教員を辞めるなんて親とかに反対されそうだけど、
仕事がキツすぎるので辞めたい。
民間は初めてだから、どうやって転職活動すればいいのかな?
あと、教員におすすめの転職先とかも知りたい。
ただ、ほんとに教員を辞めて大丈夫かな…?
こういった疑問や不安に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 20代の教員が民間に転職する方法【まずはマインドシフトから】
- 20代の教員におすすめの仕事7選
- 教員の辞めどきは3月【11月には退職を申し出ること】
- 教員を辞めても人生は余裕です【むしろ教員の方が地獄】
僕、佐藤誠一はこのサイトや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
※全国職業相談センターというサイトで相談対応もしてました。
教員の転職相談はかなり多かったです。
やっぱり、みんな辞めたがってるんですよね。
みんなが辞めたい理由は、下記が多かったです。
- 休みがない
- 体を壊しそう
- 責任が重すぎる
- 仕事内容と給料が釣り合ってない
僕が相談対応したことで、民間に転職していった先生も多いです。
そのときの相談対応のノウハウを記事にまとめました。
実際に民間に転職できた先生が多いので、信ぴょう性がある内容かと。
20代のうちに、教員から民間に転職したいあなたの参考になればうれしいです。
目次
20代の教員が民間に転職する方法【まずはマインドシフトから】
20代の教員が民間に転職する方法を解説します。
下記のとおりに行動してみてください。
【重要】営利目的で働くマインドに変える
最重要なのは、働く目的を変えることです。
民間企業は営利目的で働いているので。
社員の存在意義はただ1つ、会社の売上を伸ばすことです。
公務員の感覚のまま転職活動すると、面接とかズレが出て不採用になりがち。
まずは、働く目的を営利目的にチェンジしてください。
できれば在職中に転職活動【無理なら辞めてから】
可能であれば、在職中に転職活動をしましょう。
退職してから転職活動をする場合、内定が出ないと無収入になるので。
テスト期間中などを利用して、転職活動するのがおすすめです。
ただし、どうしても現職中に転職活動の時間を取れないなら、退職してからの転職活動でもOKです。
ちなみに、退職してからの転職活動については、
20代の転職活動に必要な貯金は75万円【お金が少なくても転職できる】にまとめています。
転職理由はポジティブにする
面接では転職理由を聞かれますが、ポジティブに伝えましょう。
ネガティブな転職理由は、印象が悪くて採用されにくいので。
例えばこんな感じでOKです。
悪い例はこんな感じ。
- 休みが少なかったので。
- 業務量に対して給料が安かったので。
面接のノウハウについては、
転職の面接の11の流れやマナー【事前に聞かれる質問がわかる方法】にまとめてます。
キャリアカウンセラーに相談する
という人は、キャリアカウンセラーに相談すればOK。
民間への転職の専門家なので、アドバイスをくれますよ。
- あなたに向いてる仕事の診断
- あなたに合う企業の紹介
- 志望動機作りや面接の練習
などをすべて無料でやってくれます。
キャリアカウンセラーの相談は、転職エージェントに相談すればOK。
※在籍してるので。
20代向けの信頼できる転職エージェントは、
20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめてます。
転職活動の手順
という人は、20代の転職の進め方10の手順【失敗しない転職活動のコツも解説】を読んでみてください。
民間の転職活動の手順を解説しています。
手順に沿って行動すれば問題なしですよ。
20代の教員におすすめの仕事7選
という人は、下記の7職種がおすすめ。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- マーケティング職
- 営業
- 宅地建物取引士
いずれも、
- 手に職がつく仕事
- 未経験から転職できる
という仕事です。
民間では終身雇用が崩壊しているので、手に職をつけるのが必須。
手に職がつけば、安定して稼げますよ。
上記7職種については、20代の転職におすすめの7職種【おすすめしない職種と適職選びも解説】にまとめています。
【注意】教員におすすめしない仕事
反対に、おすすめしない仕事は下記のとおり。
- 塾講師:教員と同じくらい激務
- 他の公務員:労働基準法が適用されない
- 学校事務:また学校で働きます
おすすめしない理由は、教員とあんまり変わらないから。
せっかく転職するのに同じような仕事なら、転職しない方がいいですよ。
まったく違う畑の仕事に転職できるのは20代だけなので、経験も兼ねて今のうちに別の仕事に挑戦してみましょう。
幅広い経験を積むことで、30代以降の可能性が広がります。
教員の辞めどきは3月【11月には退職を申し出ること】
あと、いつ頃に退職を申し出ればいいんだろう?
教員の辞めどきは3月です。
一応3月以外でも退職できますが、やはり年度末が一般的。
年度の途中で辞めると、かなり迷惑がかかりますからね。
退職の申し出は、11月頃の人事希望を出すときがベスト。
学校側も、あなたの後任を探す余裕があります。
教員は急に辞められないので、11月頃から退職を伝えましょう。
転職活動は12月くらいからスタート
現職を続けながら転職活動をするなら、12月くらいからで大丈夫。
3ヶ月もあれば民間の内定は出るから。
12月から転職活動を始めて、2月くらいに内定をもらうイメージですね。
ちなみに、退職してから転職活動を始める人は、
- 4月:転職活動スタート
- 6月:内定
- 7月:転職先で勤務開始
みたいなスケジュールを想定しておきましょう。
教員を辞めても人生は余裕です【むしろ教員の方が地獄】
みんなに反対されそう…
結論、教員を辞めても人生は余裕です。
なぜなら、教員以上にキツい仕事はあんまりないから。
激務の教員でやってこれた人なら、民間なんて楽勝ですよ。
休みもあるし、給料も上がります。
教員は、
- 休みも少ない
- 責任が重い
- なのに給料は安い
で、あらゆる仕事の中で難易度が高い方です。
手に職をつければ公務員並みに安定します
前述の7職種のような手に職がつく仕事なら、公務員並みに安定するので大丈夫。
スキルがある人は常に重宝されるから。
なので、手に職を身につけましょう。
公務員は仕事に縛られますが、
手に職をつければ自ら仕事を選べるようになります。
結果、人生がイージーになりますよ。
親には誠意をもって話す
という人は、誠意をもって親に話すしかありません。
親が思ってる教員のイメージと、現実はけっこう違いますからね。
- どれくらい厳しい仕事なのか伝える
- 手に職をつければ公務員並みに安定することを伝える
- どうしてもやりたい仕事あると伝える
など、誠意をもって話しましょう。
もちろん、親への感謝はお忘れなく。
誠意をもって話せば、だいたいの親は納得してくれるものです。
まとめ【20代のうちに教員から民間に転職しちゃいましょう】
この記事をまとめます。
- 20代の教員が民間に転職する方法を実践すれば大丈夫
- おすすめの仕事は7つ【おすすめしない仕事に注意】
- 教員の辞めどきは3月【11月には退職を申し出る】
- 教員はキツすぎるので民間に行ったら余裕
- 手に職をつければ公務員並みに安定する
本気で教員を辞めて民間に転職したいなら、
行動を開始しましょう。
最悪の場合でも、1月に退職を申し出れば受け入れてくれる学校はあるかと。
3月が近いほど、すぐに転職活動を始めてください。
ちなみに、この記事で紹介した20代向けの信頼できる転職エージェントは、
20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめてます。
不安なら、プロのキャリアカウンセラーに相談するのもアリかと。
あなたの転職成功を祈っています。