特にスキルもないから、転職先は営業くらいしかなさそうだけど、本音はやりたくない。
まともな仕事で、人に誇れるような仕事をしたいなぁ。
それで、安定して稼ぎたい。
営業は嫌いだけど、自分にできるかなぁ?
こういった悩みや疑問に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 営業が嫌いな人に元営業マンが真実を語る【イメージと現実の違い】
- 営業職の良いところ3選【営業の向こうには自由がある】
- あなたが営業に向いてるかチェック
僕、佐藤誠一は営業を10年やってきました。
経歴は下記のとおり。
年齢 | 仕事 |
26〜31歳 | メットライフ生命の営業 |
31〜33歳 | 保険代理店の営業 |
33〜36歳 | Webマーケティング営業 |
36歳〜現在 | Webライター |
ぶっちゃけ、営業ってイメージ悪いですよね?
そのイメージが本当なのかを、10年の経験から解説します。
多くの業界の営業マンに聞いた現実もまとめたので、けっこう信ぴょう性があるかと。
佐藤誠一
営業職に転職を検討していて、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください。
※「営業以外でおすすめの仕事に転職したい!」という人は、「営業以外であなたに向いてる仕事を選ぶ」で該当箇所にジャンプできますよ。
目次
- 1 営業が嫌いな人に元営業マンが真実を語る【イメージと現実の違い】
- 1.1 ノルマに追われる→本当
- 1.2 へこへこ頭を下げなければいけない→売り方と商材による
- 1.3 お世辞を言わないといけない→売り方と商材による
- 1.4 接待しないといけない→業界と商材による
- 1.5 嘘をついて売りつける→営業マンと商材による
- 1.6 いらないものを売りつける→商材が悪い
- 1.7 話がうまくないと売れない→嘘
- 1.8 人から拒絶される仕事→売り方と商材による
- 1.9 なんか宗教っぽい→会社による
- 1.10 理不尽なことが多そう→本当
- 1.11 根性がいる仕事→本当
- 1.12 飛び込み営業がきつそう→本当
- 1.13 嫌いな人とも付き合わなきゃいけない→本当
- 1.14 ずっと売り続けないといけない→本当
- 2 営業職の良いところ3選【営業の向こうには自由がある】
- 3 あなたが営業に向いてるかチェックしてみよう
- 4 まとめ【営業のイメージと現実は違うこともある。慎重に検討しよう】
営業が嫌いな人に元営業マンが真実を語る【イメージと現実の違い】
営業が嫌いな人向けに、10年営業の現場を見てきた真実を語ります。
くれぐれも、営業に転職する前に読んでくださいね。
ノルマに追われる→本当
営業である以上、ノルマからは逃れられません。
売れなかったら、存在価値がないからです。
ノルマを達成できないと、下記のようなデメリットあり。
- 上司から怒られる
- 給料が減る
- 社内での立場が悪くなる
- 休日がなくなる
- 残業が増える
佐藤誠一
営業でノルマなしはありえない【あなたの天職に出会う3つの方法】も参考にどうぞ。
中にはノルマ設定が低い会社もあるので、会社選びが重要です。
楽な営業をしたい人は、営業が楽な業界3選【ただし自信がないならマジでやめといた方がいい】をどうぞ。
へこへこ頭を下げなければいけない→売り方と商材による
頭を下げて売ってるのは、売れない営業マンです。
お願いしないと売れないからです。
だって、営業して価値を提供するわけですから、へりくだる必要はありません。
ただし、社会から必要とされてない商材を無理やり売る営業は、頭を下げないと売れません。
売れるセールススキルについては、営業のコツ14選【営業10年経験者が本当に売れたスキルだけを厳選にまとめてます。
お世辞を言わないといけない→売り方と商材による
お世辞を言ってる営業マンは、下記のどちらかor両方です。
- 売り方が悪い
- 商品力がない
売れる営業マンor商品力があれば、お世辞を言わなくても売れます。
お客さんの方から「売ってください」と言ってくるからです。
接待しないといけない→業界と商材による
営業って、飲み会接待が多いイメージありますよね(^^;
でも、それは業界と商材によります。
また、売りにくい商材だと、接待しないと売れません。
佐藤誠一
だって、商材で価値を提供してるわけですから、さらに接待する必要はないからです。
接待については、【結論】営業の接待はやめた方がいい【接待しないでも売れる方法】も参考にどうぞ。
嘘をついて売りつける→営業マンと商材による
嘘をついて売ってる営業マンは、下記のどちらか。
- もともと嘘つきタイプの営業マン
- 商品力が低すぎて、嘘つかないと売れない
誠実で、商品力が良ければウソをつかなくても売れます。
いらないものを売りつける→商材が悪い
