なんかググると「第二新卒は転職のチャンス!」みたいに出てくるけど、本当なのかな?
今の会社を辞めたいけど、本当に転職できるのか不安…
どうしたら転職に成功できるかな?
あと、できるだけ転職活動を簡単にする方法はあるの?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 第二新卒の転職は簡単じゃないとわかる
- 第二新卒の転職に成功するコツがわかる
- 第二新卒の転職で簡単にするコツがわかる
僕、佐藤誠一は「全国職業相談センター」というサイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
第二新卒の人からの相談も多く、僕がアドバイスして転職に成功した人も多いです。
結論、第二新卒の転職は簡単ではありません。
なぜなら、即戦力の人材じゃないから。
転職では基本、即戦力人材が優先して採用されます。
第二新卒の採用は、企業にとっては投資です。
なので、即戦力人材と並べられたら不利です。
でも、そんな第二新卒でも転職に成功する方法はあるので、解説していきますね。
転職活動を簡単にするコツもまとめたので、参考にどうぞ。
この記事を読むことで、あなたに合う仕事に転職できると思います。
目次
第二新卒の転職は簡単じゃない3つの理由
結論、下記の3つの理由で、第二新卒の転職は簡単ではありません。
- 即戦力人材じゃないから
- コロナ不況だから
- 「すぐやめる人」に見えるから
1つずつ解説しますね。
①即戦力人材じゃないから
第二新卒は即戦力人材じゃないので、転職に不利です。
なんせ社会人経験が短いですからね。
冒頭でもお伝えしましたが、ベテランの中途採用組と比較されたら弱いです。
②コロナ不況だから
正直いって、第二新卒の転職は不況に弱いです。
なぜなら、第二新卒の採用=未来への投資だから。
会社としてすぐに利益を出したいなら、即戦力人材を採用した方がいいですよね。
第二新卒は将来性に期待して採用するので、採用した当初は会社にとって赤字です。
何年かかけて人材育成して、後で回収するイメージですね。
不況になると企業は未来への投資に消極的になるので、第二新卒の採用を控えるようになります。
コロナによる有効求人倍率の低下で第二新卒が不利になった
上記は厚生労働省が発表している有効求人倍率ですが、コロナ発生から下がり始めています。
企業が人材の採用を控えている証拠でして、前述のとおり即戦力じゃない第二新卒は不利といえますね。
※ただし、ゆるやかに回復してるように見えるので、今後は大丈夫かも。
③「すぐやめる人」に見えるから
第二新卒=3年未満の退職なので、どうしても「すぐやめる人」に見えて不利です。
一般的に第二新卒とは、25歳までのこと。
例えば大卒22歳で就職した人なら、3年未満でやめることを意味しますよね。
企業は「すぐやめる人」の採用を嫌がります。
なぜなら、人を採用するのにもお金がかかるから。
- 人事の人の給料
- 求人広告費
- 転職エージェントに払う費用
など、人材の採用はタダではありません。
せっかくお金をかけて採用したのにすぐ辞められては、お金をドブに捨てるようなものです。
第二新卒は「会社をすぐ辞めた人」という事実がつきまとうので、少し不利になります。
第二新卒の転職に成功するコツ【失敗しないためにも】
じゃあ第二新卒で転職するのは難しいの?
