自衛隊から転職したい人
正直、自衛隊の仕事はキツすぎるので、辞めたいんだよね…
ただ、民間で働いたことがないから、やっていけるか不安…
あと、具体的にどうやって転職すればいいんだろう?
こういった疑問や悩みに応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 自衛隊から民間への転職で、おすすめの転職先がわかる
- 自衛隊から民間に転職してやっていく方法がわかる
- 具体的な転職活動の方法がわかる
僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。
という自衛隊の人からの相談は、かなり多かったです。
僕がアドバイスして、無事に転職できた人は多いので、この記事もある程度の信ぴょう性があるかと。
この記事を読むことで、あなたも自衛隊を辞められて、民間に転職できる可能性が上がるので、最後まで読んでみてください。
目次
自衛隊からおすすめの転職先5選
自衛隊から民間に転職するとき、おすすめの転職先は下記の5つです。
- トラックドライバー
- 施工管理
- 電気工事士
- プログラマー
- 営業
1つずつ解説しますね。
①トラックドライバー
理由は、大型免許を活かせるから。
トラックドライバーは不足しているため、免許があるだけでかなり有利です。
自衛隊の経験を活かせますよ。
②施工管理
施工管理とは、建設業界の現場監督のことです。
施工管理がおすすめの理由は、下記の3つ。
- かなり忙しいけど、自衛隊より肉体疲労は少ないかも
- 給料が高いから
- 手に職がつくから
具体的な仕事内容は、下記のとおりです。
- 工事が図面通りに進んでいるかチェック
- 工事のスケジュール調整
- 資材の発注などなど
施工管理は資格も不要で、未経験から転職が可能。
なので、自衛隊から転職するには良いかと思います。
未経験で施工管理に転職する方法は、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】がわかりやすいです。
③電気工事士
電気工事士がおすすめの理由は、未経験からでも手に職がつくから。
具体的には、「電気工事士」の資格を取得すればOKです。
電気工事士の試験の難易度は低めなので、未経験者向け。
独占業務の資格なので、資格を取得すれば手に職がつきます。
電気工事士の資格取得については、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツがわかりやすいです。
④プログラマー
プログラマーがおすすめの理由は、将来性が明るいから。
IT業界はまだまだ伸びるので、その波にのることができます。
IT業界の将来性については、【業界人が語る】IT業界の今後の展望【結論:未経験でも転職できる】をどうぞ。
また、プログラマーの仕事内容や、未経験から転職する手順は、プログラマーの仕事内容をわかりやすく解説【きついところもあるよ】にまとめてます。
すぐにプログラミングスキルの基礎を習得するなら、自衛隊を辞めてからプログラミングスクールに通えばOK。
無料体験があるプログラミングスクールは、【無料あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】にまとめたので、興味あればどうぞ。
⑤営業
営業がおすすめの理由は、割と気合いが必要だから。
ノルマがある仕事のため強い精神力が必要ですが、自衛隊をやってきた人ならできると思います。
営業は常に人不足なので、未経験でも転職しやすいですよ。
未経験から営業に転職する方法は、未経験者が営業の転職に失敗しないコツ【おすすめの営業も紹介する】にまとめてます。
【20代限定】あなたが好きな仕事に転職すればOK
結論、あなたが20代なら、好きな仕事を選べばOKですよ。
なぜなら、若いのでどこでも転職しやすいから。
僕の後輩で元自衛官がいるのですが、自衛隊を辞めた後は、声優の学校に進学して声優を目指してました。
20代ならなんでもチャレンジできるので、上記で紹介した5つの仕事に限らず、やりたいことをやればOKです。
自衛隊から民間に転職してやっていくマインドシフト
どんなことに注意すればいいの?