いらないものを無理やり売りつけるのは、商材が悪すぎるからです。
本当に良いものは、売りつけなくても売れます。
売りにくい商材を扱うと、無理やり売る営業マンになってしまいます。
この辺は、いらないものを売る営業スキル3選【社会悪なので転職した方がいい】も参考にどうぞ。
話がうまくないと売れない→嘘
「営業=話がうまくないと売れない」という認識は違います。
営業は相手の話を聞く仕事だからです。
営業の仕事は下記の2つだけ。
- 相手の悩みを聞き出す
- 相手の悩みの解決策を提案する
だから、話を聞く能力の方が大切。
トップセールスの人ほど口下手です。
話の聞き方のスキルは、営業のヒアリングのコツ7選【法人契約をもらいまくったテクニック】にまとめています。
人から拒絶される仕事→売り方と商材による
営業って人から拒絶されるイメージありますが、売り方と商材次第。
- 売り込み色が強い→拒絶
- いらない商材→拒絶
つまり、正しい売り方で商材が良ければ、拒絶はされません。
なんか宗教っぽい→会社による
なんか宗教っぽい営業マンっていますよね。
宗教っぽい会社の営業マンは、どうしても宗教っぽくなります。
よく宗教っぽいと言われるのは、下記の営業ですね。
- 外資系の生命保険会社の営業マン
- ワンマン社長の会社の営業マン
佐藤誠一
理不尽なことが多そう→本当
営業は理不尽が多いです。
人相手の仕事だからです。
例えば下記など、理不尽はマジで多いです。
- 契約するって言ってたのにキャンセルされた
- 自分が悪くないことでも怒られる
- 会社の尻拭いは営業マンの仕事
でも、どんな仕事でも理不尽はありますよね?
根性がいる仕事→本当
営業は根性いります。
メンタルの状態が成果に反映しやすいからです。
例えば、
燃える営業マン
みたいなのが実を結ぶことが多いです。
だから、営業の会社ってどうしても体育会系の雰囲気になりがちです。
佐藤誠一
この辺は、【実話】営業は体育会系の面がある【体育会系以外の仕事を選べばOK】も参考にどうぞ。
飛び込み営業がきつそう→本当
飛び込み営業はマジできついです。
拒絶されまくって、自分の存在価値を感じなくなるからです。
飛び込み営業は、もう時代に合ってないからです。
詳しくは、飛び込み営業が辛いときの対処法【無駄だし迷惑だから辞めましょう】にまとめています。
嫌いな人とも付き合わなきゃいけない→本当
営業は人付き合いが多いので、どうしても嫌いな人と付き合うこともあります。
特に最初はお客さんを選んでられないので、嫌いな人とも話さないといけません。
ずっと売り続けないといけない→本当
営業である以上、ずっと売り続けないといけません。
営業を長く続けられる人は、そもそも売るのが好きな人です。
佐藤誠一
参考:営業が辛い時の5つの理由と解決策【辞めたいなら転職して大丈夫だよ】
営業職の良いところ3選【営業の向こうには自由がある】
営業は嫌なところもありますが、良いところもあります。
僕も営業を10年続けられたのは、良いところを感じていたからです。
営業の良いところは下記の3つ。
- 売れれば稼げて自由
- 自由時間が多い
- 独立できて支配から逃れられる
1つずつ解説しますね。
①売れれば稼げて自由
営業は、売れれば稼げて自由です。
売ることが仕事なので、それが終われば何も言われないからです。
佐藤誠一
月収400万円の月もありましたよ。
売れれば最高の仕事です。
②自由時間が多い
多くの会社は、朝礼後にみんな営業先に向かいます。
上司がずっと監視するわけじゃないので、けっこう自由時間があります。
なので、サボろうと思えばサボれます。
本当はアポがないけど、アポに行くふりしてサボる人もいます。
営業のサボり方については、営業のサボりはOK【おすすめのサボり方11選も解説】にまとめてます。
③独立できて支配から逃れられる
営業力がつけば、会社のために働く必要はありません。
自分で好きな商材を選んだり作ったりして、独立できるからです。
会社の支配から逃れられるので、自由な人生になりますよ。
【体験談】僕も独立しました
僕も独立したタイプです。
今は独立してから営業したお客さんの仕事を、毎日自宅でやっています。
※今はWebライターです。
- 出勤がない
- スーツも着ない(いつも部屋着)
- 面倒な人づきあいがない
- 好きな時間に寝て、好きな時間に起きる
- 休憩が自由
- スタバで作業もあり
- 月収50万円くらい
ものすごく自由な生活です。
でも、営業をやったから今の生活ができています。※売上をもってこれるから。
将来、自由な生き方をしたい人は、営業は良いですよ。
あなたが営業に向いてるかチェックしてみよう
そもそも、あなたが営業に向いてるかもチェックしておきましょう。
もし向いてないなら、他の仕事を考えた方がいいからです。
一例ですが、営業に向いてる人の特徴は下記のとおり。
- 人の話を聞ける人
- 論理的思考ができる人