大丈夫、コツさえ押さえれば第二新卒でも転職に成功できます。
事実、第二新卒で転職に成功してる人はたくさんいるから。
具体的に、転職に成功するコツは下記の7つです。
- 退職理由はポジティブに伝える
- 短期退職の反省を伝える
- 最低限のビジネススキルがあることをアピール
- 前職で身につけたスキルをアピール
- 仕事を続けながら転職活動する
- 向いてる仕事を選ぶ
- 応募企業でどうなりたいかが明確
詳しくは、第二新卒が転職に成功するコツ7選【事例や成功率を上げる方法も解説】にまとめたので参考にどうぞ。
失敗しない転職活動の手順
転職に失敗しない最大のコツは、転職活動の手順を間違えないことです。
NGなのは、いきなり求人を探すこと。
方向性も定まってないのに求人を見ても、ミスマッチを生むだけです。
結論、まずは自己分析からやりましょう。
あなた自身のことをわかってから求人情報を見た方が、ミスマッチを防げるから。
失敗しない転職活動の手順は、【失敗を防ぐ】転職活動の始め方を5つの手順で解説【楽しい人生へ】にまとめてます。
第二新卒の転職活動を簡単にする3つのコツ
結論、下記の3つを実行すると、転職活動を簡単にできますよ。
- 同業界・同職種を狙う
- 転職エージェントを使う
- スキルを身につけてから転職活動する
こちらも1つずつ解説しますね。
①同業界・同職種を狙う
希望に合えばですが、同業界・同業種を狙うと簡単です。
即戦力人材っぽく見えて、採用されやすいから。
具体的にはこんな感じ。
- IT企業のプログラマー→IT企業のプログラマー
- 不動産営業→不動産営業
- 建設会社の経理→建設会社の経理
これなら即戦力人材に見えますよね。
【ただし】転職理由が必要
同業界・同業種への転職は、説得力のある転職理由が必要です。
なぜなら、同業界・同業種なら転職する必要がないから。
転職理由は、ネガティブに伝えるのはNGです。
やる気を感じないから。
NG事例は下記のとおり。
- 給料が安いから
- 残業が多いから
- 人間関係が嫌だったから
結論、転職理由はポジティブに変換しましょう。
- 御社のようにもっと大きい会社でキャリアを積みたいから
- 御社で扱う◯◯◯の仕事をしたいから
- 御社のキャリアプランに惹かれたから
第二新卒の転職理由の作り方は、【例文あり】第二新卒の転職理由の型8ステップ【面接を攻略しよう】を参考にどうぞ。
②転職エージェントを使う
なぜなら、プロが転職活動を代行してくれるから。
無料で下記もやってくれますよ。
- 自己分析
- 求人選び
- 履歴書の内容を考えてくれる
- 面接の台本を考えてくれる
ぶっちゃけ、だいぶ楽です。
という人には良いですね。
まずは色々と会社を見てみると良いかなと。
会社によって雰囲気も違うので、紹介されつつ、社内の採用担当者と話しつつ決めていけばOK。
第二新卒に強い転職エージェントは、20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】にまとめてます。
③スキルを身につけてから転職活動する
スキルを身につける=即戦力人材になれて、採用されやすいから。
具体的には、下記のような仕事は事前にスキルを身につけられます。
- プログラマー:プログラミングスクールで勉強
- CADオペレーター:CADスクールで勉強
- 宅地建物取引士:先に資格を取得する
ちなみに、おすすめのプログラミングスクールは、【無料あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】にまとめてます。
無料体験があるので、まずは触れてみてから考えればいいかなと。
CADオペレーターは、ヒューマンアカデミーなどのスクールで事前学習できます。
宅地建物取引士は、資格スクール大栄などで取得できます。
手に職をつけたい人は、先にスキルを身につけてから転職するのもアリかと。
まとめ【第二新卒の転職は簡単じゃないけど、コツを押さえれば大丈夫】
ということで、本気で転職したいなら、さっそく今日から転職活動を始めてみましょう。
行動しないと、何も変わらないので。
急いで行動した方がいい理由は、求人は流動的だから。
あなたに合う求人が、来週にはなくなってることもあります。
当たり前ですが、良い求人ほど他の人に取られていくし、今も誰かに取られてますよ。
本来は転職できたはずの会社を逃すのは、けっこうな損失かと。
なので、まずは行動して、行動しながら考えましょう。
具体的な転職活動の手順は、【失敗を防ぐ】転職活動の始め方を5つの手順で解説【楽しい人生へ】にまとめてます。
第二新卒の転職活動をできるだけ簡単にするコツは、下記の3つです。
- 同業界・同職種を狙う
- 転職エージェントを使う
- スキルを身につけてから転職活動する
第二新卒に強い転職エージェントは無料登録できます。
いくつか求人を見せてもらって、興味がある求人があれば応募してみましょう。
参考:20代の未経験者におすすめの転職エージェント3選【失敗しないコツ】
事前にスキルを身につけられるのは、例えば下記の3つ。
- プログラマー:【無料あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】
- CADオペレーター:ヒューマンアカデミーのCADコース
- 宅地建物取引士:資格スクール大栄の宅地建物取引士コース
あとは行動あるのみ。
まずは今日から一歩を踏み出してみましょう( ̄^ ̄)ゞ