あと、アポがとれるメールの例文も見てみたい。
どうしたらメールのアポ取得率がもっと上がるかな?
こういった疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 営業のアポをメールでとるコツ10選【新規開拓できます】
- 営業のアポがとれるメールの例文【実際にアポがとれたテンプレート】
- 最強の営業のアポメールはお客さんを紹介すること【川上に立つ】
僕、佐藤誠一は営業を10年やっていました。
- 生命保険営業7年
- 法人向けのWebコンサル営業3年
法人向けWebコンサル営業時代は、239社をほぼメールだけで新規開拓しました。
アポ取得率は10〜20%です。
ググって法人を調べて、企業のホームページの問い合わせフォームからメールして、アポをとってました。
メールで法人の新開開拓をやってた僕が書いた記事なので、けっこう信ぴょう性があるかと。
あなたの営業活動に参考になればうれしいです。
目次
- 1 営業のアポをメールでとるコツ10選【新規開拓できます】
- 2 営業のアポがとれるメールの例文【実際にアポがとれたテンプレート】
- 3 最強の営業のアポメールはお客さんを紹介すること【川上に立つ】
- 4 まとめ【営業のアポはメールでとれます】
営業のアポをメールでとるコツ10選【新規開拓できます】
営業のアポをメールでとるコツは、下記の10個です。
- 営業メールは件名で興味をひくとアポが取れる
- 相手にメリットのある内容を伝える
- 商品の売り込みではなく、業務提携をもちかける
- 「話を聞かせてください」とメールする
- 企業のホームページの問い合わせフォームから連絡する
- 最初に用件をわかりやすく伝える
- メールの最後は「追伸」でしめる
- 5W1Hで不明点をなくす
- 日程候補は3つ
- 会う日が決まったら、確定メールを送る
実際に僕が使って、新規開拓できた手法なので実戦的です。
他のサイトや、営業の本に載っていないことが多いので、参考になればうれしいです(^^)
①営業メールは件名で興味をひくとアポが取れる
メールの件名は、興味をひくものにしましょう。
件名がつまらないと、開封すらしてくれないからです。
メールの件名の悪い例と良い例
悪い件名の例を先に紹介すると、
- はじめまして
- 新商品のご案内
- ご面談のお願い
は最低です。
いかにも営業・売込みっぽい件名だから。
良い件名の例は、
- 思いきってメールしました
- ホームページを拝見してメールしました
- 質問させていただきたいです
- 御社の◯◯事業にメリットがあると思い、メールしました。
など、件名を見た相手が「お?なんだこれ?」となりやすい件名だと、アポが取れます。
②相手にメリットのある内容を伝える
自分が売りたいものではなく、相手にメリットがあることを書きましょう。
人は売り込みが嫌いですが、自分にメリットがあることは気になるからです。
という感じが良いですね。
上記のように協力者の立場でメールするのがコツです。
「うちの商品を紹介したい」ではなく、「御社の役に立ちそう」という感じにしましょう(^^)
③商品の売り込みではなく、業務提携をもちかける
商品の売り込みはアポをとりにくいですが、
業務提携には応じてくれる会社が多いです。
売り込まれるのは嫌いですが、協力者には興味があるからです。
例えば、下記のような感じ。
「いっしょにビジネスをしませんか?」という感じがするので、
仲間意識がうまれて、相手は興味をもってくれます(^^)
会わなきゃ何も始まらない
売りたい営業マン
と思うかもですが、まずは会わなきゃ何も始まらないです。
まずは会うことだけに集中すること。
会えば相手が抱える問題点や悩みも聞けるので、可能性が広がります。
④「話を聞かせてください」とメールする
「御社の話を聞かせてください」とメールしたら、すごくアポがとれました。
人は、話を聞くのは嫌だけど、自分の話をするのは好きだからです。
モラルとして、「御社の話を聞かせてください」と言ったのですから、
初回のアポであなたの商品の話はNGです。
初回のアポは、相手のヒアリングを徹してください。
相手の悩みを聞き出せるので、悩み解決の提案をすれば契約になりますよ。
ちなみにヒアリングのコツは、営業のヒアリングのコツ7選【法人契約をもらいまくったテクニック】にまとめてます。
⑤企業のホームページの問い合わせフォームから連絡する
担当者のメールアドレスを知らない新規法人は、
ホームページの問い合わせフォームから連絡しましょう。
問い合わせ内容によって、担当者につないでくれるので便利ですよ(^^)
問い合わせフォームから連絡するのは失礼じゃない
問い合わせフォームからの連絡は失礼だと思う営業マン
営業するのに、問い合わせフォームに連絡するなんて失礼すぎる!