結論、民間=営利目的であることを忘れてはいけません。
公務員と違って「お金儲け」をするのが、民間企業の目的だからです。
なので、公務員のように「仕事に行けば給料がもらえる」という世界ではありません。
- 会社の売上に貢献する
- 会社の経費削減に貢献する
など、お金儲けをしにいくマインドが必要です。
営利感覚をもってないと面接で落ちます
なぜなら、面接官は「公務員→民間に転職する人」に、営利感覚があるかを見てるから。
ようは、面接官からすると「営利目的の仕事をしたことがない」のが、一番の不安点なんです。
なので、面接では、
- 御社の売上に貢献したいです。
- 御社の利益に貢献したいです。
というようなフレーズを混ぜてください。
そうした一言があるだけでも、面接官が安心して採用されやすいです。
自衛隊から民間に転職する7つの手順【成功するために】
自衛隊から民間に転職する手順は、下記の7ステップです。
- 退職を申し出る【3月末か7月末に辞める】
- 3ヶ月分の生活費を貯金しとく【もしくは実家に帰る】
- 自己分析する
- 求人を探す
- 自己PRと志望動機を作る
- 履歴書と職務経歴書を作成して求人に応募する
- 面接の練習をする
1つずつ解説しますね。
①退職は3月末か7月末【遅くとも3ヶ月前には退職を伝える】
遅くとも4月・12月には、上官に退職を申し出ましょう。
辞めやすい時期は3月末か7月末で、退職には最低でも3ヶ月はかかるからです。
ぶっちゃけ、自衛隊を辞めるのは時間がかかるので、退職の申し出は早ければ早いほど良いです。
もし引き留められたときの対処法
自衛隊の退職は、引き留められることがあります。
隊員の配置換えなど面倒があるため、退職を嫌がる上官もいます。
※もちろん引き留めない上官もいます。
どんなに引き留められても「辞めます」の一点張りでいきましょう。
強い態度で退職だけを伝えてください。
逃亡は絶対NG
辞めさせてくれないからといって、逃亡だけは絶対NGです。
自衛隊をあげて逃亡者を捜索して、その捜索費用はあなたに請求されるから。
結論、正規の手続きで辞めるのが一番です。
②3ヶ月分の生活費を貯金しとく【もしくは実家に帰る】
理由は、退職してから転職活動を始めることになるから。
公務員は失業保険もないので、転職先が決まるまでの生活資金が必要です。
具体的には、75万円くらいあれば大丈夫かと。
75万円あれば3ヶ月くらい生活できるので、その間に転職活動を進めるイメージ。
もし貯金がないなら、実家に帰るなどして無職期間をしのぎましょう。
ちなみに、退職してからの転職活動のコツは、辞めてから転職活動するメリットとデメリット【先に辞めてもOKです】を参考にどうぞ。
③自己分析する
自己分析は必ずやってください。
なぜなら、自分のことがわからないと、どこに転職していいかわからないから。
具体的な自己分析の方法は、【超簡単】自己分析のやり方【社会人の転職も使えるおすすめツール】にまとめたので、やってみましょう。
④求人を探す
自己分析が終わってから、求人を探しましょう。
自己分析した後だと、どんな求人を選べばいいかわかるから。
具体的な求人の探し方は、下記があります。
⑤自己PRと志望動機を作る
応募する求人を複数選んだら、それぞれの企業ごとに自己PRと志望動機を作りましょう。
自己PRと志望動機が甘いと、絶対に採用されないから。
自己PRと志望動機の作り方は、下記の2記事にまとめてます。
⑥履歴書と職務経歴書を作成して求人に応募する
自己PRと志望動機ができたら、履歴書と職務経歴書に記載して、求人に応募しましょう。
応募するときのコツは、複数の企業に同時で応募すること。
1社1社に応募すると、内定が出るまで時間がかかるからです。
この辺は、転職の応募数は20社が安心【少ない応募で転職に成功する5つの方法】にまとめてます。
⑦面接の練習をする
必ず面接の練習をしてください。
練習でできないことは、本番でもできないから。
面接のコツや練習方法は、転職の面接の11の流れやマナー【事前に聞かれる質問がわかる方法】にまとめてます。
転職活動が不安なら転職エージェントに相談する
ちゃんと採用されるイメージができない…
という人は、迷わず転職エージェントに相談しましょう。
転職のプロで、あなたをサポートしてくれるから。
具体的には、下記を無料でやってくれます。
- あなたに合う仕事や会社を紹介してくれる
- 自己分析をやってくれる
- 自己PRや志望動機を作ってくれる
- 面接でどう話すかを作ってくれる
結論、転職活動の不安な部分を代行してくれるので、割と心強いかと。
公務員→民間に強い転職エージェントは、公務員におすすめの転職エージェント3選【民間の転職に失敗しないコツ】にまとめたのでどうぞ。
まとめ【自衛隊から民間への転職を成功させるにはコツがある】
最後に、自衛隊から民間への転職で、おすすめの転職先5つをまとめておきます。
- トラックドライバー
- 施工管理
- 電気工事士
- プログラマー
- 営業
プログラマーに興味がある人は、無料体験があるプログラミングスクールで試してみるのが良いですね。
参考:【無料あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】
実際に転職する手順は、下記の7つです。
- 退職を申し出る【3月末か7月末に辞める】
- 3ヶ月分の生活費を貯金しとく【もしくは実家に帰る】
- 自己分析する
- 求人を探す
- 自己PRと志望動機を作る
- 履歴書と職務経歴書を作成して求人に応募する
- 面接の練習をする
民間への転職活動が不安なら、転職エージェントに相談すればOKです。
参考:公務員におすすめの転職エージェント3選【民間の転職に失敗しないコツ】
コツさえ押さえれば、民間への転職は大丈夫です。
本気で自衛隊を辞めたいなら、さっそく行動開始しましょう。
あなたが無事に民間に転職できるのを祈っています。