に少しの「賭け」が残る感じ。
最後の決め手は、仕事内容でいいかと。
仕事ができれば、人間関係とかもあんまり辛くないから。
この辺は、【断言】転職の決め手は仕事内容でいい【条件で選ぶと失敗しやすい】にまとめてます。
意を決して入社したら、後ろを振り返らない
振り返っても仕方ないですからね。
極限まで調べて「エイヤー!」で飛び込んだら、あとはポジティブに攻めるしかないですよ。
会社に良くしてもらうのではなく、自分で働きやすい環境を作りましょう。
自分から環境づくりをすれば、高確率で転職に成功します。
②ローンで借りれる金額が下がる
勤続年数が長いほど、たくさん借りれるから。
転職しちゃうと勤続年数がリセットされちゃうので、借りれる金額は減ります。
転職前に借りちゃうのがおすすめ
住宅ローンとかを借りる予定があるなら、転職前が良いですよ。
借りれる金額が大きいので。
住宅ローンを借りてから転職するのは自由なので、借りてからがおすすめです。
③もらえる退職金が減る
退職金も勤続年数が長いほど、たくさんもらえるから。
勤続年数がリセットされちゃうので、トータルでもらえる退職金は減ります。
【ただし】退職金をアテにする時代でもない
終身雇用が崩壊してるから。
なので、あなたの意図しないタイミングで退職する可能性もアリ。
大手メーカーは早期退職者を募り、大規模なリストラをやってます。
参考:2020年、大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来る
退職金がない会社も増えてますしね。
結論、
と考える必要なしです。
転職して生涯賃金を上げれば、退職金の減少をカバーできる
もらえる退職金が減るなら、給料を上げればいいだけ。
スキルアップして、年収を上げていけば問題なしです。
「終身雇用の崩壊=手に職をつけろ」という意味なので、手に職をつけましょう。
そしたら給料が上がります。
年収が上がりやすい「手に職」は、
20代の転職におすすめの7職種【おすすめしない職種と適職選びも解説】にまとめたので、興味あればどうぞ。
ちなみに次は、転職相談でよく聞かれたデメリットを解説していきます。
転職エージェントを使った転職のデメリット
結論、相談する転職エージェントに相談しちゃうと、相手にしてもらえないことです。
あくまで商売だから。
合わない転職エージェントだと、ミスマッチも起こりやすいから要注意。
この辺は、転職エージェントがムカつくときの3つの対策【嫌な会社を実名で公開】にまとめたのでどうぞ。
ベンチャー企業に転職するデメリット
ベンチャー企業のデメリットは、下記のとおりです。
- 経営が不安定
- 1人の仕事量が多い
- 給料は高くない
- ブラックもある
- コロコロと方針が変わる
- 福利厚生が弱い
この辺は、【第二新卒版】ベンチャー企業のメリットとデメリット【起業診断あり】にまとめました。
※第二新卒向けの記事ですが、第二新卒じゃなくても参考になるかと。
20代で転職するデメリット
20代で転職するデメリットは、下記のとおりです。
- また1からキャリアを積まないといけない
- 転職回数が増えるので、次の転職が不利
- 一度、年収が下がりやすい
この辺は、【結論】20代の転職率は30%【デメリットを理解したら転職してOK】にまとめてます。
Uターン転職のデメリット
地方にUターン転職するデメリットは、下記の5つです。
- 仕事が少ない
- 給料が下がりやすい
- 車が必要
- 出会いが少ない
- チャンスが少ない
詳しくは、第二新卒でUターン転職するデメリット【転職活動方法も解説する】にまとめてます。
※第二新卒向けの記事ですが、第二新卒じゃなくても参考になるかと。
外資系に転職するデメリット
ドライなことですね。
僕は日系(公務員)と外資系(保険会社)の両方も経験があり、外資はドライでしたよ。
超実力主義なので、ベテランでも仕事ができなきゃゴミ扱いです。
弱肉強食で勝負したい人は良いですが、そうじゃないならおすすめしません。
転職するメリット3選【けっこう良いところもある】
じゃあ、メリットはなんなの?
