ノルマとかキツそうだから、やっぱり離職率は高いんだろうなぁ…
営業の離職率が高い理由も知りたい。
特に離職率が高い営業の業界って、どこなんだろう?
できたら、離職率の低い営業に転職したいな。
あと、自分が営業に向いてるかも知りたい。
長く営業で活躍するには、どうしたらいいんだろう?
もし営業の離職率が高すぎるなら、営業はやめておこうかな…
営業以外だったら、どんな仕事がおすすめかな?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 営業の離職率が高い理由がわかる
- 離職率が高い業界がわかる
- 離職率が低い営業の選び方がわかる
- あなたが営業に向いてるかわかる
- 営業で長く活躍するコツがわかる
- 営業以外でおすすめの仕事がわかる
僕、佐藤誠一は営業を10年やってきました。
- 保険営業:7年
- 法人向けWebコンサル営業:3年
結論、営業の離職率は高いです。
例えば、僕がいた保険業界の離職率は90%以上でした。
営業は、弱肉強食の厳しい世界です。
特に離職率が高い業界もあるので、選ばない方が身のためです。
この記事は、営業を10年やった僕が書いたので、かなり信ぴょう性があるかと。
あなたが営業に向いてるかや、営業で生き残るコツも解説します。
また、現在の僕は営業を辞めて、
Webライターに転職してます。
営業が嫌な場合のおすすめの転職先も紹介します。
転職活動の参考にしてみてください。
目次
営業の離職率が高い5つの理由
営業は離職率が高いです。
具体的な離職率データはありませんが、
高いことだけは間違いありません。
※僕の同僚もたくさん辞めていきました。
離職率が高い理由は、主に下記の5つです。
- ノルマが辛い
- 新規開拓が辛い
- 飛び込みが辛い
- 電話営業が辛い
- ルート営業で顧客回りが辛い
なぜこの5つで離職率が高くなるのかは、
営業が辛い時の5つの理由と解決策【辞めたいなら転職して大丈夫だよ】にまとめました。
精神的にけっこうくる仕事なので、転職するなら覚悟してください。
【危険】営業の離職率が高い業界10選
下記の10業界は、特に離職率が高いです。
- 生命保険営業
- 郵便局の渉外営業
- 不動産営業
- リフォーム営業
- ハウスメーカー(住宅)営業
- 求人広告営業
- OA機器の営業
- 自動車営業
- 派遣営業
- 損害保険営業
離職率が高い理由を、1つずつカンタンに紹介しますね。
①生命保険営業【離職率90%以上】
僕がいた業界です。
冒頭でお伝えしたとおり、離職率90%以上でしたね。
生命保険営業の離職率が高い理由は、
- 生活できなくなる
- 給料が不安定
- 自爆営業
- 給料の返金義務がある
など、けっこうエグいものばかり。
詳しくは、【元保険屋が暴露】保険営業の離職率は90%以上【覚悟してください】にまとめたので、興味あればどうぞ。
②郵便局の渉外営業【なくならない自爆営業】
郵便局の渉外営業とは、主に保険を売る営業です。
離職率が高い理由は、下記のとおり。
- なくならない自爆営業
- なくならないノルマ
- 商品力が低すぎる
詳しくは、【元郵便局員が語る】渉外営業を辞めたいなら辞めてOK【転職アリ】にまとめています。
③不動産営業【世間の冷たい目】
離職率が高い理由は、売れにくいから。
不動産は、
- 価格が高い→購入まで時間がかかる
- ライバル会社が多い
- 売れる不動産に限りがある
などの理由で、難易度が高いんです。
特に、投資用不動産は世間から、
- 怪しい
- 詐欺
と思われがち。
売れずに辞める人が跡を立ちません。
④リフォーム営業
離職率が高い理由は、印象が悪いから。
一時期、悪徳リフォーム会社が横行した時代がありました。
今は法整備されていますが、悪徳の印象だけが残った感じ。
費用も高額なので、ポンポンと契約をもらえる営業ではありません。
ライバル会社も多いですしね。
難易度が高く、離職率が高いです。
⑤ハウスメーカー(住宅)営業
理由は、1家族に一生で1つしか売れないから。
夢のマイホームを何個も買う人はいません。
なのに、ハウスメーカーは大手~中小まで星の数ほどあります。
