「入社したい理由」を書くだけなのに、
なんかうまくいかないんだよね。
「給料が良さそうだから」とか「休みが多そうだから」とかは書けないし…
できたら、志望動機の例文も見たいな
こういった疑問や悩みに答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 【新卒版】営業の志望動機のコツ9選【履歴書・ESに使ってね】
- 就活で使える営業の志望動機の例文
僕、佐藤誠一は営業を10年やってきました。
保険営業7年、法人向けWebコンサル営業3年の経験があります。
保険会社時代は、採用もやっていました。
採用側の人間から見て、採用したくなる志望動機の書き方を解説します。
新卒用の志望動機の例文も紹介するので、参考にしてください(^^)
目次
【新卒版】営業の志望動機のコツ9選【履歴書・ESに使ってね】
新卒の営業の志望動機のコツは、下記の9つです。
- アルバイトの経験
- 学生のうちに営業をやってみるのが一番
- 稼ぎたいから
- 部活動の体験
- 文化祭の体験
- 人の悩みを解決した体験
- 応募企業の商材を志望動機にする
- インターンシップの経験を志望動機にする
- OB・OG訪問で人に惹かれた
あなたが使えそうなものを使って、志望動機を作ってみましょう(^^)
1つずつ解説しますね。
①アルバイトの経験
販売系とか営業系のアルバイトをやってた人は、有利です。
アルバイトの経験を志望動機にできるからです。
例えばこんな感じ。
私は携帯電話を販売するアルバイトをしていました。
月の台数目標を達成したり、店舗での月の販売台数1位になったことは何度もあります。
携帯電話の販売のアルバイトを通じて、
・数字を達成する喜び
・あきらめずに数字を追う大切さ
を学びました。
このアルバイトの経験から、営業をしてみたいと思うようになりました。
販売系や営業系のアルバイトは立派な営業経験なので、志望動機に活用しましょう。
②学生のうちに営業をやってみるのが一番
学生のうちに、何でもいいので営業をやってみてください。
営業経験者になれるので、志望動機も書きやすいからです。
例えば、
- 自分で商品を作って、大学内で営業してみる
- サークルで商品を作って、大学内で営業してみる
- 商品をネット上で宣伝して売る
など、やれることはたくさんあります。
営業を経験した感想を志望動機にしましょう。
私は、実際に営業をやってみました。
どう言えば売れるのか、どうすればたくさん売れるのかを探求していくうちに、営業にのめり込みました。
みたいな感じでOKです(^^)
③稼ぎたいから
営業の王道の志望動機は「稼ぎたいから」です。
営業はインセンティブ(歩合給)の仕事だからです。
たくさん売れれば営業マンはインセンティブで稼げるし、会社も儲かるという感じです。
「稼ぎたいから」の志望動機の使い方は、
営業の志望動機は「稼ぎたいから」でOK【商材で会社を選ぶ】にまとめたので、読んでみてください(^^)
④部活動の体験
部活動の体験も志望動機に使えますね。
営業は「あきらめない心」が必要な仕事だからです。
例えばこんな感じ。
私は高校・大学とバスケットボール部に所属してきました。
県でベスト4まで勝ち上がったこともあります。
私は部活動の中で「あきらめない心」を学びました。
最後まであきらめなければ勝利をつかめるし、仮に負けても得られるものがあります。
部活で培った「あきらめない心」をもっとも発揮できるのが営業だと思うので、志望します。
部活動をやってた人は印象が良いので、志望動機に活かしましょう。
⑤文化祭の体験
文化祭の体験も志望動機に使えます。
特に、お店を出した人は良いですね。
お店の売上が志望動機のネタになるからです。
例えばこんな感じ。
私は大学の文化祭で、サークルで焼きそば屋さんを出店しました。
いつの間にかサークル内では、「焼きそばでたくさん売上をあげよう!」という目標になっていました。
他にも焼きそば屋さんはあったのですが、私たちは大学内を走り回り、チラシを配っていました。
どんな風に美味しいかや、タイムセールなどを行いました。
結果、◯◯◯万円の売上をあげることができました。
私はこの体験から、人に価値を提供して喜んでもらい、自分たちも潤う営業に興味をもちました。
文化祭から得られる経験もあるんです(^^)
⑥人の悩みを解決した体験
人の悩みを解決した体験も、志望動機に使えます。
営業は、人の悩みを解決する仕事だからです。
例えばこんな感じ。
大学の同級生が進路に悩んでいたので、相談にのったことがあります。
まずは同級生の話をじっくり聞いて、問題点を洗い出しました。
そして、同級生の悩みを表にまとめて資料にしてあげました。
足りない情報は調べてきて、情報提供をしました。
その結果、この同級生は自分の進むべき進路がわかり、今は進路に向かって行動できています。
この体験はまさに営業の仕事だと思いました。
まずは人の話をよく聞き、解決に導くことに喜びを感じたため、営業をやってみたいと思うようになりました。
過去に人の悩みを解決した体験があれば、志望動機に活用しましょう(^^)
⑦応募企業の商材を志望動機にする
応募企業の商材を志望動機にするのも、王道のやり方ですね。
「その企業でなければいけない理由」を説明できるからです。
商材を志望動機にする方法も、
営業の志望動機は「稼ぎたいから」でOK【商材で会社を選ぶ】にまとめたので、読んでみてください。
⑧インターンシップの経験を志望動機にする
