サラリーマンは向いてないしつまらないから、起業したい。
社長とかかっこいいよなぁ。
収入も上限なくなるし、起業して成功したい。
でも、本音はすごく不安…
失敗したらどうしよう…
こういった疑問や不安に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 起業の3つのメリット
- 起業の9つのデメリット
- あなたは起業に向いてるかチェック
- 【結論】1人・在宅・0円起業から始める【副業からも可】
僕、佐藤誠一は起業して8年です。
2011年までメットライフ生命の営業マンで、その後金融業で起業しています。
ですが、金融業で失敗して破産。
現在はフリーランス(個人事業主)のWebライターをしています。
- 年収750万円
- 在宅で仕事
- 借入なし
- 事務所なし
- 店舗なし
- 従業員なし
- 月の経費は5~6万円
- 毎月15~20万円くらい貯金できる
という状態なので、健全経営ができてると思います(^^)
※年収は決して多くないですが。
この記事は、起業して失敗した後うまくいった僕が書いたので、けっこう信ぴょう性があると思います。
つまり、起業のメリットもデメリットも味わった僕が書いた記事だということ。
それでは、起業のメリットとデメリットを解説します(^^)
目次
- 1 起業の3つのメリット
- 2 起業の9つのデメリット
- 3 あなたは起業に向いてるかチェック
- 4 【結論】1人・在宅・0円起業から始める【副業からも可】
- 5 まとめ【起業のメリットは3つ、デメリットは9つ】
起業の3つのメリット
起業のメリットは、下記の3つです。
- 自由
- 収入の上限がなくなる
- 稼げると自信がつく
1つずつ解説しますね(^^)
【メリット①】自由
起業の最大のメリットは、自由を得られることです。
誰にも管理されないからです。
例えば、サラリーマンのような、
- 上司
- 会社
- 部下
などの人間関係がありません。
自分が社長であり、意思決定権をもっているので自由です。
- 新しいビジネスを始める
- ビジネスを辞める
- 誰と取引するか
- いつ休むか
など、すべて自分で決められます。
極論ですが、年収1億とか稼がなくても、生活できるお金を稼げて自由なら大成功ですよね(^^)
【メリット②】収入の上限がなくなる
起業すると、収入の上限がなくなります。
サラリーマンじゃないからです。
売上の分だけ、収入を上げることができます。
収入の上限がなくなると未来に希望をもてる
「年金が崩壊する」とか言われてますよね。
サラリーマンは、老後資金を給料の中から貯金していかなければいけません。
でも、起業すれば可能性は無限大。
1ヶ月で老後資金を稼げてしまう可能性だってあります。
世間の人たちが悩んでいることから、開放される可能性があるのもメリットですね。
【メリット③】稼げると自信がつく
起業して稼げるようになると、かなり自信がつきます。
会社の力ではなく、自分の力で稼いだからです。
※もちろん周りの人たちの協力あっての結果なので、1人で稼いだわけじゃないですが。
自信がつくと、「何があっても大丈夫」と思えるようになります。
サラリーマンがリストラされたら大変ですが、起業家は収入を失ってもまた稼げばいいんです。
ビジネスの仕組みがわかってくると、何をやっても稼げるようになります。
それが「何があっても大丈夫」という安心感になって、メンタルも安定します(^^)
僕も起業して自信がつきました
冒頭でお伝えしたとおり、僕は金融業で起業して破産しています。
そのときは、すべての自信を失いました。
でも、現在はフリーランスのWebライターとして稼げるようになって、自信をもてています。
会社に属さなくても、年収750万円くらい稼げてるので。
しかも技術職なので、もし今の収入がすべてなくなってもすぐに復活できます(^^)
その安心感があるので、起業していますがメンタルは安定しています。
起業の9つのデメリット
続いて、起業のデメリットは下記の9つです。
- 収入がないときもある
- ほとんどが失敗する
- 責任が大きい
- 軌道にのるまで休みなし
- 最初はお金を借りにくい
- 最初は賃貸で選べる物件が少ない
- 孤独
- 常に勉強しなければならない
- 創業期に病気やケガで仕事ができなくなると収入が途絶える
たぶん、デメリットの方が気になりますよね?