少ない顧客にライバル会社が群がるので、難易度は高め。
あまり売れずに辞める人が多いですね。
⑥求人広告営業
離職率が高い理由は、クレームが多いから。
広告って「高い割に費用対効果が合わない」と思われがちなので、難易度が高いんです。
広告費を払ったのに効果がなければ、当然クレームになります。
ノルマ×クレーム処理で、メンタルやられて辞める人が多いです。
⑦OA機器の営業
離職率が高い理由は、売れにくいから。
IT化が進むほど、OA機器は売れなくなります。
特に、コピー機は衰退産業。
ペーパーレスの時代ですからね。
ネット通販の方が便利なので、営業マンはかなりきついです。
⑧自動車営業
離職率が高い理由は、給料が安いから。
僕は以前BMWを買ったことがあるんですが、担当者の月給は15万円くらいでした。
生活がギリギリな上に、ノルマのきついので辞める人が多いです。
華やかに見えますが、中身はかなり貧乏。
⑨派遣営業
離職率が高い理由は、以前より契約をもらいにくいから。
派遣法が厳しくなって、派遣を使う企業が減ってます。
反対に、
- クラウドソーシング
- UberEats
- タイミー
- ココナラ
など、派遣契約をしなくても手軽に人材を確保できる時代なので、派遣業界自体が衰退しています。
⑩損害保険営業
離職率が高い理由は、ネット損保が伸びてるから。
自動車保険や火災保険は、すでにネットから加入する時代。
わざわざ営業マンを経由する必要がありません。
また、損害保険はあんまり儲からないので、
辞める人が多いです。
【おまけ】飛び込み営業も離職率が高い
業界ではないですが、飛び込み営業も離職率が高いです。
理由は、精神がヤラれるから。
1日100軒以上とかピンポン押して、
- 無視される
- 怒鳴られる
- 白い目で見られる
など、精神が病みます。
ネットが普及した以上、今は飛び込み営業の時代じゃないので辛いところ。
上記で紹介した10業界も、飛び込みが多いので離職率が高いわけです。
ちなみに、営業が辛い業界ランキング20【辛くない営業に転職する方法】も離職率が高い営業の参考になるかと。
離職率が低い営業の種類
- メーカー営業
- インフラ系の営業
は離職率が低いです。
理由は売れやすいから。
詳しくは、営業の離職率が低い業界を解説【離職率が高い会社を見抜く方法】にまとめたので参考にどうぞ。
離職率が低い営業会社の選び方3選
どうすれば、離職率が低い営業会社を見つけられるかな?
具体的な方法は、下記の3つです。
- 就職四季報で離職率を確認する
- 従業員数で調べる
- 営業に強い×ブラックを紹介しない転職エージェントに聞く
あなたの身を守るためにも、重要な行程です。
1つずつ解説しますね。
①就職四季報で離職率を確認する
就職四季報には、離職率が掲載されてます。
ただし、離職率を載せてない会社もあるので要注意。
離職率を載せてない=後ろめたいことがある証拠なので、転職しない方がいいですよ。
2000円くらいする本ですが、うっかりブラック営業会社に転職するよりはマシかと。
②従業員数で調べる
企業の従業員数の推移を調べましょう。
いつも求人を出してるのに、従業員数が増えてないなら離職率は高いです。
- 企業のホームページ
- 就職四季報
などで確認できます。
③営業に強い×ブラックを紹介しない転職エージェントに聞く
営業に強くて、ブラックを紹介しない転職エージェントに、優良な営業会社を紹介してもらう方法もアリかと。
- 優良な営業会社のリストをもってる
- ネットに載ってない内部情報を知ってる
- 内定が出るような履歴書・面接のサポートをしてくれる
など、一石三鳥くらいあります。
幸い無料なので、情報収集もかねて企業リストを見せてもらうと良いでしょう。
気に入った会社がなければ、断ってもOKです。
営業に強い×ブラックを紹介しない転職エージェントは、
営業未経験者向けのおすすめの転職エージェント3選【不向きの特徴】にまとめたので、興味あればどうぞ。
【適職診断】あなたが営業に向いてれば離職率は低い
営業に向いてるなら、離職率は下がるんじゃないかな?