5回転職した僕が感じた「転職のメリット」は、下記の3つです。
- 人生が変わる
- スキルが身について人生の選択肢が広がる
- 転職に近づける
体験談つきで解説します。
①人生が変わる
転職は人生が変わります。
圧倒的に環境が変わるからです。
人生を変える3つの方法
人生を変える3つの方法は、下記のとおり。
- 考え方を変える
- つきあう人を変える
- 居場所を変える
特に「居場所を変える」は、強制的に人生が変わります。
転職はまさに「居場所を変える」なので、人生が変わりますよ。
「こんな人生は嫌だ!」という人は転職が手っ取り早い
これが一生続くなんて、絶対に嫌だな…
という人は、転職した方がいいですよ。
今の環境に居続けても、未来はないから。
居場所を変えて、強制的に人生を変えればOKです。
【体験談①】僕は仕事と土地を変えたら人生が変わりました
僕は33歳で東京に引っ越して、仕事も変えました。
年齢 | 職業 | 都道府県 |
21~22歳 | 国家公務員 | 長野 |
22~26歳 | フリーター | 新潟 |
26~31歳 | 外資系の保険会社 | 新潟 |
31~33歳 | 保険代理店 | 新潟 |
33~36歳 | Webマーケティングのベンチャー企業(営業) | 東京 |
36歳~ | フリーランスのWebライター | 埼玉 |
今までやってきた保険営業をバッサリ辞めて、Webの世界へ。
結論、Web系の仕事が向いてたみたいで、
マジで人生変わりました。
保険営業時代は破産とかもしてて辛かったですが、今は毎日家でパソコン作業しててのんきです。
引越しと転職をして良かったと、心の底から思ってます。
結論、転職すると人生が変わります。
②スキルが身について人生の選択肢が広がる
転職すると、人生の選択肢が広がります。
新しいスキルが身につくから。
転職するたびに新しいスキルを身につけていくと、人生の選択肢が広がって楽しいですよ。
【体験談②】営業×Web人材は希少性が高い
僕のキャリアをざっくり言うと、下記のとおり。
- 営業:10年
- Web系:7年
つまり「営業できるWebエンジニア」みたいな感じです。
一般的には、
- 営業できる人はWebが弱い
- Webができる人は営業が苦手
という感じでして、僕は両方できるのが強みになりました。
営業×Webのスキルがあるので、今後は下記をやろうかと。
- Webライターの教科書を作る
- Webを活用した営業研修を作る
スキルの数だけ選択肢が増えるので、
今は純粋に仕事を楽しめています。
③天職に近づける
試行錯誤できるからです。
転職は失敗することもあるけど「向いてない仕事を発見した」という結果は残ります。
まさにエジソンみたいな感じですよ。
失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ
トーマス・エジソン
転職を1万回も失敗する必要はないですが、消去法で天職が見えてきます。
【体験談③】比較できないと天職はわからない
営業を10年もやりましたが、正直Web系の方が向いてました。
営業より苦労が少ないから。
で、思ったのが、天職は比較対象がないとわからないってことです。
例えば僕の場合なら、
だって、営業より苦労が少ないから。
というように、比較できるから天職が鮮明になってくる感じ。
つまり、転職しないと天職は見えないと思ってます。
天職に出会いたいなら転職しましょう。
【結論】転職しない方がいい人はこんな人
で、僕は転職していいのかな?
結論、下記の人は今すぐの転職はやめておきましょう。
- 今の会社で半年たってない
- そもそも、働きたくない
- なんの実績もない
- 今より楽な仕事に転職したい
- 条件だけで仕事を選ぼうとしてる
たぶん失敗します。
この辺は、安易な第二新卒の転職はやめとけ【転職しない方がいい人の5つの特徴】にまとめてます。
※第二新卒向けの記事ですが、全世代に当てはまります。
上記に概要してない人は転職してOK。
上記に該当してる人は、まず転職の下準備から始めましょう。
転職活動に入る前の下準備【転職理由をポジティブにする】
転職活動に入る前の下準備は、転職理由をポジティブにすること。
- 人間関係が辛い
- 給料が安い
- 休みが少ない
などが本音でも、面接で言ったら不採用ですからね。
転職理由をポジティブにできれば、転職してOKです。
詳しくは、20代のよくある転職理由23選【どんな理由であれ転職して大丈夫】をどうぞ。
自分の中でもポジティブな転職に変わるので、前向きな転職ができますよ。
ポジティブな転職理由は自己分析でわかります
という人は、自己分析からやってみましょう。
あなたのポジティブな面が見えてくるから。
自分のことをよく知らないと、どこに転職すればいいかもわからないですからね。
自己分析をやったことがない人は、
【超簡単】自己分析のやり方【社会人の転職も使えるおすすめツール】をどうぞ。
簡単な自己分析のやり方や、無料の適職診断ツールも紹介してるので楽です。
結論、転職しない方がいい人→転職していい人に変われます。
まとめ【転職のデメリットを知った上で、慎重に検討しましょう】
最後にもう一度、転職の3つのデメリットをまとめておきます。
- 入社してみないとわからない
- ローンで借りれる金額が下がる
- もらえる退職金が減る
反対に、転職の3つのメリットは下記です。
- 人生が変わる
- スキルが身について人生の選択肢が広がる
- 転職に近づける
本気で転職したい人は、さっそく転職活動を始めましょう。
転職は1歳でも若い方が有利なので。
悩んでいる間にどんどん転職が不利になるので、思い立ったが吉日です。
具体的な転職活動の手順は、
20代の転職の進め方10の手順【失敗しない転職活動のコツも解説】にまとめています。
転職しない方がいい条件に当てはまる人でも、ポジティブな転職理由に変換すれば転職してOK。
結論、転職ってデメリットがあるから、
得られるものも大きいんですよね。
投資で言うところの、リスクとリターンみたいなもの。
リスクを取らないとリターンは得られないので、本気で人生を変えたいならリスクはあるけど行動しましょう。
あなたの転職の参考になればうれしいです。