今の仕事はきついし、公務員って楽そうだし安定してそうだし、興味あるなぁ。
でも、そもそも応募できなかったらどうしよう…
あと、公務員試験の勉強とか大変そうだよなぁ…
公務員を目指すデメリットも知っておきたい。
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 30代でも公務員に転職できるとわかる
- 30代で公務員に転職できるコツがわかる
- 公務員を目指すデメリットがわかる
僕、佐藤誠一は元公務員です。
公務員試験の予備校に通って勉強してましたが、普通に30代の人もいましたよ。
結論、30代でも公務員に転職することは可能です。
ただし、勉強はかなり覚悟してください。
30代だと、働きながら勉強しないといけないので。
※詳細は後述します。
ちなみに僕は、公務員は1年半で辞めてます。
あまりにキツすぎたから。
個人的には、公務員はあまり良い転職先じゃないと思います。
現在は在宅フリーランスのWebライターでして、年収は750万円くらい。
公務員時代よりはるかに楽で安定してるので、公務員を辞めてよかったです。
公務員を目指すデメリットも解説するので、将来設計の参考にどうぞ。
この記事を読むことで、あなたも今より楽で安定した人生になりますよ。
目次
30代でも公務員に転職できる
結論、30代でも公務員に転職できます。
なぜなら、30代でも募集できる公務員職種があるから。
地方公務員と国家公務員でちょっと違うので、解説していきます。
地方公務員は59歳まで応募できる
地方公務員の主な募集枠は、下記の2つ。
- 一般募集枠:年齢制限あり。自治体によっては30代後半だとムリ。
- 社会人経験者採用枠:基本、59歳まで応募できる。
結論、「社会人経験者採用枠」がおすすめ。
条件は各自治体で違うので、詳しくは応募する自治体の採用ページを見てみてください
社会人経験者採用枠のおおまかな条件は、下記のとおりです。
- 民間の職務経験5年以上
- 技術職の募集が多い(例:土木の経験者)
ただし、社会人経験者採用枠は応募が殺到するので高倍率です。
自治体によっては、倍率20倍を超えるので心してかかりましょう。
30代半ばまで募集してる自治体
上記で紹介した「一般募集枠」になりますが、下記の自治体は30代半ばまで募集してます。
※「行政職」という募集枠です。
年度によって変わることもあるので、詳しくは各自治体のホームページで確認してください。
警察官も30代で応募できる
下記の警察職も、30代で応募できます。
※公安系は人気がないんでしょうね。
- 警視庁
- 警察官
- 警察の通訳
- 警察の鑑識
- 警察の交通技術
こちらも各都道府県の採用サイトを確認してください。
国家公務員も30代で転職できる
国家公務員で、30代で応募できる職種は下記のとおり。
- 法務省専門職員採用の法務教官
- 一般職の高卒程度試験の社会人試験
- 刑務官
- 入国警備官
- 皇宮護衛官
40歳くらいまで大丈夫ですが、詳しくは人事院のサイトで確認してください。
臨時職員→正職員へ登用する方法もアリ
とりあえず臨時職員(非正規)で転職して、経験を積んでから内部の登用試験に合格して、正職員になる方法もあります。
ただし、正職員への登用は倍率が高く、けっこう勉強が必要。
割と狭き門なので、よほどの理由がない限りは、いきなり正職員に応募した方がいいかと。
最終学歴が高卒でも30代で公務員に転職が可能
公務員は学歴差別がないからです。
募集が「高卒程度」となっている募集枠ならOK。
前職期間とかも見られないので、この辺は民間企業より公平です。
【ただし】30代で公務員に転職すると1回給料が下がる
民間の転職と一緒で、転職してすぐはちょっと給料が安いから。
だいたい20~30%ダウンからスタートします。
生活費がカツカツの人は要注意。
この辺は、公務員に転職すると給料が下がる【時給換算すると給料安いので要注意】にまとめてます。
30代で公務員に転職するコツ【働きながら勉強すべし】
無事に公務員に転職するコツを知りたい。
結論、30代で公務員を目指すなら、働きながら公務員試験の勉強をしてください。
なぜなら、辞めてしまうと再就職が困難だから。
もし公務員試験に合格しなかった場合、年齢が理由で転職が困難になってしまいます。
かなり苦行ですが、働きながら勉強しましょう。
【地獄】1日8時間は勉強してください
結論、1日8時間は勉強してください。
これくらい勉強しないと、合格できないから。
事実、僕も1日8時間の勉強を1年継続したら、公務員になれました。
公務員試験の概要は下記のとおり。
- 一次試験:教養試験、論文
- 二次試験:面接
ぶっちゃけ、一次試験の「教養試験」のウェイトが9割です。
なぜなら、勉強の時間がかかるし、配点も一番高いから。
教養試験で合格ラインの点数を獲得するには、1日8時間の勉強を1年継続が必要。
詳しくは、働きながら公務員試験の勉強をして転職は可能【ただし1日8時間です】にまとめてます。
30代で公務員を目指すデメリット【本当に転職すべきか】
普通にムリなんですけど…
やっぱり公務員を目指すのはキツいかなぁ…
公務員を目指すデメリットとかあるの?
