IT営業に転職を考える人
AIとか進化してるっぽいし、IT営業マンって不要?
IT営業に転職を考えてるんだけど、将来性がないなら辞めておこうかな…
仮にIT営業に転職するとしても、どうすれば長く稼いでいけるの?
う~ん、どうせ転職するなら、将来性のある仕事をしたいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- IT営業はいらないのかわかる
- IT営業で長く売れるコツがわかる
- 将来性のある仕事で働く方法がわかる
僕、佐藤誠一は元IT営業マンです。
経歴は下記のとおり。
年齢 | 職業 | 仕事の種類 |
26~31歳 | メットライフ生命の営業 | 保険の営業 |
31~33歳 | 保険代理店の営業 | 保険の営業 |
33~36歳 | Webマーケティング営業 | IT営業 |
36歳~現在 | Webライター | 技術職 |
結論、IT営業マンは減ると思うけど、なくなりはしないと思います。
なぜなら、お客さん側が「担当者」を必要としてるから。
実際にIT営業をやって感じたのは、「お客さんはITのことをよくわかってない」という現実。
わかりやすくいうと「ちょっとアナログ」なので、わからないことは人に聞きたいんですよね。
注意:ただし、旧来型の営業マンの数は減ると思ってます。
この記事では、IT営業マンの将来性や、IT営業で長く売れ続けるコツを解説します。
佐藤誠一
将来性のある仕事で働きたい人は、最後まで読んでみてください。
目次
IT営業はいらないのか?【まだIT営業マンが必要だと思う4つの理由】
前述のとおり、IT営業マンの数は減るかもしれないけど、なくなりはしないと思います。
なぜなら、お客さん側が「担当者」を求めているから。
一般企業はITリテラシーがそこまで高くないので、営業マン(担当者)は必要かなと。
IT営業マンが必要だと思う理由をさらに深掘りすると、下記の4つです。
- 人間の営業マンはクロージングが強いから
- ITを翻訳してくれる人が必要だから
- アフターフォローで営業マンが必要だから
- AIはまだ潜在ニーズの把握が難しいから
1つずつ解説しますね。
【理由①】人間の営業マンはクロージングが強いから
なんだかんだで、人間の一押しは強烈です。
IT営業マン
みたいな一言が、社長を動かしたりします、マジで。
僕も下記のようなクロージングトークで、よく契約をもらってました。
佐藤誠一
御社を含めて5社に提案済みなので、枠が埋まったらごめんなさい。
こういうのって対面営業が刺さるんですよね。
なので、まだIT営業マンは必要かなと。
ホリエモンさんも営業の必要性を語ってるので、参考にどうぞ。
【理由②】ITを翻訳してくれる人が必要だから
ITはわかりにくいので、クライアント企業は「翻訳してくれる人」を求めてます。
僕も下記みたいなことをよく聞かれました。
- ドメインって何?
- サーバーって何?
- HTMLって何?