1つずつ解説します。
【デメリット①】収入がないときもある
起業すると、収入がない月もあります。
サラリーマンのように、給料が保証されてないからです。
売上がなければ、収入はありません。
収入が不安定になることは、覚悟しておきましょう。
収入の不安定さを乗り越える方法
収入が不安定なのは避けられないので、
生活費を上げないのが一番。
お金がないときでも、なんとか耐えられるからです。
よくある失敗は、収入が上がったからといって生活費を上げちゃうパターン。
特に、固定費を上げてしまうときついですね。
収入が下がったときに、月々の支払いがきつくなります。
がんばったご褒美など単発の支出は良いですが、固定費を上げないようにしましょう。
【デメリット②】ほとんどが失敗する
結論、ほとんどの起業は失敗します。
起業の生存率は下記のとおり。
経過年数 | 生存率 |
1年 | 40% |
5年 | 15% |
10年 | 6% |
20年 | 0.3% |
30年 | 0.02% |
10年で94%は廃業しています。
つまり、94%負けるゲームだと思ってください。
ちなみに起業に失敗しない方法は、後述します。
(下記の「【結論】1人・在宅・0円起業から始める」で解説します)
起業に失敗しても大丈夫
ちなみに、起業に失敗しても大丈夫です。
事実、僕も破産したのに普通に生活しています。
もし仮に破産するとどんなことが怒るのかは、
【実録】起業に失敗したその後の生活は大丈夫【失敗しない起業とは】にまとめたので、一応よんでみてください(^^)
リスクを知っておくのも、経営者の仕事です。
【デメリット③】責任が大きい
起業すると責任は増えます。
会社の後ろ盾がなくなるからです。
例えば、何かトラブルが起きてしまったら、責任を取らなければいけません。
誰も守ってくれません。
サラリーマンなら会社が責任を取ってくれますが、起業家にはそれがない。
けっこう怖いです。
責任が小さいビジネスをすればいい
起業すると責任が増えますが、
最初から責任が小さいビジネスを選べば問題なしです。
トラブルが発生しても、責任とれるから。
例えば、こんな感じです。
- 従業員を雇わない
- 借金しない
- 取引先と、責任の上限を決めて契約をする
ビジネスを始めるときは、リスクから考えましょう。
最悪の事態が起きたときに、責任を取れる範囲でビジネスをするのが鉄則です。
【デメリット④】軌道にのるまでは休みなし
軌道にのるまでは、休みなしだと思った方がいいです。
起業してすぐは、食っていくために休んでる場合じゃないからです。
正直、起業してすぐに休みたいと思う人は、起業に向いてません。
サラリーマンじゃないので、最初の1年は休みなしのつもりでガムシャラに働きましょう。
僕は起業して8年間、ほとんど休めませんでした
僕は2011年に起業して、休めるようになったのは2019年からです。
その前までは、年間休日10日未満がずっと続いてました。
3ヶ月無休とかが普通です。
そこまでやって初めて軌道にのる感じなので、最初はほんと大変です。
だから基本、仕事好きな人の方が起業には向いてます。
【デメリット⑤】最初はお金を借りにくい
起業してすぐは、お金を借りにくいです。
信用がないからです。
サラリーマンなら会社の信用がありますが、起業家には何もない。
だから、
- 住宅ローン
- 新規のクレジットカード
- カーローン
とかは組めないですね。
お金を借りるなら、サラリーマンのうちに
お金を借りるなら、サラリーマンのうちに借りておきましょう。
起業したら、しばらく借りれないですからね。
銀行とかクレジットカード会社も、「起業するな」とは言いません。
あくまで借りるときだけサラリーマンであればいいので、借りてしまえば起業してOK。
起業するとしばらく資金が必要なこともあるので、借りるならサラリーマンのうちに借りておきましょう。
【デメリット⑥】最初は賃貸で選べる物件が少ない
起業して賃貸物件を借りるときは、選べる物件が少ないです。
信用がないのと、所得が低いから。
特に大手の賃貸物件は審査が厳しいので、起業してすぐは借りにくいですね。
※ダイワ、三井、住友とか
起業すると税金をたくさん払いたくないから、確定申告のときは経費を盛り盛りにして申告する人が多い。
税金は少なくなりますが、所得が低くなってしまうので、賃貸を借りにくいというデメリットがあります。
【デメリット⑦】孤独
起業すると孤独です。
同じ立場の人がいなくなるからです。
よく言いますよね、「経営者は孤独」って。
あれ、ほんとです。
仮に従業員がいるとしても、社長と従業員じゃ話が合いません。