- リサーチが好きな人
- 行動しながら考える人
- 年上にかわいがられる人
- 多趣味の人
- 人と違うことをしたい人
- 細かいことに気づける人
- 自分の利益より相手の利益を優先できる人
- Webに強い人
さらに詳しい営業の適職診断は、【適職診断】営業職に向いている人の特徴49選【25個以上なら天職】にまとめてます。
佐藤誠一
【営業に向いてる人】あなたが好きになれる商材で選ぶ
営業に向いてると診断結果がでた人は、あなたに合う営業会社を選びましょう。
営業に向いてるといっても、営業にもたくさんの種類があるからです。
本当は良いと思ってないのに、ムリやり売りつけないといけないから。
あなたに合う営業会社に転職したい人は、営業未経験者向けの転職エージェントに会社を紹介してもらうのがコツ。
キャリアカウンセリングをしてくれて、あなたに合う商材・会社を紹介してくれます。
営業未経験者向けの転職エージェントは、営業未経験者向けのおすすめの転職エージェント3選【不向きの特徴】にまとめておきました。
【ちなみに】営業でおすすめの4業界
結論、下記の4つの業界がおすすめです。
- IT・Web
- 電気・ガス・鉄道・NTTなどインフラ系
- 石油業界
- 大手メーカー
理由は、割と売れやすいので初心者向けだから。
IT・Web系は常に最新技術が生まれているので、目新しさで売れます。
佐藤誠一
たしかに売れやすく、新規開拓もラクだったし、上場企業からも契約をもらってました。
インフラ・石油・大手メーカーは、営業マンの立場が強いから売れやすい感じですね。
この4つの業界の詳細は、営業職でおすすめの業界4選【選定条件やおすすめしない業界】にまとめたので、興味あればどうぞ。
【営業に向いてない人】営業以外であなたに向いてる仕事を選ぶ
営業に向いてないと診断結果が出た人は、営業以外であなたに向いてる仕事に転職しましょう。
向いてる仕事をする方が、人生は楽しいから。
あなたに向いてる仕事に転職すると、下記の人生の好循環が起きてきます。
- 最初は興味ないけど、向いてるから仕事ができてしまう
- 上司や先輩からほめられる
- ほめられて嬉しいから、もっと頑張る
- 向いてる上に頑張るので、もっと成果が出る
- 仕事に自信がついて、いつのまにか好きな仕事になってる
結論、生きてること自体も楽しくなってきますよ。
【体験談】僕は営業よりWebライターの方が向いてた
先ほども触れましたが、現在の僕はWebライターという仕事をしてます。
ぶっちゃけ、営業よりWebライターの方が向いてました。
最初は興味なかったですが、スルスルと成果が出たので興味をもちました。
営業より少ない労力で大きな成果が出るので、
よし、Webライターを本業にしよう。
って感じで転職しました。
結論、あなたの向いてる仕事に転職すると、人生は楽しいかなと。
あなたに向いてる仕事がすぐわかる方法
という人は、自分に向いてる仕事がわからないあなたへ【適職がわかる7つの質問】を参考にどうぞ。
記事内の「7つの質問」に答えることで、あなたに向いてる仕事が見えてきます。
「どうしても向いてる仕事がわからないときの対処法」も解説してるので、本気で向いてる仕事を知りたい人にいいかと。
まとめ【営業のイメージと現実は違うこともある。慎重に検討しよう】
この記事をまとめます。
- 営業の真実を知っておきましょう【イメージと違うことも】
- 営業職には良いところもあります
- あなたが営業に向いてるかチェックしましょう
- 営業に向いてるならさっそく転職してみよう
- 営業に向いてないなら、あなたに向いてる仕事に転職すれば人生は楽しい
あとは行動あるのみ。
行動しないと何も始まらないので。
前述のとおり、まずはあなたが営業に向いてるか診断しましょう。
あなたが営業に向いてるかは、【適職診断】営業職に向いている人の特徴49選【25個以上なら天職】で診断できます。
営業に向いてるなら、あなたが好きになれる商材を探しましょう。
好きな商材は、本当に良いと思ってるので売れます。
あなたが好きになれる商材情報は、転職エージェントに登録して見せてもらうと情報収集に良いかなと。
営業に強い転職エージェントは、営業未経験者向けのおすすめの転職エージェント3選【不向きの特徴】に詳しくまとめてます。
また、営業でおすすめの業界は下記の4つです。
- IT・Web
- 電気・ガス・鉄道・NTTなどインフラ系
- 石油業界
- 大手メーカー
詳細は、営業職でおすすめの業界4選【選定条件やおすすめしない業界】をどうぞ。
営業に向いてないと診断結果が出たら、あなたに向いてる仕事に転職すればOK。
あなたに向いてる仕事は、自分に向いてる仕事がわからないあなたへ【適職がわかる7つの質問】を読むと見えてきます。
まずは営業の適職診断をして、本当に営業に転職するか考えてみましょう。
今日から一歩を踏み出してみてください( ̄^ ̄)ゞ