冒頭でもお伝えしたとおり、僕は1年半で公務員を辞めてます。
理由は、けっこうきつい仕事だったから。
あまりにキツすぎて、逃げるように辞めました。
辞めた今だから冷静にわかる「公務員のデメリット」もあるので、解説していきますね。
公務員は手に職がつかないから安定しない
公務員は「手に職」じゃないから。
例えば、30代で公務員になったけど、40代くらいで職場の人間関係が辛くなって辞めたとしましょう。
そしたら、もう民間への転職は困難ですよ。
だって、民間で通用するスキルが何もないから。
また公務員を目指すにも、年齢制限で応募できる職種は激減してます。
そして、常に人間関係のリスクはついてまわります。
結論、今は時代的に、手に職をつけた方が安定しますよ。
手に職があれば、会社が倒産してもすぐまた転職できるから。
参考:【元公務員が断言】公務員は安定してない【手に職をつけるのが安定】
激務でブラックの公務員を目指しますか?
悲報ですが、公務員は割とブラックです。
Twitterを見ると真実がわかるから。
ブラック公務員時代、30連勤なんてこともあり、疲弊し切っていた。
そんな中、不動産投資が軌道にのり、退職。今は好きなことを仕事に出来ている。
時には、公務員次代と同じぐらい働く月もあるが、疲弊感ではなく、充実感が残る。
私は、不動産で人生が変わりました。今は多くの人に広めてます🥰
— くらぷー@防大卒社長 (@tikyuu57) November 9, 2020
収入が働いてるさきの一つだけじゃ心配で。
公務員て予想以上に激務だしルールに縛られてるし、その上残業代出ない…(これは私の話か)かなりブラック転職して思ったから。体の不調より心の不調が多いのわかる。
今から別の出口を探そうと思って始めました。
— はるか@公務員&FP (@assetoutput) November 10, 2020
公務員の厚遇天国なんて言葉がトレンドに入ってるの見ると、本当に公務員辞めてホワイト企業に入って良かったと思う。公務員にも色々あるけど俺がいたところは本当にクソブラックだった。
— めておあ (@Meteor_Raven) November 12, 2020
官僚さんは基本エリートだし、かなり優秀な人が多いでしょうね。
それが、時給換算するとかなり安い労働力となる。
安定性があろうとも、ブラックすぎる労働環境では、今後は脱公務員の動きも来るんじゃないかなって思ったりもしています。 https://t.co/xHCFkwNMDu— けんじ(トーラム名 村人B) (@Kendi_zipressen) November 14, 2020
民間企業で、終業間際に、明日までにお願いね、と明らかに終業までに終わらない業務指示をしたらパワハラになるかもしれない世の中で、国会質疑とかの答弁書作成で夜通しになる国家公務員はブラックだわなぁ。。
— 爺(爺3号) (@teiboutaskforce) November 9, 2020
僕もブラックな体験をしておりまして、時給換算すると400円台/hでした。
最低賃金を割ってます(笑)
この辺のブラックっぷりは、【元公務員が語る】公務員がつまらない理由5選【向いてない人の特徴】をどうぞ。
【提案】公務員試験の勉強をするなら手に職をつけた方がいい
個人的には、公務員を目指すなら手に職をつけた方がいいかと。
1日8時間も勉強するなら、手に職がつくスキルを勉強して、楽に安定して稼げるから。
具体的には、下記のようなスキルを身につけて、在宅フリーランスとか稼げますよ。
- プログラミング
- Webライター
- Webマーケティング
- 動画編集
プログラミングは、プログラミングスクールに通えばOK。
無料体験があるので、相性を見てから判断できます。
参考:【厳選】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】
Webライターは、僕が作ったWebライターの教科書「Webライターの完全講義」で無料で勉強できます。
※一部有料部分がありますが、本気の人しか買わないでください。
Webマーケティングは、ブログやYoutubeを副業で始めればOK。
動画編集は独学できます。
今日から自宅で手に職をつけられて、楽に安定して稼げる人生になりますよ。
【体験談】手に職をつけたら公務員より楽で安定した