と思うかもですが、別に失礼じゃないですよ。
前述したような、
- 業務提携の相談
- 「御社のお話を聞かせてください」という問い合わせ
は売り込みではないので、まったく問題ありません。
僕も今まで3000件以上の問い合わせをしていますが、怒られたことは一度もありません。
⑥最初に用件をわかりやすく伝える
用件は、最初にわかりやすく書きましょう。
相手は忙しく、結論から先に知りたいからです。
結論を最後に書くと、最後まで読んでくれません。
⑦メールの最後は「追伸」でしめる
メールの最後に、追伸を書くようにしてください。
人は、追伸を読んでしまうからです。
例えば、
追伸:他にも何社か会う予定なのですが、まずは御社の話を聞かせていただけると嬉しいです。
御社のホームページが一番インパクトがあったからです。
みたいに追伸を書いておくと、フツーの営業メールと差別化できて、相手の印象に残ります(^^)
【極意】一番伝えたいことは追伸に書く
「人は追伸を読んでしまう」ということは、一番伝えたいことは追伸に書きましょう。
この辺のスキルは、メンタリストDaiGoさんの著書「人を操る禁断の文章術(メンタリズム)」が勉強になります。
メールでアポをとるのは、まさに「人を操る文章術」が必要だからです。
DaiGoさんの本を読むだけでも、飛躍的にアポが取れるようになりますよ(^^)
⑧5W1Hで不明点をなくす
メールは、5W1Hを意識して書きましょう。
不明点があると、返信がこないからです。
例えば、
- 自分は何者なのか?
- 何が目的なのか?
- どのように相手にメリットがある話なのか?
- どこで会いたいのか?
- いつ会いたいのか?
- 時間がどれくらいほしいのか?
- 誰と会いたいのか?
などがわかるようにしましょう。
※会いたい相手がわからなない場合は「ご担当者様」で大丈夫です。
⑨日程候補は3つ
メールには、会う日程の候補を3つ書いておきましょう。
候補を出すと、相手が選びやすいからです。
日程はこちらから提示するか、
「会いましょう」と返信がきてから、相手の日程を3候補もらうのでもOKです。
⑩会う日が決まったら、確定メールを送る
アポ日程が決まったら、
わかりました。
では、〇月〇日〇時に〇〇(場所)にお伺いします。
と確定メールを送りましょう。
アポの日程まちがいを防ぐためです。
メールで送ることで記録が残るので、言った言わないのトラブルを防げます。
営業のアポがとれるメールの例文【実際にアポがとれたテンプレート】
営業のアポがとれたメールの例文を紹介します。
実際に僕が使ってアポがとれたものなので、実戦で使えます。
テンプレート(型)のように、使い回してもらって大丈夫です(^^)
まったく知らない法人のアポをとるメール例文
まったく知らない法人のアポをとるメール例文です。
このメールが打てると、新規法人を無限に開拓できますよ。
件名:お話を聞かせていただきたくメールしました。
株式会社〇〇〇
ご担当者様
初めてメールをさせていただきます。
株式会社△△△で、△△△をしている△△と申します。
御社のホームページで、〇〇〇事業を拝見してご連絡させていただきました。
弊社で運営している△△△という事業があるのですが、△△△のようなお客様を対象としております。
私たちのお客様にとって、御社の〇〇〇事業が有効かと思いましたので、
くわしくお話を聞かせていただきたく思いメールしました。
御社の〇〇〇事業は、私たちのお客様に△△△のようなメリットを出せて、
さらに御社にもメリットがあるのでは?と思いました。
もしお話を聞かせていただけるようであれば、御社にお伺いする形でも大丈夫です。
ご都合よい日をいくつか教えていただけると幸いです。
※面談のお時間は、1時間もかからないと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、もし可能であればよろしくお願いいたします。
追伸:
他にも何社か調べているのですが、まずは御社の話を聞かせていただけると嬉しいです。
ホームページを拝見して、もっともサービスの質が良いように感じたからです。
双方にメリットがあれば最高だと思っております。
一般的な営業のメールではなく、問い合わせをしている立場であることが重要です。
企業に問い合わせをしてきた人は、高確率で対応してくれるからです。
アポ当日に「ようこそお越しくださいました」と迎えられました。
売り込みを一切していないからですね。
【おまけ】すでに知っている法人のアポをとるメール例文
知っている法人でも、メールで相手のメリットを明示しましょう。
どんなに仲良くても、相手は忙しいのです。
「ちょっと会いましょう」は、マナー違反です。
件名:御社の〇〇〇事業と弊社の△△△事業のアライアンスのご相談
株式会社〇〇〇
〇〇事業部
〇〇様
いつもお世話になっております。
△△△株式会社の△△です。
弊社で運営している△△△という事業があるのですが、
御社の〇〇〇事業の〇〇〇と合わせると、お互いにメリットがあるかと思いメールしました。
おそらく、〇〇〇〇のようなメリットがあると思います。
つきましては、御社にお伺いして詳細をお伝えしたいのですが、
〇月〇日 〇時~〇時
〇月〇日 〇時~〇時
〇月〇日 〇時~〇時
では、ご都合いかがでしょうか?