ググればわかることなんですが、人間は基本的にメンドくさがり屋だし、営業マン(担当者)に聞いちゃった方が早いんですよね。
佐藤誠一
【体験談】僕も翻訳したら売れました
相手がわかる言語に翻訳してあげると、イメージしやすくて喜んでくれますよ。
- サーバー:ネット上の情報を置く本棚
- ドメイン:ネット上の住所
- HTML:コンピューターの言葉
こういう翻訳を積み重ねていくと信頼されて、契約につながります。
佐藤誠一
たぶん、IT営業マンがいなくなると困ると思いますよ。
【理由③】アフターフォローで営業マンが必要だから
ITはアフターフォローが命であり、そのためにも営業マンが必要です。
システム開発にせよ、Webサイト制作にせよ、なんだかんだで窓口は営業マンなんですよね。
お客さん
みたいな連絡を僕も受けたことがありますが、こういうのって技術者じゃなくて、やっぱり営業マンに連絡がくるものです。
※人間関係が深いのは技術者じゃなくて営業マンだから。
佐藤誠一
だから、まだIT営業マンは必要かなと思います。
【理由④】AIはまだ潜在ニーズの把握が難しいから
営業するなら顕在ニーズと潜在ニーズを知っておきましょう。
- 顕在ニーズ:お客さんがしてほしいこと
- 潜在ニーズ:お客さんが本当は叶えたいこと
結論、潜在ニーズを満たすと売れます。
佐藤誠一
潜在ニーズを満たして売れる事例
例えば、見込み企業の担当者にプレゼンする場合、顕在ニーズと潜在ニーズは下記のようなイメージ。
- 顕在ニーズ:会社の売上を上げたい
- 潜在ニーズ:社内で評価されて昇進したい
で、下記みたいなクロージングトークをすると売れたりします。
営業マン
このトーク、潜在ニーズを満たしてますよね。
こういうのがキッカケで、担当者さんが稟議を頑張ってくれて契約になることが多いです。
ヒアリングで潜在ニーズを聞き出せるのが、人間の大きな強み。
AIは潜在ニーズの把握がまだ不確実なので、結論、人間のIT営業マンは必要かなと。
この辺のノウハウは、営業のコツ14選【営業10年経験者が本当に売れたスキルだけを厳選】でも解説してるので興味あればどうぞ。
【注意】旧来型のIT営業マンはいらなくなると思う
と思うかもしれませんが、旧来型のIT営業マンは確実に淘汰されると思います。
まだ不完全とはいえ、AIは確実に進化しているから。
具体的には、下記をやってるIT営業マンは生き残れないでしょう。
- 飛び込み営業
- テレアポ営業
これって、インターネットがない時代の古い営業手法なので、さすがにマズイです。
営業も時代に合わせて変化していかないと淘汰されてしまいます。
佐藤誠一
無能なIT営業マンにならず長く売れる3つのコツ
IT営業に転職を考える人
結論、下記の3つがコツです。
- Webを使うと説得力があって売れる
- IT営業マンもITスキルを身につける
- マーケティングを勉強して実装する
1つずつ解説しますね。
【コツ①】Webを使うと説得力があって売れる
IT営業マンはWebを使って営業しましょう。
いかにもITっぽくて、説得力があるから。
具体的には、下記を実践しましょう。
- Webサイトから見込み客を集客
- SNSで集客
- YouTubeでミニセミナー
- メルマガから問い合わせを起こす
- Webサイトを使って新規開拓
- 地域ブログや地域YouTubeチャンネルで新規開拓
この辺の細かいノウハウは、Webを使った営業の完全講義で解説してるので参考にどうぞ。
【コツ②】IT営業マンもITスキルを身につける
技術的な質問に現場ですぐ答えられると、信用されて売れやすいからです。
IT系の資格を勉強するのもアリですね。
※営業なので資格は取らなくてもOK。
IT営業マンが勉強してもいいかなと思う資格は、IT営業におすすめの資格9選【断言:もっとも必要なのは営業力です】にまとめたので興味あればどうぞ。
また、ITスクールで技術を学ぶのもいいかなと。
プログラミングに触れてみるだけでも、いい勉強になると思います。
テックアカデミーとかだと、2週間もオンラインでプログラミングの無料体験ができるので、IT営業マンにはちょうどいい感じ。
佐藤誠一
詳細は、【無料体験あり】テックアカデミーの評判や口コミ【料金の元はとれる】にまとめてます。
【コツ③】マーケティングを勉強して実装する