だって、仕事の目的が違うから。
社長は事業のため、従業員は給料のために働いてます。
だから、腹を割って話せない。
最近は1人起業が主流ですが、1人起業はけっこう孤独です。
さみしがり屋さんは、起業に向かないかもです(^^;
【デメリット⑧】常に勉強し続けなければいけない
起業すると、常に勉強し続けなければいけません。
トレンドをつかむためです。
需要がないビジネスをしていては、絶対稼げません。
だから、トレンドを知るために勉強し続ける必要があります。
「ここまでいったら、勉強しなくていい」みたいなのはありません。
継続的な勉強が嫌いな人は、起業に向いてないかもです。
【デメリット⑨】創業期に病気やケガで仕事ができなくなると収入が途絶える
創業期の病気やケガは、致命的です。
収入が途絶えるからです。
創業期は1人で仕事をする人も多く、病気やケガで仕事ができなくなると誰も代わりがいません。
健康管理は、起業家の重要な仕事です。
あなたは起業に向いてるかチェック
そもそも、あなたが起業に向いてるかもチェックしておきましょう。
起業してはいけない人の9つの特徴【起業してうまくいく方法も解説】に、起業しない方がいい人の特徴をまとめました。
半分以上あてはまったら、現段階では起業に向いてません。
でも、安心してください。
当てはまらなかった部分は、改善すれば大丈夫(^^)
起業に向いてない部分を直して、向いてる人になってから起業しましょう。
起業する前に読んでおくべき本
起業する前に読んでおいてほしいのは、
「ユダヤ人大富豪の教え」という本です。
テクニック本ではありません。
起業やビジネスの一番基礎が書かれているので、起業家マインドを作るのに適した本です。
僕も起業する前に読みました(^^)
起業家1年生の教科書だと思って、読んでおきましょう。
700円くらいする本ですが、稼ぐ土台になる本なので投資回収できますよ(^^)
【結論】1人・在宅・0円起業から始める【副業からも可】
結局どんなビジネスから始めたらいいの?
と疑問の人は、下記の3つの条件に当てはまるビジネスから始めましょう。
- 1人で始められるビジネス
- 在宅でできるビジネス
- 0円で始められるビジネス
この3つの条件のビジネスが良い理由は、
リスクがないからです。
リスクがない=失敗しようがないので、安全です。
ゼロか、成功するかしかありません(^^)
まずは上記の「1人・在宅・0円起業」で、稼げる土台を作りましょう。
「1人・在宅・0円起業」の具体例は、下記のとおり。
- Webライター
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webサイト制作
- 動画編集
- アフィリエイター
- YouTuber
- コンサルタント
- フルコミッション営業(仕入れなし)
- 教材を作って売る
「1人・在宅・0円起業」の詳細は、
【破産経験者が語る】脱サラして何をするべきか【1人・在宅・0円起業】にまとめたので、読んでみてください(^^)
1人・在宅・0円起業を、副業から始めるのが無難
「1人・在宅・0円起業」のメリットは、
副業からでも始められること。
正直、まずは副業で始めて、会社の給料を上回ったら起業するのが一番です。
リスクが低いので。
だから、まずは「1人・在宅・0円起業」を副業から始めましょう。
起業はいきなりやりたいビジネスをするんじゃなくて、段階を踏むことでリスクを下げられます。
やりたいビジネスをするために、まずは基盤を作るみたいなイメージ。
前述のとおり、起業は94%が失敗するので、用意周到すぎるくらいでちょうどいいです。
まずはリスクゼロで稼いで、やりたいビジネスの資金作りをするのも良いですね(^^)
まとめ【起業のメリットは3つ、デメリットは9つ】
この記事をまとめます。
- 起業のメリットは3つ。特に「自由」は素晴らしい
- 起業の94%は失敗する
- あなたは起業に向いてるかチェックしておきましょう
- まずはリスクゼロの「1人・在宅・0円起業」から始める
- 副業から始めて、会社の給料を超えたら起業が安全
でも、本音はすごく不安…
失敗したらどうしよう…
というあなたの参考になればうれしいです(^^)
ちなみに、失敗しにくいビジネスと失敗しやすいビジネスを、
脱サラに失敗しない方法9選【失敗しにくいビジネス事例も紹介】にまとめたので、読んでみてください(^^)
けっこう多くの人は「失敗しやすいビジネス」を選んでしまいがち。
だから94%の人が失敗しています。
必ず「失敗しにくいビジネス」を選ぶようにしてください。
あなたの起業の参考になればうれしいです!