営業に転職する前に、適職診断しましょう。
もし向いてないと悲惨ですからね。
営業の適職診断は、【厳選】営業に向いてる人の5つの特徴【合う営業会社との出会い方】をどうぞ。
記事を読むだけで、あなたが営業に向いてるかわかります。
営業で長年やっていくコツ
営業で長年やっていくコツがわかれば、離職しなくていいかも。
営業で長年やっていくコツは、下記の3つ。
- 先に相手に価値を与える
- 自分がやられて嫌なことは相手にもしない
- ただひたすら、相手の話を聞けばいい
僕はこの3つだけで、営業を10年続けられました。
10年が長いかはわかりませんが、少なくとも10年続けるコツです。
詳しくは、【厳選】営業の心得は3つだけ【主軸を相手にすれば売れ続けます】にまとめてます。
転職前に売れるコツを知りたい人はどうぞ。
営業以外でおすすめの仕事6選
営業以外だったら、どんな仕事がおすすめなの?
具体的には、下記の6つがおすすめです。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- マーケティング職
- 宅地建物取引士
共通点は、手に職がつくこと。
終身雇用も崩壊したので、今は手に職をつけないと生き残れません。
詳しい仕事内容は、20代の転職におすすめの7職種【おすすめしない職種と適職選びも解説】にまとめてます。
営業が不安な人はどうぞ。
【個人的意見】一番のびるのはITです【時代に波にのる生き方】
今後もっとも伸びるのは、誰がどう見てもIT業界でしょう。
- AI
- 5G
- VR
- 自動運転
- ドローン技術
など、IT業界の伸びしろはまだまだあります。
個人的にはIT業界がおすすめ。
IT業界の今後の展望は、【業界人が語る】IT業界の今後の展望【結論:未経験でも転職できる】をどうぞ。
僕が営業を辞めてWebライターになった理由
理由は下記の3つ。
- IT業界だから
- 営業より楽に稼げるから
- 需要が増えてるから
事実、Webライターに転職してから、
人生が楽になりました。
詳しくは、営業が嫌だという人はIT業界に転職すると良い話【辞める方法も解説】にまとめてます。
生活も安定したし、精神面もかなり楽です。
営業が不安な人には参考になるかと。
まとめ【営業の離職率は高いので慎重に検討してください】
最後に、営業の離職率が高い5つの理由をもう一度まとめます。
- ノルマが辛い
- 新規開拓が辛い
- 飛び込みが辛い
- 電話営業が辛い
- ルート営業で顧客回りが辛い
そして、特に離職率が高い営業は下記の10業界です。
- 生命保険営業
- 郵便局の渉外営業
- 不動産営業
- リフォーム営業
- ハウスメーカー(住宅)営業
- 求人広告営業
- OA機器の営業
- 自動車営業
- 派遣営業
- 損害保険営業
離職率が低い営業会社を見つける方法は、下記の3つ。
就職四季報で離職率を確認する
- 従業員数で調べる
- 営業に強い×ブラックを紹介しない転職エージェントに聞く
「営業に強い×ブラックを紹介しない転職エージェント」は、
営業未経験者向けのおすすめの転職エージェント3選【不向きの特徴】にまとめてます。
そして、営業に転職するのが不安なら、
手に職がつく下記の6職種がおすすめ。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- マーケティング職
- 宅地建物取引士
詳しくは、20代の転職におすすめの7職種【おすすめしない職種と適職選びも解説】をどうぞ。
本気で転職したいなら、すぐに転職活動を始めましょう。
転職活動の手順は、20代の転職の進め方10の手順【失敗しない転職活動のコツも解説】にまとめました。
あなたが転職に失敗しないことを祈っています。