今の会社が嫌で転職したいけど、初めての転職だから不安なんだよね。
絶対に自分に合う会社に転職したいし、後悔だけはしたくない。
後から「知らなかった…」とかも避けたい。
どうすれば、転職に失敗しないかな?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 転職の注意点がわかる
- 転職が不安なときの対処法がわかる
- 転職先を決められないときの対処法がわかる
僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。
今まで、たくさんの「転職に失敗した人」の相談も受けてきたので、「転職に失敗するポイント」がわかっています。
それを記事にしましたので、「これだけ注意すれば、だいたい大丈夫」という内容にしました。
実際に転職に失敗した人たちのデータをまとめたので、かなり信ぴょう性があるかと。
この記事を読むことで、後悔しない転職ができますよ。
目次
転職の5つの注意点【これだけ注意すれば大丈夫】
転職の注意点は、下記の5つです。
- 先に会社を辞めない
- 就業規則で退職できるまでの期間を確認しておく
- いきなり求人サイトを見ない
- ブラック企業を選ばない
- 志望動機で「理念に共感した」はNG
ぶっちゃけ、この5つだけでもかなり失敗を防げるので、最低限これだけは注意しましょう。
1つずつ解説しますね。
①先に会社を辞めない
転職するからといって、先に会社を辞めてはいけません。
収入がなくなるから。
具体的には、下記のデメリットがあります。
- 失業保険がもらえるのは、退職から4ヶ月目から
- なかなか内定が出ず、無収入期間が伸びてしまうかも
- 空白期間が長くなるほど、内定が出づらくなる
結論、基本的には在職中の転職活動がおすすめ。
在職中の転職活動のコツは、在職中の転職活動のコツ3選【忙しいなら代わりにやってもらいましょ】にまとめてます。
やむを得ない理由で先に退職するなら、辞めてから転職活動するメリットとデメリット【先に辞めてもOKです】を参考にどうぞ。
②就業規則で退職できるまでの期間を確認しておく
転職活動を始める前に、就業規則で「退職できるまでの期間」を確認してください。
これをやっとかないと、最悪の場合、転職できなくなるから。
実際に相談を受けた例で、こんなのがありました。
- 在職中に転職活動して内定をもらった
- 内定先から「再来月から来てほしい」と言われた
- 会社に退職を申し出たら「退職には3ヶ月かかる」と言われた
- 就業規則を確認したところ、たしかに「退職に3ヶ月かかる」と書かれていた
結局、この人は内定取り消しになったそうです。
「退職できるまでの期間」は、転職活動のスケジュールのベースになるので、最初に確認しましょう。
③いきなり求人サイトを見ない
いきなり求人サイトを見始める人が多いですが、やめましょう。
転職先を間違えるから。
これは、地図を見ないで航海に出るようなもんです。
求人サイトを見る前に、転職の方向性を決めましょう。
転職の方向性=自己分析
結論、まずは自己分析してください。
あなた自身のことを知らないと、どこに転職すればいいかわからないので。
自己分析の具体的なやり方は、【超簡単】自己分析のやり方【社会人の転職も使えるおすすめツール】にまとめてます。
自己分析がメンドくさいならツールを使えば楽です
という人は、無料の自己分析ツールを使えば楽です。
MIIDAS(ミイダス)など無料アプリで自己分析できるので、やってみると良いかと。
質問に答えていくと、15分くらいで自己分析結果がでます。
まずはサックリと自己分析を終わらせて、転職の方向性を決めましょう。
④ブラック企業を選ばない
うっかりブラック企業に転職しないようにしてください。
短期離職して、転職が不利になるから。
具体的なブラック企業の特徴は、下記のとおり。
- 夜中にオフィスの電気がついている
- 求人情報が抽象的
- すぐに内定が出る
さらに詳しい「ブラック企業の見分け方」は、ブラック企業の見分け方20選【1人で判断できないときの対処法も紹介】にまとめたので、事前に読んでおくと安心かと。