お時間は1時間もかからないと思います。
もし、上記日程でご都合悪いようでしたら、調整いたします。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
追伸:
試算段階の話ですが、〇%くらいは御社の売上がアップするかもしれません。
※お会いしてお話しないと断定的なことは言えませんが。
いずれにせよ、双方メリットがあるとは思います。
まだ他社には言ってません。まずは〇〇様にお話したいと思って。
けっこう「追伸」が大事なのがわかりますよね。
追伸があることで、血の通ったメールになります。
「双方にメリットがある」という書くと、業務提携の感じがでて、すんなりアポがとれます(^^)
ついでに、ダメなメールの例文
ついでに、ダメなメールの例文も紹介します。
下記のメールは、売り込みに見えるのでほとんどアポがとれません。
件名:ご訪問のお願い
株式会社〇〇〇
ご担当者様
はじめまして、△△△株式会社の△△と申します。
このたびは、弊社新商品「△△△」のご案内でメールさせていただきました。
弊社新商品の「△△△」は、
・業界初の△△サービス
・高品質で低価格を実現
・返金保証付き
というメリットがあります。
ぜひとも御社に一度ご挨拶に伺わせていただき、弊社のご案内をさせていただきたく存じます。
〇月〇日 〇時~〇時
〇月〇日 〇時~〇時
〇月〇日 〇時~〇時
では、ご都合いかがでしょうか?
もし、上記日程でご都合悪いようでしたら、調整いたします。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
売り込み強すぎますよね(^^;
でも、こういうメールを送っている営業マンがほとんどなんです。
特に、「挨拶に伺いたい」は絶対NGです。
相手も忙しいので、挨拶してるほどヒマじゃありません。
最強の営業のアポメールはお客さんを紹介すること【川上に立つ】
私の人脈で御社のお客さんになりそうな人がいます。
つきましては、一度お伺いして御社のサービスを聞きたいのですが、よろしいでしょうか?
最強の営業アポメールはこれですね。
相手企業に「お客さんを紹介できるかも」とメールすればOK。
ぶっちゃけ、僕はこの方法でアポを取りまくりました。
※239社を新規開拓したのは、この方法です。
あなたの人脈を欲しがってる企業がたくさんある
営業マンの最大の強みは、人脈が多いこと。
多くの企業が、あなたの人脈を紹介してほしいと思ってますよ。
なので、アポを取りたい企業に「お客さんを紹介できるかも」とメールすると、すんなりアポが取れます。
営業の基本は常に川上に立つこと
営業の基本は、常に川上に立つことですよね。
見込み客より優位な立場であれば、簡単にアポが取れます。
下手(したて)に出るとアポが取れません。
「お客さんを紹介できるかも」というのは、川上をとってるのでアポが取れます。
僕はWebを使って川上に立ちました
僕がやってたのは、Webサイトを使って川上に立つ方法。
開拓したい企業が欲しがる人をサイトで集客して、紹介を欲しがらせてアポをとってました。
具体的なノウハウは、「Webを使った営業の完全講義」にまとめてます。
無料で、Webを使った新規開拓のノウハウをすべて公開してます。
※一部有料部分がありますが、本気になるまで買わないでください。
まとめ【営業のアポはメールでとれます】
この記事をまとめます。
- メールで営業のアポをとるコツ10選を実践すれば、アポとれます
- みんながやってないやり方じゃないとアポは取れない
- 僕がアポをとってたメールの例文を参考にどうぞ
- 「お客さんを紹介できるかも」というメールが最強
- 営業の基本は川上に立つこと【川上からメールすればアポとれる】
メールでガンガン新規開拓したい人は、さっそくやってみてください。
行動すれば必ず変わりますよ。
ちなみに、アポが取れる営業メールの件名の詳細は、
営業メールで新規開拓できる件名【メアドがわからなくてもアポ取れる】にもまとめてます。
ちなみに、僕がやって239社を新規開拓したノウハウは、「Webを使った営業の完全講義」にまとめてます。
営業にWebを活用したら、アポ取得率10〜20%で239社を新規開拓できました。
無料ですべてのノウハウを公開してるので、営業にWebを活かしたい人はどうぞ。
あなたの営業活動の参考になればうれしいです。