現在の僕は在宅フリーランスのWebライターでして、公務員より楽に安定して稼げてます。
- 通勤なし
- 職場の人間関係なし
- 毎日家かカフェでパソコン作業
- 休憩や休日は自由
- 起きる時間も寝る時間も自由
- 年収750万円くらい
って感じでして、公務員時代より圧倒的に楽です。
もちろん、スキルが身につくまでは苦労しましたが、1日8時間の公務員試験の勉強よりは楽でしたよ。
仕事の依頼も多く、受けきれなくて断ってるくらいです。
メンタルも安定してるので、公務員より1000倍いいですね。
結論、手に職がつくとこんなライフスタイルになるので、こっちがいい人は手に職をつけましょう。
※未経験から可能です。
参考:年収750万円Webライターの1日【1日3時間で月収20万円を稼ぐ方法】
【重要】なぜ公務員になりたいか深掘りしてみてください
てことで、改めて「なぜ公務員になりたいのか」を考えてみてください。
公務員じゃなくても、あなたの希望は叶うかもしれないから。
例えばこんな感じ。
- 安定してそう→手に職をつければいい
- 楽そう→手に職をつければいい
- 土日祝休みの仕事がいい→公務員じゃなくてもいい
- 定時に帰りたい→そもそも在宅で働けばいい
- 充実した福利厚生がほしい→民間でもできる
- 子育てと両立できる仕事がいい→在宅ワークでいい
- どうしても警察官になりたい→公務員になるしかない
「公務員でなければいけない理由」がないなら、公務員を目指すのはコスパ悪すぎです。
30代の貴重な時間を無駄にしないよう、真剣に考えてみましょう。
民間でいいなら普通に転職活動しましょう
という人は、普通に民間に転職でもいいんじゃないですかね?
今から公務員試験の勉強を始めるより、はるかに楽に希望が叶うから。
あなたの希望に合う会社を、転職エージェントとかに紹介してもらえばいいかと。
無料で相談できるし、紹介される求人を見てから転職エージェントを利用するか決めてOKです。
※メール1本ですぐ相談をやめられます。
30代の転職に強い転職エージェントは、30代におすすめの転職エージェント3選【失敗したらフリーランスへ】にまとめたのでどうぞ。
まとめ【30代で公務員に転職するのはデメリットもある。慎重に】
この記事をまとめます。
- 30代で公務員に転職は可能
- 地方公務員の社会人経験者採用枠は59歳まで応募可能
- ただし、働きながら1日8時間の勉強が必要
- 公務員は手に職つかないし、ブラックなので慎重に
- 今の時代は、手に職をつける方が公務員より楽で安定
結論、本当に公務員を目指すべきか、真剣に考えてみましょう。
公務員を目指すなら、1日8時間の勉強を1年継続しないといけません。
本気なら、今すぐ公務員の勉強を始めましょう。
でも、そんな勉強する時間があるなら、手に職をつけるために勉強した方が人生は安泰かと。
今の時代は在宅フリーランスで稼げる仕事も多いので、毎日家でのんきに安定して稼げますよ。
想像してみてください。
あなたが毎日パジャマで、コーヒーを飲みながら家で働く姿を。
手に職をつける勉強を始めれば、こんなのんきなライフスタイルが手に入ります。
30代は人生を決める大事な時期なので、ここで判断を誤ると人生単位で後悔しますよ。
本気で人生を変えたいなら、今日からできることを始めてみましょう。
- プログラミング
- Webライター
- Webマーケティング
- 動画編集
プログラミングは、プログラミングスクールに通うと短期間でスキルが身につきます。
無料体験があるので、興味あればまずは相性を見てから。
参考:【厳選】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれます】
Webライターは、僕が作ったWebライターの教科書「Webライターの完全講義」で無料で勉強できます。
※一部有料部分がありますが、本気の人しか買わないでください。
「なぜ公務員になりたいのか」を考えた結果、公務員じゃなくてもいいなら普通に転職したらいいかなと。
30代に強い転職エージェントに相談して、あなたの希望にあう会社を紹介してもらいましょう。
無料なので、相談しながら判断すればOKです。
参考:30代におすすめの転職エージェント3選【失敗したらフリーランスへ】
今一度、「本当に公務員じゃなきゃいけないのか?」を考えてみてください。
考えが決まったら、行動あるのみです。