営業マンこそマーケティングを実装しましょう。
見込み客の方から買いにきてくれるから。
「マーケティング=集客」だと思っていいので、営業マンには必須です。
IT営業マンが使えるマーケティング戦略は下記の3つ。
- フロントエンドとバックエンド
- 見込み客を増やして接触頻度を増やす
- 顧客を見込み客・既存客・固定客に分けて管理
詳しいノウハウは、営業とマーケティングの違い【営業マンが1人でやれば売れ続ける戦略】にまとめてます。
佐藤誠一
将来性のある仕事で働く方法【結論:変化していけばOK】
転職を考える人
結論、この辺は時代に合わせて変化していくしかないかと。
結局のところ、どんな仕事でも時代に合わせて変化していかないと生き残れません。
IT営業に転職するにせよ、しないにせよ、時代に合わせて変化していくしか将来性を獲得する方法はないかなぁと。
この辺はメンタリストDaiGoさんもYouTubeが参考になると思います。
IT営業に転職後のキャリアプラン例【起業編】
転職を考える人
どんな変化の可能性があるか知っておきたい。
例えば、こんな未来があります。
営業力が身につけば、どの業界でも売れます。
人を相手にするのはどの営業も一緒なので、営業力があれば業界が変わっても普通に売れますよ。
また、「営業=お金をもってくる仕事」なので、営業力が身につけば起業しても食っていけます。
佐藤誠一
営業の起業については、フルコミッション営業を経験者が解説【あなたがやっていけるか診断】が参考になると思います。
IT営業に転職後のキャリアプラン例【IT技術者編】
こんな変化もあり得ます。
IT営業をしてるとITスキルも勉強することになるので、技術者に転向する人もいますよ。
手に職がつくので、終身雇用が崩壊した現代には良いキャリアプランかと。
佐藤誠一
手に職がついたので、収入も安定してますよ。
IT営業に転職後のキャリアプラン例【マーケティング編】
こんなキャリアプランもありますよ。
結論、営業とマーケティングができれば食いっぱぐれはないです。
マーケティングができると、下記のような手段でも稼げますよ。
- ブログ
- SNS
- YouTube
- 自分で商品を作って売る
佐藤誠一
もしお金に困ったら、営業して稼げばいいだけ。
営業とマーケティングができると「稼ぐ手段」が多くなるので、マジで人生は安定しますよ。
興味がある人は目指してみてもいいかなと。
ちなみに、技術職やマーケティングについては、手に職がつくおすすめの仕事8選【おすすめしない手に職31選も解説】にまとめたので興味あればどうぞ。
【体験談】僕は営業とIT技術の両方を身につけた
くりかえしですが、僕はIT営業とIT技術の両方を身につけました。
なぜなら、その方がこれからの時代も安定して稼げると思ったから。
そもそも「営業とIT技術の両方ができる人」って少ないんですよね。
- 営業はできるけど、IT技術はわからない
- IT技術はあるけど、営業できない
って感じのどっちかの人が多いので、
佐藤誠一
と思ってやってみました。
こうした変化も、時代に合わせて変化してるだけでして、今後も時代に合わせて変化していくと思います。
結論、時代に合わせて変化していけば将来性は問題ないかと。
まとめ【IT営業マンは不要ではないけど時代に合わせて変化する必要アリ】
最後にもう一度、IT営業マンが必要だと思う4つの理由をまとめておきます。
- 人間の営業マンはクロージングが強いから
- ITを翻訳してくれる人が必要だから
- アフターフォローで営業マンが必要だから
- AIはまだ潜在ニーズの把握が難しいから
結論、時代に合わせて変化していけば将来性は問題ないと思うので、今IT営業に興味があるなら挑戦してもいいと思いますよ。
未経験からIT営業に転職する方法は、IT営業は未経験でも転職できる【転職に失敗しない5つのコツも解説】にまとめたので参考にどうぞ。
また、IT営業のキャリアパスは、この記事で紹介した以外にも下記があります。
- 管理職に昇進
- 実績を作って大手に転職
- 外資系IT企業に転職
- ITコンサルタントに転職
この辺のキャリアパスについては、【経験者が解説】IT営業の7つのキャリアパス【将来性は明るいです】にまとめたので参考にどうぞ。
あなたの今回の転職の参考になればうれしいです( ̄^ ̄)ゞ