⑤志望動機で「理念に共感した」はNG
面接の志望動機で「御社の理念に共感したから」はNGです。
「なんも考えてない」と判断されて、面接で落ちるから。
※「御社の理念に共感したから」なんて、誰でも言えますよね。
採用される志望動機のコツは、「この会社じゃなきゃいけない理由」まで落とし込むこと。
具体的な志望動機の作り方は、【例文つき】転職の志望動機の書き方【未経験者も楽に書く2つのコツ】をどうぞ。
例文があるので、パクってもらってOKです。
また、面接のコツは、転職の面接の11の流れやマナー【事前に聞かれる質問がわかる方法】をどうぞ。
転職活動が不安なときの対処法【プロを利用する】
やっぱり、わかるとできるは違うよ…
うまく転職活動できるか不安だ…
という人は、転職エージェントに相談すればOK。
なぜなら、転職のプロだから。
具体的には、下記を無料でやってくれます。
- 自己分析
- あなたに合う企業の紹介
- 内定が出やすい履歴書や面接の内容を作ってくれる
考えてみれば、あなたが転職のプロになる必要はないので、餅は餅屋でOKかと。
転職エージェントは信用しなくていい
人を騙して転職させて儲けてるみたいな…
転職エージェントなんか、信用できないでしょ?
結論、転職エージェントは信用しなくてOK。
なぜなら、情報を聞き出すだけ聞き出して、最後はあなたが判断すればいいから。
例えば、複数の転職エージェントに相談して、求人情報に違いがないかチェックするだけでもかなり失敗を防げます。
【注意点】転職エージェントに転職先を決めさせない
結論、転職エージェントに転職先を決めさせないようにしてください。
あくまでもあなたの人生だから。
転職は人生の大事なイベントなので、どんなに押されても最後は自分で決めること。
どうせ無料なので、嫌だなと思ったら相談をやめましょう。
とりあえず相談してみてから、転職エージェントを利用するか判断してもOKです。
上手な転職エージェントの使い方は、転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】にまとめたので、参考にどうぞ。
転職先を決められないときの対処法
「もっと良い会社があるんじゃないか?」と思って、決断できない場合はどうしたらいい?
結論、内定先の情報を調べ尽くしたら、思い切って入社してみましょう。
あとは、入社してみないとわからないからです。
【悲報】あなたに100%合う会社は存在しない
なぜなら、すべて「人が作った会社」だからです。
あなたに100%合う会社で働くには、起業するしかありません。
なので、万全の転職活動をして内定をもらったら、あとは入社してあなたが合わせていけばOK。
新しい挑戦と成長だと思って、その転職先で頑張ってみましょう。
転職先をなかなか決められない人ほど、
- もっと良い会社があるかも…
- もっと自分に合う会社があるかも…
と迷ってしまい、空白期間が長くなって転職が不利になります。
物理的に日本中の企業を見ることはできないので、ある程度よさそうな会社だと思ったら、もうGOしてしまいましょう。
決断力=人生を成功させる力です。
まとめ【転職の注意点は5つだけ。調べ尽くしたら思い切って転職しよう】
最後にもう一度、転職の5つの注意点をまとめておきます。
- 先に会社を辞めない
- 就業規則で退職できるまでの期間を確認しておく
- いきなり求人サイトを見ない
- ブラック企業を選ばない
- 志望動機で「理念に共感した」はNG
自己分析がメンドくさい人は、MIIDAS(ミイダス)など無料の自己分析アプリでサクッと終わらせて、転職の方向性を決めましょう。
転職活動が不安なら転職エージェントに相談すればOK。
どうせ無料なので、とりあえず相談してみてから、転職エージェントを利用するか決めても大丈夫です。
参考:転職エージェントの使い方【騙されない方法やテキトーな選び方も解説】
万全の転職活動をしたら、あとは入社してみないとわからないので、決断力でGOです。
入社してからあなたの働きやすい環境を作ればOK。
ということで、さっそく転職活動を初めてみてください。
あなたが転職に成功するのを祈っています。