なんか「とりあえず送る」みたいなのって、意味なくね?
できれば、なんか次につながるお礼メールを送りたい。
次アポとか紹介とか。
あと、お礼メールの例文とかも見たいな。
こういった疑問や要望に応える記事です。
本記事から得られる結果は下記のとおり。
- 営業のお礼メールのコツがわかる
- 営業のお礼メールの例文がわかる
僕、佐藤誠一は営業を10年やってきました。
- 保険営業7年
- 法人向けWebコンサル営業3年
営業のお礼メールは何千と送ってきました。
最初は上司に「送れ」と言われたから送ってましたが、あるときからコツを覚えました。
次アポとか、紹介とか、次につながるお礼メールを送れるようになったんです。
この記事は、そのノウハウをまとめました。
10年の営業経験をまとめたので、けっこう信ぴょう性あるかと。
お礼メールの参考になればうれしいです。
目次
営業のお礼メールの送り方のコツ6選
営業のお礼メールの送り方のコツは、下記の6つです。
- 当日中にメールを送る
- 返信の返信はいらない
- メールの件名で注意をひく
- 「初めて聞きました」と書く
- 「◯◯様だけに本音を言いますが…」と書く
- 必ず追伸を書く
1つずつ見ていきましょう。
①当日中にメールを送る
面談をした当日に、お礼メールを送りましょう。
礼儀正しいという印象があるからです。
また、
- 誠実な人
- きちんとしている人
- 仕事ができる人
という印象を与えることもできますね。
②返信の返信はいらない
あなたがお礼メールを送って、相手から返信がきたら、返信の返信は必要ありません。
相手がまたメールを見なければいけないからです。
意外とスパッと終わって大丈夫です。
③メールの件名で注意をひく
メールの件名は、相手の注意をひく内容にしましょう。
メールボックスで最初に目に入るのは、件名だからです。
「お!なんだこれ?」と興味をひく件名にすると、
期待感をもってあなたのメールを開いてくれます。
ダメな件名の例は、下記のとおり。
- 本日はありがとうございました。
- 本日お伺いした〇〇です
- 貴重なお時間をいただきありがとうございました
新鮮さを感じないため、あなたは普通の営業マンだと思われてしまいます。
良い件名の例は、こんな感じ
- 〇〇の件、やってみました
- 〇〇様の〇〇のお話、衝撃でした
- 本日お話にでた〇〇は、これのことですか?
こんな感じで、普通と違う件名にすると差別化できます。
相手はこの件名で「失礼だ!」とは思いません。
まずは、件名で興味をひきましょう。
④「初めて聞きました」と書く
「〇〇様の〇〇〇のお話、初めて聞きました」と、書きましょう。
人は相手が知らないことを教えてあげると、うれしい気持ちになるからです。
例えば、
- 本日お聞きした、メルマガの話、初めて聞きました。さっそく登録してみました!
みたいな感じです。
この辺の細かいスキルは、
メンタリストDaiGoさんの本、
「人を操る禁断の文章術(メンタリズム)」で解説されています。
お礼メールは、相手を操って契約に導くためにするものなので、超実戦的な本です。
1400円する本ですが、相手を操るメール術もたくさん解説されているので、すぐに元はとれますよ(^^)
⑤「〇〇様だけに本音を言いますが…」と書く
お礼メールでは、「〇〇様だけに本音を言いますが…」と書いてみましょう。
相手は「特別扱いされた」と思い、またあなたに会いたくなるからです。
例えば、
本日はありがとうござました。
実は、〇〇様だけに本音を言いますが、今日お伺いするのはけっこう緊張しておりました。
ですが、〇〇様がとても丁寧に対応してくださったので、緊張せずに済みました。
私も人と会うときは、〇〇様のように丁寧に対応しようと背筋が伸びる思いです。
みたいな感じです。
特別扱いされて嫌な人はいません。
「〇〇様だけに本音を言います…」を上手に使って、相手の興味をひきましょう。
⑥必ず追伸を書く
お礼メールには、必ず追伸を書きましょう。
人は、本文よりも追伸を読んでしまうからです。
あなたも、追伸(PS.)って読みませんか?
「追伸=本音が書かれている」というイメージなので、相手はついつい読んでしまいます。
例えば、
追伸
本日お話にでた〇〇ですが、弊社で対応可能か調べておきますね。
という感じ。
人は「本文よりも追伸を読んでしまう」ということは、
一番伝えたいことは本文で伝えず、追伸で伝えるのもコツです。
営業のお礼メールの例文【次につながります】
次につながるお礼メールの例文を紹介します。
下記の例文を、型にしてもらっても大丈夫です(^^)
件名:〇〇課長の勉強量に驚愕しました
〇〇〇〇株式会社
〇〇〇事業部
〇〇課長
本日お伺いしました、株式会社△△△△の△△です。
本日は貴重なお時間とお話をいただき、ありがとうございました。
〇〇課長にお聞きしたメルマガですが、初めて聞きました。
さっそく登録してみました!
〇〇課長には本音を言いますが、私の周りで〇〇課長ほど勉強している人はいないかもしれません。
今日は少ししか〇〇課長のお話を聞けませんでしたが、正直もっと聞きたかったですね。
また次回、お話聞かせてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
追伸
あのあと、〇〇課長のお話に出た□□□□について、お役に立てるアイデアを思いつきました。
おそらく問題解決できると思います。
次回お会いした際にお話しできるようにしておきます。
血が通ったメールなので、
「また会ってみようかな」と思います。
相手が返したくなるメールを送るのがコツです。
ついでに、ダメな例文も解説
ついでに、ダメなお礼メールの例文も見てみましょう。
件名:ご面談のお礼
〇〇〇〇株式会社
〇〇〇事業部
〇〇課長
本日お伺いした株式会社△△△△の△△です。
本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございました。
〇〇課長のお話、とても参考になりました。
次回は、ぜひとも弊社のサービスのお話をさせていただければと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
これでは、「あなたにまた会いたい」と思いませんよね。
「次はこっちの話をさせろ」は最低ですね。
売り込みになっちゃうので、返信すらこない可能性があります。
まとめ【営業のお礼メールは次につなげるために送る】
この記事をまとめます。
- お礼メールの送り方の基礎はおさえておく
- 契約につなげるためにお礼メールを送る
- みんな、普通のお礼メールに飽きている
- お礼メールは次のアポへの期待感を高めるもの
- 契約につながるお礼メールの例文を活用して、相手の心をつかむ
記事を参考にさっそくやってみましょう。
1年も継続すれば、次アポも紹介も増えますよ。
「お礼メールも大事だけど、アポ取りのメールを上手に送りたい」という人は、
営業のアポをメールでとるコツ10選【実際にアポがとれた例文も紹介】も読んでみてください。
また、メールで新規開拓できるノウハウを、
営業メールで新規開拓できる件名【メアドがわからなくてもアポ取れる】にまとめておきます。
あなたの営業活動の参考になればうれしいです(^^)