インターンシップの経験は、新卒ならではですね(^^)
業務を体験できるので、説得力がある志望動機ができますよ。
例えばこんな感じ。
インターンシップに参加して、営業職の方に仕事を教えてもらいました。
その人の仕事ぶりを見たことで、営業職をやってみたいと思うようになりました。
なぜなら、お客様の役に立つことしか考えてなかったからです。
お客様の役に立って喜んでもらえて、それが仕事になる営業に魅力を感じました。
インターンの経験で使えそうなものは、志望動機に活かしましょう。
⑨OB・OG訪問で人に惹かれた
「話を聞いたOB・OGに惹かれた」というのは、企業側もうれしい志望動機です。
自分の会社の社員がほめられたら、うれしいものですよ(^^)
応募企業のホームページの社員インタビューでもOKですよ。
もアリですね。
就活で使える営業の志望動機の例文
新卒の就活で使える、営業の志望動機の例文を紹介します。
志望動機を文章化するのが面倒だったら、アレンジして使ってください(^^)
志望動機の文章の型は、
- 志望する理由
- 体験談
- また志望する理由
の順が良いですね。
採用担当者はたくさんの志望動機を見るので、最初に結論(志望する理由)を書くのがコツです。
それでは、例文を見ていきましょう。
メーカー営業の志望動機の例文
私が御社を志望する理由は、貴社の商品が好きだからです。
私の父も、私も、貴社の車に乗っています。
貴社の車は、他社に比べて◯◯◯◯の点が素晴らしいと思っています。
私は貴社の過去のモデルも好きで、個人的に研究していました。
これまでの技術革新に、モノづくりのスピリットを感じて憧れています。
私は、自分が心から良いと思えるものを、もっと世に広げたいと思っています。
貴社の車のシェアを伸ばすことで、多くの人に感動してもらいたいと思い、貴社を志望します。
商材を志望動機にする例文ですね。
商材にほれこめば、志望動機は簡単です。
あなたが商材を好きな理由を書いて、
「この商材をもっと広めたい」でOK。
好きな商材の企業にエントリーするなら、盛り込むと良いですね。
コンサルティング会社の志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、相手を勝たせる営業をしたいからです。
正直私は、営業に良いイメージをもっていませんでした。
無理やり売り込んだり、人に嫌われるイメージをもっていました。
実際世の中には、そうなってしまっている営業職もあると思います。
でも企業分析をしていく中で、貴社の営業は違うと思いました。
商品を売り込むことではなく、相手の悩みを聞き出して、問題解決の手伝いをする。
相手を勝たせることで、初めて自分が勝つというビジネスに興味をもちました。
それなら、相手に喜んでもらえると思ったからです。
貴社に興味をもって、過去のコンサルティング実績を拝見しました。
私たちが普段使っているものも、貴社がコンサルティングをしているのに大変驚きました。
こんなに世の中の役に立てるのは貴社しかないと思い、貴社を志望します。
「営業に悪い印象をもっていたが、良い印象にしてくれたのが貴社」という感じは、採用担当者にとってはうれしいですね。
ほめられてるからです。
サプライズからファンになっていく様子がわかるので、他の人とも被りにくく良い志望動機です。
金融機関(証券会社)の志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、貴社がこれからの時代に絶対必要な存在だと思ったからです。
このままいけば、日本人の老後は厳しいものになるでしょう。
もちろん私の老後も厳しくなると思うので、他人事ではありません。
私は金融商品の資産運用の以前に、「お金の勉強」が必要だと思っています。
どの金融商品が良いかという以前に、いつまでにどれくらいのお金がいるのか?
そのお金を用意するのに、どういう方法があるのか?
など、日本人は金融商品の前にお金の基礎が抜けています。
企業分析をする中で、貴社を見つけました。
貴社では金融商品の販売の前に、お客様にお金の知識をアドバイスすることに力を入れていると聞きました。
金融商品販売が先行する業界のイメージのなか、日本人のお金の勉強の啓蒙をしている貴社に強く興味をもちました。
私は、自分の金融スキルを身につけたいことはもちろん、多くの人に豊かな老後を迎えてもらう手伝いができる仕事をしたいので、貴社を志望します。
自分ごととして老後のお金の問題を伝えることで、リアリティがあります。
自分のことを志望動機に盛り込むことで、説得力が増します。
この金融機関でないといけない理由も伝えられていて、良い志望動機です(^^)
まとめ【新卒の営業の志望動機のコツは9つ】
この記事をまとめます。
- アルバイト、部活動、文化祭など体験談を入れるのがコツ
- 学生時代に何か営業してみるのが一番
- 「稼ぎたいから」や商材を志望動機にするのは王道
- インターンや、OB・OGなど、人に惹かれた経験も有効
- 例文を参考に志望動機を書いてみよう
あなたの志望動機作りの参考になればうれしいです(^^)
使えそうなコツを使って、さっそく書き始めてみましょう。
ちなみに一口に「営業」といっても、21種類もあります。
全種類を理解した上で、あなたに合う営業を選びましょう。
営業の種類については、
営業は21種類ある【営業の辛い部分も知っておきましょう】にまとめたので、読んでみてください(^^)
あなたの就活の参考になればうれしいです!